欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2012/7/20

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車販売、6月は10%増

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)がこのほど発表した2012年6月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は27万2,125台となり、前年同月から10%増加した。1~6月の累計販売台数は前年同期比14%増の141万3,7 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)がこのほど発表した2012年6月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は27万2,125台となり、前年同月から10%増加した。1~6月の累計販売台数は前年同期比14%増の141万3,769台だった。

\

6月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比18%減の4万5,032台で首位。2位以下は、シボレーが15%増の2万746台、ルノーが31%増の1万9,859台、起亜自動車が19%増の1万7,307台、現代自動車が1%減の1万6,097台で上位に入った。

\

車種別では、ラーダ「カリーナ」が前年同月比5%減の1万2,616台で首位。ラーダ「プリオラ」(23%減の1万522台)、現代自「ソラリス」(12%減の9,515台)、フォード「フォーカス」(3%減の8,862台)、ラーダ「グランタ」(8,597台)が続いた。(次頁の表参照)

\

AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長代行は、6月の販売台数が単月としては08年7月以来最多となったと指摘する一方で、「販売の伸びは鈍化傾向が続いており、下期には多少の調整が見られると予想しているが、通年の販売予想である280万台を達成できるだろう」と述べた。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |