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2012/7/20

一般・技術・その他 (旧)

セアト、バルセロナで電気自動車の公道走行試験

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車大手であるセアトはスペインのバルセロナ市の協力を得て、「アルテア XL」の電気自動車1台と「レオン」のプラグインガソリンハイブリッド車2台のプロトタイプを使って6カ月の公道 […]

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車大手であるセアトはスペインのバルセロナ市の協力を得て、「アルテア XL」の電気自動車1台と「レオン」のプラグインガソリンハイブリッド車2台のプロトタイプを使って6カ月の公道走行試験を実施している。5月半ばにバルセロナ市に3台を提供した。量産化を前に、公道走行試験などを通してデータを収集しパフォーマンス調整に役立てる。

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「アルテア XL」の電気自動車は、航続距離が135kmで、出力は115hp/85kW、エンジントルクは270Nm、最高速度は時速135km。ルーフトップにソーラーパネルを装備し、空調用の電力を供給できるようになっている。

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「レオン」のプラグインハイブリッド車は、電気モーター単独での航続距離が52km、最高速度は時速120km。ガソリンエンジンと電気モーターを合わせた場合の燃費は走行100km当たり1.7リットル、二酸化炭素(CO2)排出量は走行1km当たり39グラム、最高速度は時速170kmという。

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