米自動車大手のフォード・モーター とロシア同業ソレルスの合弁会社フォード・ソレルスは2日、タタルスタン共和国のナーベレジヌイェ・チェルヌイ工場でフォードの小型クロスオーバーSUV「エコスポーツ」の生産を開始したと発表した。同工場の生産能力は年11万5,000台。来年には「フィエスタ」の生産も開始する。これにより、フォード・ソレルスがロシアで生産するフォード車は2015年に計11モデルとなる。
フォード・ソレルスはタタルスタン共和国のエラブガとロシアのフセヴォロシュスク(サンクトペテルブルク近郊)にも工場を持つ。「エコスポーツ」では、現地サプライヤーから約30の部品を調達しているという。
2015年にはエラブガ工場でエンジン生産も開始する予定。