英高級車メーカーのベントレーは4日、英国中部のクルーにある本拠地に4,000万ポンドを投じて研究開発(R&D)センターを新設すると発表した。
新R&Dセンターの床面積は4万5,000平方メートルで、スタイリングスタジオ、R&Dオフィス、テクニカルワークショップを備える。来年初頭から稼働を開始し、2016年に投入する超高級SUVの開発作業などを手がけることになっている。
ベントルーはまた、エンジニアリング、生産、品質、セールス&マーケティングで計300人を新たに雇用することを明らかにした。同社は販売好調を受けて過去1年半で650人の増員を発表している。ベントレーの販売台数は昨年に過去最高となる1万120台を記録。今年は昨年を上回る見通しだ。
オズボーン英財務相は、「ベントレーは世界中に輸出されている英国のアイコンブランドだ。そのベントレーが新たな雇用を創出することは英国とクルーにとって素晴らしいニュースだ」と語った。