スウェーデンのベアリング大手SKFは4月22日、インドネシア・ジャカルタ工場に新生産ラインを開設したと発表した。単列深溝玉軸受と複列アンギュラ玉軸受を生産する。
同社はまた、ホンダの「ジャズ」向けにホイールハブベアリングユニットを供給する契約を結んだと明らかにした。契約期間は2017年までで、今年下期から供給を開始する。
SKFのオートモーティブマーケット部門の責任者を務めるルムニエール氏は、「設備稼働率を向上させる製造工程とシステムの開発は効率、ひいては収益性を改善するためのカギとなる。今回の投資が我が社と顧客の双方に価値をもたらすものであることは喜ばしい。現地で生産された製品と顧客サービス、専門知識によって顧客により大きなメリットを提供できると確信している」と語った。