欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2015/4/30

企業情報 - 部品メーカー

SSAB、1-3月期は大幅増収増益・フィンランド同業の経営統合が寄与

この記事の要約

スウェーデンの鉄鋼大手SSABが4月27日発表した2015年1-3月期決算は、売上高が前年同期比62%増の154億6,800万クローナとなった。フィンランドの同業ラウタルーキとの経営統合が大幅増収に貢献した。営業利益は5 […]

スウェーデンの鉄鋼大手SSABが4月27日発表した2015年1-3月期決算は、売上高が前年同期比62%増の154億6,800万クローナとなった。フィンランドの同業ラウタルーキとの経営統合が大幅増収に貢献した。営業利益は5億6,400万クローナで、前年同期から5億3,800万クローナ増えた。税引き後利益は3億1,400万クローナと、前年同期の4,900万クローナの赤字から黒字に転換した。

事業別売上高は、SSABスペシャルスチールが36億2,000万クローナ、SSABヨーロッパが68億3,500万クローナ、SSABアメリカが35億800万クローナ、Tibnorが20億7,500万クローナ、ルーキ・コンストラクションが11億4,700万クローナだった。

4-6月期の見通しについてSSABは、北米市場は高い在庫水準が鉄鋼価格の圧力となっているものの、エンドカスタマーの基本的な需要は好調だと指摘。欧州でも安定した需要が見込まれる一方、中国での需要は引き続き弱含むとし、全体としては1-3月期と同様の出荷量が見込まれるとの見方を示した。

企業情報 - 部品メーカー
クローズアップ
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |