韓国の現代自動車では4月1日付で、車両試験および高性能技術開発の責任者にアルベルト・ビーアマン氏が就任した。ビーアマン氏は、独高級車大手BMWの子会社で高性能スポーツモデルの開発などを事業とするBMW M GmbHで、Mモデル開発やBMWの個別ニーズに対応したエンジニアリング事業を統括するバイスプレジデントを務めた経歴を持つ。
ビーアマン氏は韓国の南陽にある研究開発(R&D)センターに勤務し、現代および起亜ブランドの高性能モデルの開発を主導するほか、振動・騒音の低減、乗り心地、ハンドリング、安全性、信頼性に関するエンジニアリングプロジェクトなどを監督する予定。
現代自動車は世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているほか、2014年初めにはドイツのニュルブルクリンクに新たな欧州試験センターを開設した。