欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2010/4/23

総合 – 自動車産業ニュース

ライプチヒ国際自動車見本市、来場者12%増加

この記事の要約

ライプチヒ国際自動車見本市(AMI)が10~18日の期間で開催された。自動車産業をめぐる厳しい環境を反映し出展企業は前年より28社少ない465社にとどまったものの、来場者数は前年を12%上回る28万2,000人に回復した […]

ライプチヒ国際自動車見本市(AMI)が10~18日の期間で開催された。自動車産業をめぐる厳しい環境を反映し出展企業は前年より28社少ない465社にとどまったものの、来場者数は前年を12%上回る28万2,000人に回復した。また、並行して開催された修理サービス展(AMITEC)と車載ネットワーク・通信システム展(AMICOM)も好評で、主催者のライプチヒ見本市会社は満足感を示した。

\

昨年のAMIは金融・経済危機に端を発する自動車販売市場の低迷で、来場者数は過去最高となった08年(29万3,000人)を4万人下回ったほか、大手自動車メーカーが相次いで参加をキャンセルした。このため、ライプチヒ見本市会社は、今年から隔年開催に変更した。ただ、AMITECとAMICOMについては従来通り毎年開催するとしている。

\

今年の見本市では、「エレクトロモビリティー」と「環境技術」に大きな関心が集まった。仏ルノーと独エネルギー大手のRWEは共同開発した電気自動車を展示したほか、仏シトロエンはe8energyと電気自動車の開発で合意、AMIで調印した。

\
企業情報 - 自動車メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |