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2010/5/14

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタルなど、商用車用HEV電池の量産化で協力

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルとZFフリードリヒスハーフェン、独製造設備メーカーads-tecの3社は10日、商用車用ハイブリッドシステムに使用するリチウムイオン電池の量産に関するプロジェクトで協力すると発表した。\ […]

独自動車部品大手のコンティネンタルとZFフリードリヒスハーフェン、独製造設備メーカーads-tecの3社は10日、商用車用ハイブリッドシステムに使用するリチウムイオン電池の量産に関するプロジェクトで協力すると発表した。

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3社が参加するのは連邦教育研究省(BMBF)が助成する「Future goes Electric(FUEL)」プロジェクト。FUELでは、バッテリーの製造技術を研究し、トラックやバスに搭載するリチウムイオン電池の製造にその成果を生かすことを目標とする。

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同プロジェクトでは、さまざまなモデルに搭載できる柔軟性の高いバッテリーを開発する計画で、軽商用車では出力60kWのバッテリーを、バス向けには2ユニット(計120kW)のバッテリーを搭載する方針。

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同プロジェクトは期限を2011年夏までとし、研究成果はその後の研究開発でさらに発展させ、最終的にはドイツの商用車用バッテリー向けに実用化することを目指す。

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同プロジェクトの中でZFは、バッテリーのハイブリッドシステムのへの統合を担当、部品やシステムの耐久テストなども行う。コンティネンタルは、バッテリー部品の開発や製造システムに合わせた製品デザインの調整などを担当。ads-tecは生産設備および試験装置の自動化技術を研究する。

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