欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2010/8/6

企業情報 - 自動車メーカー

独MAN、黒字に転換

この記事の要約

商用車・機械大手の独MAN(ミュンヘン)が7月29日発表した2010年4‐6月期決算の営業利益は前年同期比で2.3倍の2億7,600万ユーロに拡大し、黒字に転換した。景気回復にともない商用車需要が上向いてきたことが追い風 […]

商用車・機械大手の独MAN(ミュンヘン)が7月29日発表した2010年4‐6月期決算の営業利益は前年同期比で2.3倍の2億7,600万ユーロに拡大し、黒字に転換した。景気回復にともない商用車需要が上向いてきたことが追い風となった。また、筆頭株主のフォルクスワーゲン(VW)から09年初めに買収したブラジルの商用車事業が好調に推移し、収益に大きく貢献した。新規受注高は64%増の37億4,500万ユーロ、売上高も16%増の36億1,200万ユーロにそれぞれ拡大した。

\

部門別売上高はMANラテンアメリカが110%増の8億1,600万ユーロに急増したほか、主力のMANヌッツファールツオィゲが12%増の18億3,400万ユーロに拡大した。一方、MANディーゼル&ターボは7%減の8億9,400万ユーロと苦戦した。

\

新規受注高はラテンアメリカが110%増の8億1,600万ユーロ(売上高と同額)を確保し、絶好調。ヌッツファールツォイゲは51%増の19億6,100万ユーロ、ディーゼル&ターボも41%増の7億3,500万ユーロとした。

\

2010年通期見通しについては、10%以上の売上成長を見込んでいる。

\
企業情報 - 自動車メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |