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2010/5/28

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マン・ウント・フンメル

この記事の要約

ドイツの自動車・産業用フィルターメーカー。本社はシュツットガルト近郊のルードヴィヒスブルク。世界41カ国に拠点を持つ。従業員数は約1万1,800人。2009年の売上高は約16億7,000万ユーロ。2013年までに売上高で […]

ドイツの自動車・産業用フィルターメーカー。本社はシュツットガルト近郊のルードヴィヒスブルク。世界41カ国に拠点を持つ。従業員数は約1万1,800人。2009年の売上高は約16億7,000万ユーロ。2013年までに売上高で20億ユーロの達成を目指す。

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同社は自動車産業向けに、エアフィルター、インテークマニホールドシステム、リキッドフィルター、キャビンフィルター、樹脂製シリンダーヘッドカバーのほか、保守・修理用の部品を生産。機械・その他製造業向けには、産業用フィルター、ディーゼルエンジンの粒子状物質除去システム、浄水用メンブレンフィルターなどを製造している。

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創業は1941年。アドルフ・マン氏とエーリッヒ・フンメル氏が設立した。両氏は衣料メーカーBleyleを経営していたが、戦争の影響で製造停止を止む無くされたため、自動車部品メーカーのマーレからフィルター設備部門を買収し、Bleyleの従業員を投入して1941年に自動車用の繊維・フエルト製エアフィルターの生産を開始した。

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エアフィルターのほか1958年からは自動車用オイルフィルターの生産を開始、1980年代にはインテークマニホールドの開発を始めるなど製品の幅を広げていった。

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同社は自動車業界への依存度が高く、売上高の約90%を自動車関連が占める。今後は自動車事業も堅持しながら、非自動車事業を強化して収益バランスを改善していく方針だ。

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