2013/10/7

欧州ビジネスウオッチ

英テスコ、中国事業を華潤創業と統合

この記事の要約

英小売り最大手のテスコは2日、香港上場の中国政府系コングロマリット(複合企業)華潤創業と中国の小売り事業を統合し、合弁会社を設立することで合意したと発表した。合弁会社の出資比率は華潤が80%、テスコが20%。不振が続くテ […]

英小売り最大手のテスコは2日、香港上場の中国政府系コングロマリット(複合企業)華潤創業と中国の小売り事業を統合し、合弁会社を設立することで合意したと発表した。合弁会社の出資比率は華潤が80%、テスコが20%。不振が続くテスコの中国事業を華潤が事実上、吸収する形となる。

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合弁会社にはテスコが中国で展開する134店舗とショッピングモール事業と、華潤傘下のスーパーチェーン「華潤万家」の2,986店舗が移管される。テスコは株式20%取得のため、華潤に43億2,500万香港ドル(約5億5,800万米ドル)を支払う。5年後に出資比率を25%まで引き上げる権利を持つ。2014年上期の統合手続き完了を見込む。

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