欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/1/12

東欧・ロシア・その他

ポーランド最低賃金が上昇、1750ズロチへ

この記事の要約

ポーランド政府は年初から月額の最低賃金(税込み)を70ズロチ引き上げ、1,750ズロチ(1,660ユーロ)にした。昨年9月の決定に基づくもの。新卒者については一般最低賃金の80%(1,400ズロチ)とする。 最低賃金は、 […]

ポーランド政府は年初から月額の最低賃金(税込み)を70ズロチ引き上げ、1,750ズロチ(1,660ユーロ)にした。昨年9月の決定に基づくもの。新卒者については一般最低賃金の80%(1,400ズロチ)とする。

最低賃金は、政府が毎年6月15日までに翌年の金額を提案する。これを基に政労使代表者会議が交渉し、合意を探る。合意が得られない場合は政府が決定する。

最低賃金法によると、最低賃金額はインフレ率や国内総生産(GDP)の政府予測に基づき決定されることになっている。