新型コロナワクチンを5カ国に優先配分、加盟国が「連帯メカニズム」で合意
EU加盟国は1日に開いた大使級会合で、新型コロナウイルスワクチンの配分について協議し、感染状況などをもとに最もワクチンを必要としている5カ国に優先的に割り当てることで合意した。EUでは人口比に応じて各国にワクチンが供給さ […]
EU加盟国は1日に開いた大使級会合で、新型コロナウイルスワクチンの配分について協議し、感染状況などをもとに最もワクチンを必要としている5カ国に優先的に割り当てることで合意した。EUでは人口比に応じて各国にワクチンが供給さ […]
イタリア政府は3月31日、すべての医療従事者に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付ける緊急法令を閣議決定した。病院、介護施設での集団感染を防ぐのが狙い。医療従事者の接種義務化は欧州で初となる。 接種は医師、看護師のほ
欧州委員会は24日、EU域内で製造された新型コロナウイルス用ワクチンの輸出規制を強化すると発表した。EUでワクチンが不足し、接種が遅れていることを受けたもので、輸出制限の対象を広げる。同方針は25日に開かれたEU首脳会議
欧州医薬品庁(EMA)は26日、新たに域内の2つの工場で新型コロナウイルスワクチンを製造することを正式に承認した。域内でのワクチン供給量を増やし、遅れている接種を加速させる狙いがある。 承認されたのは、米ファイザーと共同
EUは22日開いた外相理事会で、中国の新疆ウイグル自治区で重大な人権侵害が続いているとして、中国政府当局者らへの制裁を決定し、同日発動した。対中制裁は天安門事件以来、約30年ぶり。EUは昨年末に中国と投資協定締結で基本合
ブリンケン米国務長官は23日、訪問先のブリュッセルでドイツのマース外相と会談し、ドイツとロシアを結ぶガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」に反対する意向を表明した。米国はエネルギー分野で欧州のロシア依存が高まることを
英政府は24日、EUと金融規制での協力を協議する「共同金融規制フォーラム」の設置に向けた覚書(MOU)について、大枠で合意したと発表した。同フォーラムはEUを離脱した英金融サービス事業者がEU金融市場にアクセスできるよう
欧州委員会は25日、有機農産物の生産と消費を促進し、2030年までにEU域内の農地面積の25%を有機農業にするとの目標を実現するための行動計画を発表した。消費者の信頼を得ながら有機農産物の需要を高めて域内での生産を増やし
欧州委員会は23日、眼鏡大手の仏エシロール・ルクソティカがオランダの眼鏡販売会社グランドビジョンを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。両社は欧州で展開している店舗の一部の売却を求められる。 エシロール・ルクソティ
ドイツのメルケル首相は24日、新型コロナウイルス対策としてイースター休暇を今年に限って5連休にするとした国内16州の首相との合意を撤回すると発表した。経済界から批判を受けた上、法的に問題があることも内部の検討で明らかにな
ドイツ政府は26日の閣議でコロナウイルス入国政令を改正した。航空機で入国するすべての人に搭乗前に陰性証明を提示することを義務付ける。これまではコロナの感染者数が多い地域と変異株が流行する地域からの入国者に限定してきたが、
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2020年10~12月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比3.0%となり、前期の1.6%から1.4ポイント拡大した。(表参照
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で1.9%減となり、前月から悪化した。12月は速報値で2.3%減となっていたが、横ばいに上方修正された。(表参照)
欧州委員会は19日、EU全体でスタートアップ企業が起業しやすい環境を整備し、世界的デジタル企業を輩出している米国や中国などに追いつくための具体策をまとめた「EUスタートアップ国家基準(EU Start-up Nation
欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2月の新車乗用車の販売(登録)台数は77万1,486台となり、前年同月から19.3%減少した。販売低迷は5カ月連続。新型コロナウイルスの感染再拡
欧州委員会は16日、米製薬大手ファイザーが独バイオ企業ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンについて、4~6月期の納入を1,000万回分増やすことでファイザーと合意したと発表した。これによって同期の納入は
EU統計局ユーロスタットが18日に発表した1月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は63億ユーロの黒字で、黒字幅は前年同月の15億ユーロから急増した。英国からの輸出が同国のEU完全離脱で急減したこ
EU統計局ユーロスタットが17日に発表した2月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.9%で、前月と同水準だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが1.7%のマイナスとなったが
欧州委員会は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人などにEU共通の証明書を発行し、域内を自由に移動できるようにする制度の導入に向けた法案を発表した。夏の観光シーズン前の導入を目指す。 「デジタル・グリーン証明
欧州医薬品庁(EMA)は18日、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、指摘されていた血栓とワクチン接種の因果関係はないと結論づけた。EMAが安全性を確認し、改めて接種を推奨する立場を明確にしたこと
新型コロナウイルスワクチンの供給を巡り、EUと英国の関係がさらに悪化している。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は17日の記者会見で、EU内で製造された新型コロナウイルスワクチンの域外輸出について、「相互主義と開放性」
フランス政府は18日、パリなど16地域で20日からロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。変異した新型コロナウイルスによる感染が急増していることを受けたもの。同措置の実施は2020年春、秋に続く3回目となる。 対象
EUの欧州委員会は15日、英政府が北アイルランドに本土から入る食品などの通関・検疫規制の猶予期間を6カ月延長したことについて、離脱協定に違反するとして法的手続きに着手したと発表した。送付した警告書に対する英政府の対応次第
欧州委員会は11日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)傘下のヤンセンファーマが開発した新型コロナウイルス用ワクチンのEUでの使用を承認したと発表した。EUでのコロナワクチン承認は米ファイザー、モ
英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後に血栓ができて死亡する例が報告されたことを受け、欧州で同ワクチンの接種を一時停止する動きが広がっている。欧州医薬品庁(EMA)と世界保健機関(WHO)は、
イタリア政府は8日、新型コロナウイルス感染による国内の死者が10万人を超えたと発表した。死者が10万人を突破したのは米国、ブラジル、インド、メキシコ、ロシア、英国に次ぐ7カ国目。EU加盟国では初となる。新規感染者も増えて
欧州委員会は11日、EU域内で製造された新型コロナウイルス用ワクチンの域外への輸出を規制する措置を3カ月延長し、6月末まで実施すると発表した。同措置は国際社会からワクチン囲い込みとして批判を浴びているが、EUは域内のワク
新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、EUと英国の関係が急速に悪化している。EUはワクチン外交を展開する中国やロシアへの警戒感を強めているが、英国との対立は途上国も含めた世界全体でのワクチン普及を図るうえで新たな障害にな
欧州委員会は10日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンについて、月内に400万回分を追加調達することで両社と合意したと発表した。感染が急拡大している「ホットスポット」
欧州委員会は9日、2030年までの実現を目指すデジタル政策のビジョンや目標を盛り込んだ「デジタル・コンパス」を発表した。次世代半導体の域内生産の拡大をはじめとするデジタルインフラの整備や、情報通信技術(ICT)分野の人材
英政府は11日、EUから輸入する製品に対する完全な税関検査の実施を6カ月延期すると発表した。輸入事業者が対応できないことなどを考慮したもので、2022年1月まで先送りする。 英国はEU離脱の移行期間が終了した1月以降も、
EU統計局のユーロスタットは9日、2020年10~12月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDPは前期比0.7%減。2月中旬に発表された改定値の0.6%減から0.1ポイント下方修正された。(表参照)
EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の1月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.8%の上昇となり、2カ月ぶりに伸びを記録した。前月は0.1%の低下だった。(表参照) 全分野別で上昇した。上げ
EU統計局ユーロスタットがこのほど、ユーロ圏の1月の生産者物価(建設業を除く)の上昇率は前年同月比でゼロ%だったと発表した。17カ月連続でマイナスとなっていたが、横ばいの状態まで回復した。(表参照) 分野別ではエネルギー
欧州中央銀行(ECB)は11日にフランクフルトで開いた定例政策理事会で、コロナ禍対策として実施している「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」に基づく資産購入のペースを4~6月期に加速させることを決めた。景気低迷が
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は1日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人にEU共通のデジタル証明書を発行する制度の導入に向けた法案を3月中に提出する意向を表明した。夏の観光シーズンに合わせて域内の人の自由な
イタリア政府は4日、EU域内で製造された新型コロナウイルス用ワクチンの域外への輸出を規制する制度に基づき、英製薬大手アストラゼネカが伊国内で製造したワクチンのオーストラリアへの輸出を差し止めたと発表した。輸出が不許可とな
EUの欧州医薬品庁(EMA)は4日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の審査を開始したと発表した。試験データを順次審査する「逐次審査」の対象とし、通常より手続きを簡素化して審査を進める。承認されれば、
EUで新型コロナウイルスのワクチン接種が計画通りに進まず、加盟国の足並みが乱れている。ワクチン調達はEUを代表して欧州委員会が窓口になっているが、変異ウイルスの感染が急速に広がる中、共同調達だけに頼ることはできないとして
フランスのベラン保健相は1日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスワクチンの接種について、年齢制限を緩和する方針を示した。ワクチン接種を促進するためで、これまで65歳未満としてきた
英政府は3日、EU離脱に伴って北アイルランドで物流が混乱している問題に対応するため、英本土から入る食品と農産物の通関・検疫規制の猶予期間を6カ月延長すると発表した。EUは離脱協定に反する一方的な決定として猛反発しており、
欧州委員会は3日、新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機に対応するため、EU加盟国の財政赤字を厳しく制限する財政規律の適用を一時的に停止する措置を2022年末まで継続する方針を示した。加盟国の承認を経て最終決定する。
欧州委員会のフォンデアライエン委員長とバイデン米大統領は5日、電話会談を行い、航空機メーカーへの補助金をめぐり、双方が発動した報復関税を4カ月間停止することで合意した。この間に恒久的な解決策を探り、トランプ米前政権下で悪
欧州委員会は4日、男女間の賃金格差の解消に向けた新たな法案を発表した。従業員が250人以上の企業に対し、男女の賃金格差に関する情報の開示を義務付けることが柱。欧州議会と閣僚理事会の承認を得て新ルールを導入し、加盟国はこれ
欧州銀行監督機構(EBA)は1日、EU域内の銀行に環境や社会問題、ガバナンス(企業統治)に関連したリスクについての情報開示を義務付けるルールを補完する実施技術基準(Implementing Technical Stand
ドイツのメルケル首相と国内16州の首相は3日のテレビ会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために実施しているロックダウン(都市封鎖)を28日まで延長するとともに、規制を緩和することを取り決めた。 新規感染者数が増加に
EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の2月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.9%で、前月と同水準の上げ幅となった。インフレ率がプラスとなるのは2カ月連続。ただ、原油価格上昇など一時的な要因によるもので、年
EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の1月の失業率は8.1%で、前月と同水準だった。12月は速報値で8.3%となっていたが、8.1%に修正された。(表参照) EU27カ国ベースの失業率も前月と同水準の7.3%
EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の1月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比6.4%減となり、前月の0.9%増から悪化した。減少は2カ月ぶり。コロナ禍の影響で冬のセールの売り上げが落ち込んだこと
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2020年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で2.3%減となり、4カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の0.6%から膨らんだ。(表参照) 分野別では