仏がコロナ規制を3段階で緩和、独は12月20日まで延長
フランスのマクロン大統領は24日のテレビ演説で、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて10月末に再導入した移動制限措置を、2021年1月にかけて3段階で緩和すると発表した。マクロン氏は「第2波のピークは過ぎたようだ」と述 […]
フランスのマクロン大統領は24日のテレビ演説で、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて10月末に再導入した移動制限措置を、2021年1月にかけて3段階で緩和すると発表した。マクロン氏は「第2波のピークは過ぎたようだ」と述 […]
欧州委員会は25日、米バイオ医薬品企業モデルナが開発している新型コロナウイルス用ワクチンの調達について、EUが正式契約すると発表した。最大1億6,000万回分を購入する。EUによる新型コロナワクチン調達の正式契約は6件目
EUの欧州証券市場監督機構(ESMA)は25日、域内の銀行によるデリバティブのスワップ取引について、EUまたはEU同等の規制が導入されている市場に限って認めるというルールを2021年1月以降も継続すると発表した。EUを離
欧州委員会は26日、後発医薬品大手のテバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(イスラエル)が米製薬会社セファロン(現在はテバの子会社)と談合し、睡眠障害治療薬「モダフィニル」の後発薬発売を遅らせたのはEU競争法違反に
欧州委員会は25日、EU域内の企業や研究機関などが産業データや公共部門が保有する情報にアクセスしやすくするための「データガバナンスに関する規則案」を発表した。「GAFA」と呼ばれる米IT大手や国家の支援を受ける中国企業な
フランスの財務省は25日、大手IT企業を対象とする「デジタルサービス税」を予定通り12月に再導入する意向を表明し、対象企業に2020年分の納税通知書の送付を開始したことを明らかにした。米政府が反発し、報復関税を課す事態が
欧州中央銀行(ECB)は27日、ユーロ圏の主要銀行が気候変動や環境リスクをどのように評価し、情報開示すべきかについての指針を公表した。銀行は今回の指針に基づき、ビジネスモデルや経営戦略、ガバナンス、リスク管理、開示の各分
スウェーデン中央銀行は26日、量的金融緩和策の柱となる資産購入プログラムの拡大を発表した。国債などの買い入れ枠を2,000億クローナ(約2兆4,460億円)増やして7,000億クローナとし、実施期間も2021年12月31
欧州委員会が27日に発表したユーロ圏の11月の景況感指数(ESI、標準値100)は87.6となり、前月の91.1から3.5ポイント低下した。景況感の悪化は7カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、各国がロックダウ
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の9月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で2.5%減だった。前月は7カ月ぶりにプラスとなっていたが、再びマイナスに転じた。(表参照) 分野別では土木が0.
EUのコロナ復興基金を含む次期中期予算(対象期間2021~27年)案の成立が、ポーランドとハンガリーの抵抗で混迷している。「法の支配」の順守を資金配分の条件とする仕組みについて両国が猛反発し、拒否権を発動しているためで、
EUと英政府は19日、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉をテレビ会議方式に切り替えると発表した。EU側の交渉担当者の1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたためで、双方の首席交渉官による直接協議は当面、
早期のEU加盟を目指す北マケドニア(旧マケドニア)にとって、ブルガリアとの歴史論争が新たな障害となっている。EU加盟国は17日、各国の外相と欧州問題担当相によるテレビ会議で、北マケドニア、アルバニアとの加盟交渉の枠組みに
欧州委員会は17日、新型コロナウイルスのワクチン調達をめぐり、独バイオ医薬品会社キュアバックとの正式契約を承認したと発表した。最大4億500万回分を確保する。欧州委が締結したワクチン供給契約は、米製薬大手ファイザーと独バ
EUは19日、オンライン形式で首脳会議を開き、新型コロナウイルス対策について協議した。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は会議後の記者会見で、臨床試験で90%超える予防効果が確認されたとされる2種類のワクチン候補につい
スウェーデン政府は16日、新型コロナウイルス感染者の急増を受けて、公共の場所での9人以上の集会を禁止すると発表した。同国ではロックダウン(都市封鎖)を避けるなど、他の欧州諸国と比べて感染対策が緩やかで、政府は今後も厳しい
欧州委員会は19日、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするという目標の達成に向け、現在12ギガワットの洋上風力発電の能力を同年までに300ギガワットに引き上げる目標を発表した。実現には8,000億ユーロ(約9
欧州自動車工業会(ACEA)が18日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の10月の新車乗用車の販売(登録)台数は95万3,615台となり、前年同月から7.8%減少した。コロナ禍の影響で急減していた販売は前月に3.1%増
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した9月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は248億ユーロの黒字だった。コロナ禍の影響で輸出が減ったが、輸入の下げ幅が大きく、黒字幅は前年同月の183億ユー
EU統計局ユーロスタットが18日に発表した10月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は、速報値と同じ前年同月比マイナス0.3%だった。マイナスとなるのは3カ月連続。(表参照) 分野別ではエネルギーが8
欧州委員会は9日、米航空機大手ボーイングに対する米政府の補助金交付に対抗し、EUが10日から年最大40億ドル相当の米製品に報復関税を課すと発表した。これによって航空機補助金をめぐる貿易摩擦が激化するが、米国の大統領選でバ
欧州委員会は10日、米アマゾン・ドット・コムがEU競争法に違反した疑いがあるとして、同社に異議告知書を送付したと発表した。アマゾンは自社が運営するオンライン市場に出品する小売業者の販売データを自らの販売戦略に利用しており
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は11日、次回の定例政策理事会で予定している追加金融緩和について、国債などの購入と低利での長期資金供給の拡大になるとの見通しを示した。同総裁は10月末、12月に開く理事会での追加金融緩
EUの政策金融機関である欧州投資銀行(EIB)は11日、EU加盟国の代表で構成される理事会を開き、気候中立の実現を柱とする「欧州グリーンディール」を資金面で支えるための戦略をまとめた「気候銀行ロードマップ」の内容を承認し
EU統計局のユーロスタットは13日、2020年7~9月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDP伸び率は前期比12.6%増となり、前期の11.8%減から急回復したが、10月末に発表した速報値の12.7%
EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.4%低下し、5カ月ぶりのマイナスとなった。イタリアで大きく落ち込んだことが響いた。(表参照) 分野別では家電な
欧州委員会は11日、EUが米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品会社ビオンテックが共同開発している新型コロナウイルス用ワクチンの調達について、正式契約したと発表した。最大3億回分を購入する。EUによる新型コロナワクチンの正
ジョンソン英首相は13日、自身の参謀役で、英国のEU離脱の立役者とされるカミングス上級顧問の解任を決めた。理由は明らかにされていないが、政権内の権力闘争が原因とみられる。EUに対して強硬な立場をとるカミングス氏が政権中枢
英国がEUと締結した「離脱協定」の一部の条項を政府の判断で変更できるようにする国内法案を無効化する法案を賛成多数で可決した。同国内法案は下院を通過したが、上院は国際法違反としてはねつけた。 問題となっている国内法案は、離
EU加盟国と欧州議会の代表は5日、EUの次期中期予算(対象期間2021~27年)の詳細について合意した。承認を渋る議会側の要求に応じて、教育や医療などへの予算を上積みすることで決着にこぎ着けた。加盟国と欧州議会の承認を経
欧州委員会は5日に発表した秋季経済予測で、ユーロ圏の2020年の域内総生産(GDP)実質伸び率をマイナス7.8%とし、前回(7月)の同8.7%から0.9ポイント上方修正した。しかし、欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大
新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない欧州で、ロックダウン(都市封鎖)を含む厳しい措置を再導入する動きが一段と広がっている。 イタリアのコンテ首相は4日、全土で午後10時から午前5時までの外出を原則禁止するほか、
1月末にEUを離脱した英国とEUの自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉が依然として難航している。双方の首席交渉官は4日、焦点の分野で大きな溝が残っていることを明らかにした。11月中旬とされる交渉期限が迫る中、協議を継続
EU加盟国と欧州議会の代表は5日、「法の支配」に問題がある国に対して、新設するコロナ復興基金による支援とEU予算からの補助金交付を禁止する仕組みの妥協案で合意した。これによって復興基金の2021年1月からの運用開始に向け
スペイン政府は3日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営難に陥っている同国の大手航空会社エア・ヨーロッパに4億7,500億ユーロの公的支援を実施することを承認したと発表した。ただ、条件として英インターナショナル・エアラ
欧州証券市場監督機構(ESMA)は3日、不正会計疑惑から経営破綻に至ったドイツのフィンテック企業ワイヤーカードに対する独金融当局の監督体制についての調査結果を公表した。企業会計を監督する独連邦金融監督庁(BaFin)と、
EU統計局ユーロスタットが5日に発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で2.2%増となり、4カ月連続で伸びを記録した。7月は0.1%減となっていたが、0.1%増に上方修正された。(表参照)
EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の9月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で2.4%の下落となった。下落は14カ月連続。前月は2.6%の下落だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが8.4%、中間財が
EU統計局ユーロスタットが10月30日に発表した同月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.3%下落し、3カ月連続でマイナスとなった。下げ幅は前月と同水準だった。(表参照)。 分野別ではエネルギーが8.4%、工業製品が0
イタリア政府は10月27日、新型コロナウイルス感染拡大で苦境に直面する企業への追加支援策を発表した。感染再拡大に伴い営業規制を強化したことを受けたもので、総額54億ユーロに上る。 追加支援策は臨時給付金の支給、家賃の税控
EU統計局ユーロスタットが10月30日に発表したユーロ圏の9月の失業率は8.3%で、前月と同水準だった。コロナ禍で雇用市場は厳しい環境が続いているが、各国政府の雇用支援策で失業者の急増を抑えている状況だ。(表参照) 8月
欧州委員会が10月29日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は90.9となり、前月と同水準だった。9月まで5カ月連続で上昇していたが、新型コロナウイルス感染が再拡大していることで景気の先行き不安が
新型コロナウイルス感染が再拡大している欧州で、外出・営業制限を強化する動きが一段と広がっている。2大国のフランス、ドイツは10月28日、感染防止対策の強化を発表。フランスは30日から全土で外出を厳しく制限する措置を再導入
EUは10月29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンライン形式による首脳会議を開き、情報共有や検査体制の拡充などで加盟国の協力体制を強化することで合意した。欧州では10月半ば以降、1日の新規感染者数が10万人を超
EU統計局ユーロスタットが10月30日に発表した2020年7~9月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比12.7%増となり、前期の11.8%減から急回復した。前期にコロナ禍の影響で統計が開始された
欧州中央銀行(ECB)は10月29日に開いた定例政策理事会で、金融政策の維持を決めた。一方、ラガルド総裁は新型コロナウイルス感染が欧州で再拡大し、ユーロ圏の景気をさらに圧迫しかねない状況にあることから、12月に開く次回の
EUの金融規制当局である欧州証券市場監督機構(ESMA)は10月26日、域内の投資家が英ロンドンに上場するEU企業の株式を同市場でポンド建てで売買することを今後も認める方針を示した。二重上場している域内企業の株式を英国の
ユーロ圏の銀行が新型コロナウイルス感染の再拡大を受けて、融資基準を厳格化している。ECBが10月27日に公表した2020年10月の銀行貸出調査によると、7~9月期に企業向け融資の基準を厳格化した銀行は、緩和した銀行を18
英政府は21日、中断していたEUとの自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を再開すると発表した。英国はEU側が先の首脳会議で、合意には英国側の譲歩が必要と指摘したことに反発し、交渉継続を拒否していたが、EU側の態度が変わ
欧州で新型コロナウイルス感染の再拡大に歯止めがかからない。とくにスペインは深刻な状況で、21日にEU加盟国で初めて感染者が100万人を突破した。これを受けて同国政府は25日、非常事態を再宣言し、ほぼ全土で夜間の外出を禁止