2013年2月6日

ロシア・ウクライナ間の関係緊迫、天然ガス問題で

天然ガス取引をめぐるロシアとウクライナの関係に再び緊張が走っている。ガスプロムが先週、ウクライナに対して契約違反を理由に70億米ドルの支払いを正式に要求したためだ。ウクライナ側は契約を正しく履行しており請求に応じる必要は […]

ウニクレディト、ペカオ銀行の少数株売却へ

イタリア最大手銀行のウニクレディトが東欧事業を再編する。ポーランド子会社ペカオ銀行の少数株を売却するほか、エストニア、リトアニアの拠点を閉鎖し、バルト事業の運営をラトビアに一本化する。 \ 同社の30日発表によると、ペカ

タウロンの発電所建設、ラファコとモルトスタルが落札

ポーランドのエネルギー大手タウロンの発電ブロック建設をめぐる入札で、エンジニアリング企業のラファコ(Rafako)と建設大手モルトスタル・ワルシャワの企業連合が落札者に決定した。タウロンがこのほど明らかにした。落札金額は

PKNオルレン、ロスネフチから原油調達

ポーランド石油大手のPKNオルレンは1日、ロシアの石油最大手ロスネフチから1,800万トンの原油を調達する契約に調印した。現地メディアによると、取引規模は推定460億ズロチ(150億米ドル)に上る。オルレンが原油生産者か

政策金利5.5%に、6カ月連続で利下げ

ハンガリー国立銀行は1月29日、主要政策金利である14日物預金金利を0.25ポイント引き下げ、5.5%とすることを決めた。利下げは6カ月連続。通貨フォリントの下落にもかかわらず、金融緩和を継続した。5.5%は2010年3

独建材メーカー、ハンガリー事業を統合

ドイツの建材メーカーであるカール・バッフル(Karl Bachl)は1月31日、昨年買収したハンガリーの断熱材メーカーNikecellを現地子会社と統合し、新会社を設立する計画を明らかにした。 \ 新会社の名称はバッフル

スイスのヴェルツ、電子部品工場を建設

スイスのケーブルメーカー、ヴェルツ(Woertz)はハンガリー南東部オロシュハーザに工場を建設する。警告ランプ向け電子部品などを生産する。 \ 工場は今年上半期中に稼働を開始する。従業員の募集はすでに開始しており、採用さ

スロバキア景況感、8カ月連続で悪化

スロバキア統計局が1月30日発表した同月の景況感指数(ESI、2010年=100)は前月を0.9ポイント下回る88.7となり、2009年12月以来の低水準となった。同指数の悪化は8カ月連続。サービス、流通業の不振が足を引

チェコ保険市場、12年も頭打ち

チェコの保険市場で頭打ちが続いている。チェコ保険禦連盟(CAP)が1月29日発表した国内保険業界動向によると、12年通期の保険料収入総額は1,155億コルナで、前年を0.1%下回った。生命保険が1.9%増の474億コルナ

テュフズード、チェコに新たな試験場を開設

独技術監査サービス大手のテュフズードは1月29日、チェコのニンブルクにエアバッグの新たな試験施設を開設した。運転席および助手席用エアバッグのほか、サイド、頭、膝用エアバッグの製品適合試験(COP)を実施する。同試験場では

PSA、スロバキア工場で生産調整

仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエン は1月28日、スロバキアのトルナバ工場の生産を終日停止した。欧州市場の需要低迷に対応した措置で、2月も4日間の生産停止を計画している。同社の広報担当者によると、2013年は201

チェコのオンラインショップ売上高、430億コルナに拡大

コンサル大手の米クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドがこのほど実施した調査によると、チェコ国内のオンラインショップの2012年売上高は、実店舗を持つ中型ショッピングセンター46軒分に相当する430億コルナに拡大した。

天華陽光、チェコ・ソーラーパークの運営資金調達

中国のソーラー発電開発事業者である天華陽光集団(スカイ・ソーラー)は4日、チェコにおけるソーラーパーク運営資金の調達が完了したと発表した。 \ 東欧の投資会社PPFバンクから、総投資額の75%にあたる1,460万ユーロ(

ブルガリアのソフィア、交通インフラ整備に10億ユーロ投資

ブルガリアの首都ソフィア市は今後4年で、総額20億レフ(10億ユーロ)以上を交通インフラ整備に投資する。地下鉄・道路の拡張・保守が主眼。費用は欧州連合(EU)の助成金のほか、欧州投資銀行(EIB)からの融資、自治体予算で

米国の後発薬メーカー、ルーマニア同業を買収

米国後発医薬品メーカーのアルボジェンはこのほど、投資ファンドのアドベント・インターナショナルから昨年12月付でルーマニアの同業ラボメッド・ファーマシューティカルズ(Labormed Pharmaceuticals)を買収

TPV、仏フォルシアとの合弁を完全子会社化

スロベニアの自動車部品メーカー、TPVはこのほど、仏同業フォルシアとの合弁会社であるアルセド(Arsed)について、フォルシアの持分を取得し完全子会社化することを明らかにした。独経済ニュースサイト『novost.info

ブルガリア景況感、1月は3.2ポイント低下

ブルガリア国家統計局が発表した2013年1月の景況感指数は、総合指数が12年12月から3.2ポイント低下した。小売業で景況感の悪化が目立った。 \ 業種別で見ると、製造業は前月比で1.9ポイント低下した。ただ、今後3~6

モンテネグロ、所得税率を引き上げ

モンテネグロ議会は1月28日、所得税法の改正案を可決した。額面月収が720ユーロを超える層を対象に、所得税率を9%から15%に引き上げる内容で、2013年末までの時限措置として実施する。額面月収が720ユーロ未満の場合、

独フレゼニウス、セルビア工場に新生産ライン

独ヘルスケア大手フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)は1月25日、セルビア北東部ヴルシャツ工場に、透析用血液回路の第3生産ラインを開設した。これにより、同工場の血液回路の生産能力は年間1,200万ユニットに拡大する。

スロベニア流通大手、12年は大幅赤字

スロベニア小売最大手のメルカトルがこのほど発表した2012年決算の最終損益は1億360万ユーロの赤字で、前年の黒字(2,120万ユーロ)から大きく悪化した。一部の市場からの事業撤退に伴うコストや不動産評価額切り下げなどで

ラトビアが来年のユーロ導入へ前進、議会が関連法案可決

2014年1月のユーロ参加を目指すラトビアの議会は1月31日、ユーロ導入関連法案を賛成多数で可決した。これを受けて政府は3月までに欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)にユーロ導入を正式申請する。 \ 可決したのは、ユーロ導

フィンランド塗料大手、エストニア事業強化

フィンランドの産業用コーティング材大手のテクノス・グループは、エストニアの化学会社ケミフローラの塗料・コーティング材事業を買収した。ケミフローラは同事業を子会社ケミフローラ・カウバンドゥスとして分離済みで、エストニア独占

ロシア中堅石油企業、新油田を発見

ロシアの中堅石油会社でAFKシステマ傘下のバシネフチはこのほど、沿ヴォルガ連邦管区バシコルトスタン共和国における探索事業で昨年、新たな油田を発見したと発表した。推定埋蔵量は380万トンに上る。 \ 新油田は共和国西部のハ

ロスネフチ、ベネズエラ事業を強化

ロシア石油最大手のロスネフチはこのほど、ベネズエラ政府と海底鉱床開発での提携で合意、契約に調印した。セチン社長はベネズエラが国外戦略で最も重要な位置を占めているとし、今後数年で総額100億米ドルを投資する方針を明らかにし

ロスナノ、炭素繊維開発で米ダウなどと提携

ロシアの国営投資会社ロスナノが、カーボンファイバーの中間材や複合材の国内生産と新たなソリューション開発に向け、複数の化学企業と戦略提携する。同社はダボスで先月開催された世界経済フォーラムで、米ダウケミカル、ダウアクサ・ア

ピレリのロシア合弁工場、第2生産ラインが稼働

伊タイヤ大手ピレリは1月30日、ロシア南西部ボロネジにある合弁工場で、第2生産ラインの稼働を開始したと発表した。来月からプレミアムタイヤ用コンパウンドの本格生産に入る。 \ ピレリは2011年にロシア国営企業ロステクノロ

2012年成長率3.4%に減速、構造改革が課題

ロシア連邦統計局(ロススタット)が7日発表した2012年の国内総生産(GDP、推定値)は前年実績から実質3.4%の上昇にとどまった。2010、11の両年の成長率はいずれも4.3%で、減速傾向が明らかだ。国際通貨基金(IM

スミダコーポレーション、モルドバに工場建設

電子部品・モジュールメーカー、スミダコーポレーションがモルドバ共和国第2の都市、バルティの経済特区に工場を建設する。現地通信社BASA Pressがラザール経済相の談話として1月29日報じたところによると、投資額は200

入札案件

<入札・提携情報> 東欧における入札・提携案件をお知らせしています \ \ 入札案件: \ \ N2126  セルビア:リサイクル工場用設備の調達 \ 入札期限:2月20日 \ コレポン:英語 \ 問合せ先:United

業務提携・パートナー求む

T1172  ポーランド:製陶所の売却を希望 \ 問合せ先:Amboss-Consulting , \ Fredry 1/17 , 61701 , \ Poznan , Poland \

ロシア版「カプセルホテル」がオープン

モスクワの中心地、クレムリンから徒歩数分のトベルスカヤ通りに「ロシア版カプセルホテル」がオープンした。1泊最低80ユーロ(1万円)というモスクワのホテル事情から、トランジット客を中心に低価格の宿泊施設の需要を見込んでいる

上部へスクロール