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2010/6/16

チェコ・スロバキア

仏フェブレーのチェコ子会社、09年度は増収増益

この記事の要約

鉄道車両用電気機械部品を手がけるチェコのフェブレー・トランスポール・レコフ(旧社名:レコフ・ブロビツェ)は、2009年度(09年4月~10年3月)の売上高が前年度比20%増の6億1,800万コルナと、過去最高を更新し、営 […]

鉄道車両用電気機械部品を手がけるチェコのフェブレー・トランスポール・レコフ(旧社名:レコフ・ブロビツェ)は、2009年度(09年4月~10年3月)の売上高が前年度比20%増の6億1,800万コルナと、過去最高を更新し、営業利益も44%増の5,900万コルナに拡大した。同社のオフシャニコフ社長が8日、CTK通信に明らかにした。

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同社長によると、10年度は8億3,700万コルナ相当の受注残高を抱えており、うち6億1,000万コルナは09年度に獲得したものだという。今年度の売上高は6億8,000万コルナを見込んでいる。

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フェヴレイ・トランスポール・レコフは西ボヘミアのブロビツェに本社を構える。従業員数は260人。2002年に仏鉄道用機器大手の仏フェブレー・トランスポールの傘下に入り、昨年に現社名に改称した。主要顧客にはチェコのシュコダ・トランスポーテーションや加ボンバルディア、仏アルストム、独シーメンス、西CAF、米ゼネラルエレクトリック、三菱重工業、韓国の現代ロテムなどの大手鉄道車両メーカーが名を連ねる。現在進めている主要プロジェクトには、ニューヨーク、ロンドン、デリーで地下鉄車両に部品を供給しているほか、チェコ鉄道への機関車の供給などがある。(1CZK =4.4JPY)

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