2010/7/21

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア非鉄最大手、鉛精錬所を建設

この記事の要約

ブルガリアの非鉄最大手OTZKのZahariev監査役会会長はこのほど、環境省から鉛精錬所の建設許可を得たことを明らかにした。来年夏に着工し、2013年末の完成を予定する。\ 新精錬所はOTZKの本拠地である南部クルジャ […]

ブルガリアの非鉄最大手OTZKのZahariev監査役会会長はこのほど、環境省から鉛精錬所の建設許可を得たことを明らかにした。来年夏に着工し、2013年末の完成を予定する。

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新精錬所はOTZKの本拠地である南部クルジャリ(Kardzhali)に4,500万ユーロを投じて建設する。欧州連合(EU)の環境基準に対応した最新設備を備え、年産能力は6万トン。同社はクルジャリに年産4,500万トンの亜鉛工場も建設中で、8,500万ユーロを投資して11年末の稼動開始を目指している。

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OTZKのクルジャリ工場は、基準値を超える二酸化硫黄を排出しているとして地域住民や環境団体の批判の的となっており、09年には鉛の生産量を40%削減した。

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Zahariev会長によると、OTZKは工場の改修工事による操業の休止に伴い、鉛と亜鉛の生産目標を年初計画より3,000トン少ない1万8,500トン、1万8,000トンにそれぞれ引き下げた。

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