ブルガリア統計局が7日発表した9月の鉱工業生産（速報ベース）は、季節調整後で前月比1％増となり、8月の2％低下から再び上向いた。特に鉱業が10.2％増と大幅に伸びたほか、加工業も3.7％拡大した。一方、エネルギー業（電力・ガス・温熱供給）は7.2％低下。衣料品を除く繊維製品（14.3％減）、基礎金属（11.1％減）も生産が大きく落ち込んだ。
\前年同月比では労働日数調整後で1.5％増。業種別に見ると、投資財（車両、機械、機器）が14.1％増。鉱業が7.1％増と好調だった。加工業は2.7％、エネルギーは2.1％増と小幅の伸びにとどまった。建設業は前年同月比11.6％減、前月比0.7％減と低迷している。
\一方、8日に発表されたルーマニアの9月鉱工業生産は、前月比0.6％減となった。前年同月比では5.8％増。製造業（5.3％増）、鉱工業（5.2％増）、エネルギー業（8.3％増）は大幅な伸びを示した。
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