2012/2/15

ハンガリー

ライアンエアー、ブダペスト発着便運行で空港運営会社と合意

この記事の要約

アイルランドの格安航空会社ライアンエアーは9日、ブダペスト国際空港発着便の運行を17日から開始することで運営会社のブダペスト空港と正式合意したと発表した。マレーブ・ハンガリー航空の運行停止を受けて、同空港での事業計画を拡 […]

アイルランドの格安航空会社ライアンエアーは9日、ブダペスト国際空港発着便の運行を17日から開始することで運営会社のブダペスト空港と正式合意したと発表した。マレーブ・ハンガリー航空の運行停止を受けて、同空港での事業計画を拡大し、今年は240万人の利用を見込む。競合のウィズエアーには低料金で挑む方針だ。

\

ライアンエアーは当初、ブダペスト空港に2機を配置、3月中旬に3機を追加する。毎週42便を運行する計画だ。

\

これにともない、3億5,000万米ドルを投資する。間接雇用の規模は2,400人に上る見通し。政府から投資助成を受けるが、その条件や規模は明らかでない。

\

ライアンエアーはブダペスト発着便の利用客として今年、240万人を見込む。これは、マレーブ航空の運航停止が発表される以前の計画より40万人多い。

\

ライアンエアーは2008年、着陸料や設備利用料が高額すぎるとしてブダペスト発着便の運行を中止した経緯がある。運行再開についてオリーリー最高経営責任者(CEO)は、「税制優遇措置の適用で政府と合意が得られた」と満足の意を示したが、それでもブダペストはコストが高いと付け加えた。

\

オリーリーCEOはまた、ウィズエアーに対して宣戦布告。ウィズエアーの半額の料金で競争に挑むと発言した。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |