2012/2/15

ポーランド

ポーランド、貧困層が大幅に減少

この記事の要約

欧州連合統計局(ユーロスタット)はこのほど、ポーランドの貧困層が過去6年間で1,300万人から500万人へと大幅に減少したと発表した。短期間にこれ程大きく改善した国はヨーロッパでは見当たらないとしている。\ EUが定義す […]

欧州連合統計局(ユーロスタット)はこのほど、ポーランドの貧困層が過去6年間で1,300万人から500万人へと大幅に減少したと発表した。短期間にこれ程大きく改善した国はヨーロッパでは見当たらないとしている。

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EUが定義する貧困層とは、家賃や光熱費を支払う余裕がなく、休暇旅行にも行けず、また洗濯機やカラーテレビ、電話を持っていない人を指す。現在、ポーランドの人口の約14パーセントが貧困層に属している。同じ東欧でもブルガリアやルーマニアは貧困層の割合は30%とポーランドの2倍に達している。

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ユーロスタットの資料によると、ポーランドでは失業率が過去6年間でほぼ半減し(18%から10%)、最低賃金は2倍近く(849ズロチから1,500ズロチ)に上昇した。

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