2012/2/15

ポーランド

エクソンのシェールガス開発事業が難航

この記事の要約

米石油大手のエクソンモービルがポーランドで実施しているシェールガス開発事業が難航している。現地紙『ジェチュポスポリタ』がこのほど、同社関係者の話として報じた。試験ボーリングで「十分な量」のガスを確認できなかったため、シェ […]

米石油大手のエクソンモービルがポーランドで実施しているシェールガス開発事業が難航している。現地紙『ジェチュポスポリタ』がこのほど、同社関係者の話として報じた。試験ボーリングで「十分な量」のガスを確認できなかったため、シェールガス鉱床が存在しないとの見方が出てきたという。エクソンはポーランドで6ヵ所の開発権を取得しているが、今回の話がどの鉱区を指すのかは不明。

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ポーランドでは現在、同国の石油・ガス開発公社PGNiGなど約20社の国内・国外企業が約109の鉱区で探索事業を行っている。

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ポーランドは欧州最大のシェールガス埋蔵国といわれ目下注目を集めている。一方、今回のエクソンの報道を受けて、シェールガス開発の採算性を懐疑する声も出始めている。

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専門家は、採算性の評価にはさらに1、2年を要するとの見方を示している。

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