2013/10/16

ロシア

ロシア新車販売、9月は5%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した同国の2013年9月の新車(乗用車・小型商用車)販売台数は24万6,895台となり、前年同月比で5%減少した。1-9月の累計も204万6,700万台と前年同期を7%下回って […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した同国の2013年9月の新車(乗用車・小型商用車)販売台数は24万6,895台となり、前年同月比で5%減少した。1-9月の累計も204万6,700万台と前年同期を7%下回っており、依然として苦戦が続いている。

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9月のブランド別販売台数は、首位の国内自動車最大手アフトワズのラーダが4万11台(20%減)と大きく後退した一方、2位の起亜は1万8,004台(9%増)、3位のルノーも1万7,254台(23%増)、4位の現代自動車は1万7,171台(13%増)と好調だった。

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AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は9月の市場動向について、「単月ベースでは回復の兆しがみえるものの、昨年と比べると市場全体は依然として安定を取り戻すための力に欠けている」とコメントした。

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AEBは今後の見通しについて、10-12月期はほぼ前年同期並みの74万台、13年通期では、前期比5.1%減の279万台と予想している。

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