2013/10/16

チェコ・スロバキア

アルセロール・ミタルのチェコ子会社、設備近代化に10億コルナ投資

この記事の要約

鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタルのチェコ子会社であるアルセロール・ミタル・オストラバは7日、設備近代化に10億コルナ(5,300万米ドル)を投資すると発表した。既存製品の品質を向上させるとともに、新たな高付加価値製品の […]

鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタルのチェコ子会社であるアルセロール・ミタル・オストラバは7日、設備近代化に10億コルナ(5,300万米ドル)を投資すると発表した。既存製品の品質を向上させるとともに、新たな高付加価値製品の生産に向け態勢を整える。

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真空脱ガス装置の設置を含めた連続鋳造機(CCM)の1号機の近代化を実施する。真空脱ガス装置は鋼材の強度を低下させる炭素を除去する脱炭処理を行うもので、これにより鋼材の品質向上が期待できる。近代化が完了すると、アルセロール・ミタル・オストラバが生産するシームレス鋼管の素材となる丸ビレットの直径は現在の最大210ミリから最大400ミリにアップする。

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アルセロール・ミタル・オストラバはチェコ最大の鉄鋼メーカーであり、年産能力は300万トン。従業員数は7,500人で、世界40カ国に製品を輸出している。

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