2013/10/16

CIS諸国

ベラルーシのシャッターメーカー、独同業を買収

この記事の要約

ベラルーシのシャッター・ゲートメーカー、アルテックはこのほど、ドイツの同業ギュンター・トーレを買収することで合意した。同社を傘下に収めることで製品の幅を広げ市場競争力の向上を図るとともに、販路を拡大する狙い。中期的に輸出 […]

ベラルーシのシャッター・ゲートメーカー、アルテックはこのほど、ドイツの同業ギュンター・トーレを買収することで合意した。同社を傘下に収めることで製品の幅を広げ市場競争力の向上を図るとともに、販路を拡大する狙い。中期的に輸出を2~2.5倍に引き上げる計画だ。国営ベルタ通信が8日、同社広報の情報として報じた。

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アルテックはギュンター・トーレと長年、提携関係にあり、パネルなどのコンポーネント部品を同社から調達するほか、組み立て・製造の技術指導を受けており、4年前には工場用大型ゲートの製造を開始するなど技術力をつけてきた。

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アルテックは今回の買収によりドイツ、フランス、オーストリアの販売ネットワークを手中に収めるとともに、その他の欧州とアジア、アフリカでも新たな販売ルートを確保できる。

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アルテックは1996年に創業し、シャッター、ゲート、アルミ材を製造する。現在、世界35カ国で製品を販売し、中東欧や旧ソ連諸国では業界大手に躍進している。工場5、販社25のほか、国外ではロシアウ、クライナ、チェコに配送センターがある。

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