2013/10/16

ポーランド

銀行業界の営業利益、上期は減少

この記事の要約

ポーランドの金融監督局(KNF)がこのほど発表した2013年上半期の銀行業界の営業利益は278億ズロチで、前年同期から21億ズロチ減少した。利息収入が16億ズロチ、手数料収入が1億7,000万ズロチ、その他の収入は3億1 […]

ポーランドの金融監督局(KNF)がこのほど発表した2013年上半期の銀行業界の営業利益は278億ズロチで、前年同期から21億ズロチ減少した。利息収入が16億ズロチ、手数料収入が1億7,000万ズロチ、その他の収入は3億1,300万ズロチそれぞれ減少した。一方、純利益は87億ズロチと、前年同期から1億5,000万ズロチ増加した。KNFは資産売却などが寄与したと説明している。

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銀行業界の従業員数は前年同期から1,400人減って17万3,700人。支店数は100増えて1万5,500店舗だった。KNFは銀行業界の現況について、全体的には安定しているとの認識を示す一方で、信用組合の流動性が急激に低下していることについては警戒感を示した。

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(1PLN=31.91JPY)

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