2014/3/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

三菱重工、トルコ発電事業で合弁

この記事の要約

三菱重工業は5日、トルコの複合企業ウルドゥン・グループと共同で同国の発電事業に乗り出すとを発表した。三菱重工が国外発電事業に投資するのはこれが4件目。高効率のガスタービン複合(GTCC)発電設備を設置して、トルコ最大の電 […]

三菱重工業は5日、トルコの複合企業ウルドゥン・グループと共同で同国の発電事業に乗り出すとを発表した。三菱重工が国外発電事業に投資するのはこれが4件目。高効率のガスタービン複合(GTCC)発電設備を設置して、トルコ最大の電力消費地であるイスタンブール地域に供給する。

ウルドゥン子会社のアタ・コンバインと共同で、やはりウルドゥン傘下の発電会社、クルクラーレリ・エナジーを買収する。出資比率は三菱重工が50.1%、アタ・コンバインが49.9%。イスタンブールの北西約200キロメートルに位置するクルクラーレリ市に出力52万キロワットのGTCC発電設備を建設し、2016年に電力供給を開始する。

発電設備の供給と建設は、先月に営業を開始した三菱重工と日立製作所の火力発電システム合弁会社、三菱日立パワーシステムズが行う。