2014/5/7

ポーランド

住友電工の独子会社、ポーランドで増産

この記事の要約

住友電気工業の独子会社であるワイヤーハーネスメーカー、スミトモ・エレクトリック・ボードネッツェ(SEBN)がポーランド西部にあるゴジュフ・ヴィエルコポルスキ工場で増産を計画している。新生産ラインの稼動に向け、新たに300 […]

住友電気工業の独子会社であるワイヤーハーネスメーカー、スミトモ・エレクトリック・ボードネッツェ(SEBN)がポーランド西部にあるゴジュフ・ヴィエルコポルスキ工場で増産を計画している。新生産ラインの稼動に向け、新たに300人を採用する方針で、今月にも求人を開始する。現地日刊紙『ガゼタ・ルブスカ』が4月29日付で報じた。

SEBNはワイヤー・ハーネスのほか、ケーブルダクト、ケーブルクリップ、ジャンクションボックスなど関連製品を生産する。ドイツのアウディやフォルクスワーゲンなど多くの自動車メーカーに部品を供給している。

SEBNのルーツは1986年に独フォルクスワーゲンとシーメンスの合弁会社として設立されたフォルクスワーゲン・ボードネッツエ(VWBN)で、2006年に住友電工と同子会社の住友電装に買収された。ポーランド工場は2001年、住友電工と住友電装が伊自動車部品メーカー、カビンド・オートモーティブから買収した。