2015/1/28

ハンガリー

独ダイムラー、ハンガリー工場で「CLAシューティングブレーク」生産開始

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーはスポーツワゴン「CLAシューティングブレーク」の生産をハンガリーのケチケメート工場で開始した。ディーゼルモデルとガソリンモデルを用意し、3月から発売する。乗用車部門の生産事業を統括するマルクス・ […]

独自動車大手のダイムラーはスポーツワゴン「CLAシューティングブレーク」の生産をハンガリーのケチケメート工場で開始した。ディーゼルモデルとガソリンモデルを用意し、3月から発売する。乗用車部門の生産事業を統括するマルクス・シェーファー氏が20日、明らかにした。

シューティングブレークはセダンとステーションワゴンを融合したモデルで、ステーションワゴンよりもスポーティなデザインが特徴となる。ダイムラーは販売拡大に向けて小型車に力を入れており、A、B、CLA、GLAの各クラスに続き、今回のCLAシューティングブレークで5モデルのラインナップが完了する。

ダイムラーは同工場で「CLAクラス」を2013年1月から、「Bクラス」を12年3月から生産している。14年通期の総生産台数は15万台で、今年はより多くの生産数を見込む。現在までの投資額10億ユーロの内、9,000万ユーロは政府助成金でまかなった。従業員は4,000人、サプライヤーは32を数える。