2015/2/11

ロシア

ロシア乗用車販売、15年は35%減少=PwC

この記事の要約

プライスウォーターハウス・クーパース(PwC)は9日、ロシアの乗用車市場(小型商用車を除く)が今年35%縮小するとの予想を発表した。欧米による制裁と通貨ルーブル下落が経済を直撃し、価格上昇を招いているからだ。 今年の予想 […]

プライスウォーターハウス・クーパース(PwC)は9日、ロシアの乗用車市場(小型商用車を除く)が今年35%縮小するとの予想を発表した。欧米による制裁と通貨ルーブル下落が経済を直撃し、価格上昇を招いているからだ。

今年の予想販売台数は152万台。楽観的にみても、縮小幅は25%に上るという。

ロシアでは、政府の買換え奨励措置や年明けの値上げ予想から、11~12月に駆け込み需要が増加した。1月はその反動で小型商用車を加えた販売数が前年同月比24%減の11万5,390台に落ち込んだ。

PwCでは市場回復の時期を2019~20年とし、昨年の予想(17年)より遅くなるとの見方を示した。