2015/2/11

ポーランド

金利2%に据え置き、3月に利下げの可能性=ポーランド中銀

この記事の要約

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は4日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは4カ月連続。インフレ率の低下が続くものの、1月の景況感指数が予想より高かったことを踏まえ、利 […]

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は4日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは4カ月連続。インフレ率の低下が続くものの、1月の景況感指数が予想より高かったことを踏まえ、利下げは見送った。ロンバート金利、預金金利、再割引金利もそれぞれ3%、1%、2.25%に据え置いた。

ポーランドでは原油価格の下落により物価の上がらない状況が続いており、12月のインフレ率は前年同月比マイナス1%と6カ月連続でマイナスを記録した。NBPのベルカ総裁は声明で「利下げの条件は揃っている」とし、3月に政策金利を0.25ポイントまたはそれ以上引き下げる可能性に言及した。