2015/4/29

自動車

独自動車部品マルクアルト、マケドニアで生産開始へ

この記事の要約

独自動車用電気スイッチメーカー、マルクアルトのマケドニア工場が近く操業を開始する。マケドニア通信がこのほど、工場の所在地である中部ヴェレスのカディエフ市長の談話として報じた。投資額は3,500万ユーロで、当初計画では遅く […]

独自動車用電気スイッチメーカー、マルクアルトのマケドニア工場が近く操業を開始する。マケドニア通信がこのほど、工場の所在地である中部ヴェレスのカディエフ市長の談話として報じた。投資額は3,500万ユーロで、当初計画では遅くとも6月までの稼働開始を予定している。

ヴェレス工場の敷地面積は1万5,000平方メートルで、ダイムラー、BMW、フォルクスワーゲン(VW)、アウディなど自動車メーカー向けの電気スイッチシステムを生産する。約600人の雇用創出を計画し、生産、販売、IT、人事などの部門ですでに求人を開始している。カディエフ市長は、現地では有能な人材を確保しやすく、経験不足はやる気で補えると見ている。

マルクアルトは自動車用スイッチのほか、電気機器用スイッチ、センサー、制御システムを製造する。中東欧ではほかにルーマニアに拠点を構える。2014年の売上高は8億3,800万ユーロだった。