2015/7/8

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア、最低賃金1,050レウに引き上げ

この記事の要約

ルーマニアは法定最低賃金を7月1日付で975レウから1,050レウ(234ユーロ)に引き上げた。最低賃金引き上げを2段階で行うという政府決定に基づく措置で、年初に900レウから975レウに引き上げていた。 最低賃金の対象 […]

ルーマニアは法定最低賃金を7月1日付で975レウから1,050レウ(234ユーロ)に引き上げた。最低賃金引き上げを2段階で行うという政府決定に基づく措置で、年初に900レウから975レウに引き上げていた。

最低賃金の対象となる就労者は約147万人。うち約98万人が民間部門、約49万人が公務員となっている。1カ月当たりの平均就労時間を168.667時間とした場合、時給は6.225レウとなる。

EU統計局ユーロスタットによると、2015年1月1日時点のEU加盟国の法定最低賃金で最も低かったのはブルガリアの184ユーロだった。(1RON=30.47JPY)