2015/9/30

自動車

フィアット・クライスラーとベラルーシ、自動車製造で提携へ

この記事の要約

自動車大手フィアット・クライスラー(FCA)と、ベラルーシ自動車メーカーのユニゾン(Unison)は、自動車製造での提携に向けた作業部会を近く発足させるもようだ。ユニゾンのイェゴレフ社長が22日、国営通信社BelTAに明 […]

自動車大手フィアット・クライスラー(FCA)と、ベラルーシ自動車メーカーのユニゾン(Unison)は、自動車製造での提携に向けた作業部会を近く発足させるもようだ。ユニゾンのイェゴレフ社長が22日、国営通信社BelTAに明らかにした。

計画ではユニゾンと、同国商用車大手のミンスク・オートモービル・プラント(MAZ)が合弁で運営する工場などで、FCAモデルを製造する。イェゴレフ社長は、提携プロセスは今一歩を踏み出したところであり、投資規模や対象モデルなど詳細については、時期尚早として言及しなかった。

9月初めには、ユニゾンのヴァガノフ取締役がベラルーシでの乗用車および商用車の組み立てプロジェクトでFCAと仮合意に達したと述べ、第一段階としてセミノックダウンでの組み立てを来年から開始するとの見通しを示していた。同取締役は、2017、18年ごろまでに現地組み立て比率30~50%を目指すとしている。