東欧経済ニュース

シュコダ自、ローマ教皇訪問で自社製EVを提供

●「エンヤックiV」と「カロック」各2台を移動手段として提供 ●ローマ教皇のスロバキア訪問は18年ぶり 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、ローマ教皇フランシスコのスロバキア訪問にあた […]

独自動車部品大手レオニ、セルビア第4工場が開所

●投資額5,000万ユーロ、レオニのセルビア工場として最大規模 ●同社は製造企業としてセルビア最大の雇用主 ワイヤーハーネス大手の独レオニは12日、セルビア中部のクラリェヴォに、同国4番目の工場を開設した。投資額は5,0

韓国・裕羅がセルビア工場を閉鎖、赤字採算が理由

●従業員は他工場への異動を拒めば解雇手当なしに失職 ●独同業レオニは裕羅の社員を現地で400~600人受け入れる意向 韓国電装部品大手の裕羅がセルビアのニシュ工場を今月末に閉鎖する。赤字採算が理由だ。月末で契約期限の切れ

ヤンデックス、年内にモスクワで完全自動運転車の試験開始

●無人タクシー実用化に向けた最初のステップ ●年内の法改正を経て、公道走行の規制が解除される見通し ロシアIT大手のヤンデックスは8日、完全自動運転車の公道走行試験を年内にモスクワ市内で開始すると発表した。同社が事業化を

イージージェットが買収提案を拒否、ハンガリー企業が打診か

●買収打診はウィズエアーから=関係筋 ●提案は「大幅に過小評価」した内容=イージージェット声明 英格安航空会社イージージェットは9日、「低価格で条件付き」の買収提案を拒否したことを明らかにした。買収を打診した企業名は伏せ

ロスアトム、風力発電設備の国産化を推進

●国産化比率を現在の80%から85%まで引き上げ ●23年までに最大4.5MWの発電容量を持つ設備の量産を開始 ロシア原子力公社(ロスアトム)は7日、風力発電設備の国産化を進める計画を発表した。風力発電事業子会社ノバウィ

南東欧に最先端研究所を設置、国際協力の推進狙う

●新設予定は「南東欧持続可能技術国際研究所(SEEIIST)」 ●スイスの「CERN」を手本に、欧州の研究者の緊密な協力の場に 南東欧に最先端の研究機関を設立する動きが具体化している。世界的にその実績が認められているスイ

EUの対西バルカン投資で低炭素化・デジタル化を促進=EIB

●EUは同地域の経済支援に最大90億ユーロを投資する予定 ●商業銀行を窓口として低利融資を実施 欧州投資銀行(EIB)のスロベニア・クロアチア・西バルカン融資事業を管轄するマッテオ・リヴェリーニ部長はこのほど、西バルカン

バルト海天然ガスパイプラインのノルド・ストリーム2が完工

●当初予定より1年8カ月遅れての完工 ●欧州に年550億立方メートルのロシア産天然ガスを供給 ロシア国営ガスプロムは10日、ロシアとドイツを結ぶバルト海底天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」の敷設工事が完了したと

ロシア中銀が5会合連続で利上げ、政策金利6.75%に

●物価上昇に歯止めかからず、目標からの「持続的な逸脱」懸念 ●中銀はさらなる追加利下げを行う姿勢を明確に ロシア中央銀行は10日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を6.5%から0.25ポイント引き上げ

第6回東方経済フォーラム、約490億ドルの契約成立

●契約額は合計で3兆6,000億ルーブル(約490億ドル) ●24の書名文書のうち9つが中国、6つが日本 ロシア極東連邦管区は7日、ウラジオストクで2日から4日まで開催された東方経済フォーラム(EEF)で、380に上る事

サウジアラビアからのバカンス客が急増~ウクライナ

この夏、ウクライナでバカンスを過ごすサウジアラビア人が急増した。昨年からビザなし渡航が可能になったのに加え、リヤドとキエフを結ぶ定期運航便が週十数便に増えたこと、新型コロナ感染予防措置が多くの欧州連合(EU)諸国に比べて

ポーランド社が独リンデと提携、廃プラから水素を抽出

●1日40トンの廃プラを材料に、水素を3トン生産する計画 ●廃プラの合成ガスへの変換には英社の技術を使用 ポーランドの水素技術企業ハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)は5日、プラスチック廃棄物から水素

ズベル、デジタル資産プラットフォームの登録が近く完了

●ブロックチェーンを用い、デジタル資産の発行・取引を可能に ●ルーブルと連動するステーブルコイン「ズベルコイン」を発行 ロシアの国営金融・テクノロジー大手ズベルが、デジタル資産の発行・取引を可能にするブロックチェーン(分

ロシア食品大手フクースビル、フードデリバリーに進出

●同社は「食の安全」の高さで有名 ●現在、食品通販部門で国内2位のシェア ロシアの食品通販大手フクースビル(VkusVill)はこのほど、調理済み食品の配達サービスを開始したことを明らかにした。サービス名は「ズゴリャチャ

音声認識API開発 ルーマニア

人工知能(AI)を活用したオンライン音声認識API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を開発提供している。同社の強みは音声認識諸機能の性能の高さで、文字起こしの精度は競合である米グーグルの84%に対し、

シュコダ自がAI研究所を開設、オストラバ工科大学と共同運営

●学術研究の成果を実地に応用、学生には現場の経験を提供 ●同大とは後続無人隊列走行のシステム開発でも提携関係 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は7日、オストラバ工科大学と提携して「産業用人工

露新興企業エルチャージ、移動式充電車のサービス開始

●ミニバンを改造した「自走式充電器」による出前サービス ●英BPなど国際大手が運用を検討 ロシアの新興企業エルチャージ(L-Charge)がこの夏からモスクワで、「電動車(EV)充電の出前」サービスを始めた。独自開発の移

ポーランドPKNオルレン、米GEと洋上風力発電事業で提携

●発電容量1.2GWの風力発電所を設置 ●オルレンはバルト海の洋上風力発電容量を40年までに11GWへ ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンはこのほど、米ゼネラルエレクトリック(GE)の再生可能エネルギー部門GEリニ

ガスプロム、ヘリウム物流基地を開所

●アムールGPPにおけるヘリウム生産ライン稼働に伴いオープン ●同ラインは年産能力が2,000万立方メートル ロシア国営ガスプロムは3日、極東ウラジオストクから北に30キロほど離れたナジェジジンスコエ地区で、ヘリウム物流

露ノバテクと経産省、持続可能なエネルギー開発で協力

●水素とアンモニアの生産販売、CO2の回収と貯蔵などで協力 ●ノバテクはJBICとも低炭素プロジェクトに関する戦略協定 ロシアの民間ガス最大手ノバテクは2日、日本の経済産業省と持続可能なエネルギー開発で協力する覚書を交わ

ウズベキスタン国営航空、LCC部門を立ち上げ

●国内競合や国外LCCに対抗する狙い ●座席数を増やしてチケットを割安に提供 ウズベキスタン国営航空の格安部門(LCC)、ウズベキスタン・エクスプレスが8月30日、運行を開始した。国内民間競合や国外LCCに対抗するねらい

ハンガリー、ガスプロムと長期供給契約

●期間15年で、ガス供給量は年間45億立方メートル ●同国はクロアチア経由のLNG輸入など、供給ルートを多角化 ハンガリー政府は8月30日、天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムと天然ガスの長期供給契約について合意した

トルコの8月インフレ率19.3%、3カ月連続で上昇

●現行の政策金利19%を上回る水準に ●食品価格の高騰が全体を押し上げ トルコ統計局(TUIK)が3日発表した8月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で19.3%となり、前月(19%)から0.3ポイント拡大した

ロシア民用宇宙基地、来年中に完工へ

●極東のボストチヌイ基地、プーチン大統領の視察を受け ●2023年から新型ロケット「アンガラA5」の打ち上げを開始 ロシア政府は来年中に極東のボストチヌイ民用宇宙基地の建設を完了する方針だ。3日のプーチン大統領による基地

スクワットして「無賃乗車」~ルーマニア

ルーマニア北西部のクルジュ・ナポカ市が市民の健康増進に向け、今年も期間限定のサービスをスタートした。国内最大のスポーツイベント「スポーツ・フェスティバル」の企画によるもので、スクワットを20回すると、市内交通の利用が1回

ポーランドの医療系スタートアップ、320万ドル調達

●カーディオマティクスは心電図の測定システムを開発 ●AIを活用し、短時間の分析を可能に 心電図の測定システムを開発するポーランドのスタートアップ企業カーディオマティクス(Cardiomatics)はこのほど実施したシー

米アプティオ、ポーランドにイノベーションセンター開設

●センターはテック企業の集まるクラクフに設置 ●年内に約40人のチーム組み、ソフト開発や製品設計などを行う TBM (IT投資の分析、プランニング、コスト最適化)ソリューション大手の米アプティオはこのほど、ポーランド南部

エドテック、オンライン学習 リトアニア

高校生向けのオンライン授業プラットフォームを開発運営している。講師1名に対し複数名の受講生を割り当てることにより、平均的なマンツーマン指導に比べ料金を5分の1程度に設定しており、経済的に受講が困難な生徒も質の高い授業を受

スロバキア最低賃金、来年646ユーロに引き上げ

●23ユーロの増額、上昇幅は3.7% ●自動引き上げ率は将来的に現行の57%から60%に? スロバキアの最低賃金が、2022年から646ユーロに引き上げられる。現在から3.7%上昇し、23ユーロの増額となる。クラジニアッ

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