マクロ経済

バルト三国の経済快調、今年も3~4%成長

バルト三国の経済は今年も回復基調が続きそうだ。欧州連合(EU)の欧州委員会の予測によると、エストニア経済は今年3%、ラトビアは3.6%、リトアニアは4.1%拡大すると見込まれる。2008年の金融危機の打撃は他の国よりも大 […]

ハンガリー政策金利2.85%に、利下げ幅は縮小

ハンガリー国立銀行(MNB)は21日、主要政策金利を0.15ポイント引き下げ、2.85%に設定した。利下げは18カ月連続で、最低金利の記録を更新した。MNBは緩和局面はまだ終結していないが、下げ幅は小さくなるとの見通しを

輸入物価が4年ぶりに下落、13年は-2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2013年の輸入物価指数は前年比で2.6%減少した。同指数の低下は金融危機の影響で国内総生産(GDP)が戦後最大のマイナス成長となった09年以来で4年ぶり。エネルギー価格が7.0%下がり、

ルーマニア、1-11月のFDIが22%増加

ルーマニアに対する外国直接投資(FDI)は昨年1-11月期に24億ユーロに達し、前年同期から22%増加した。また、前年通期の21億4,000万ユーロもすでに上回った。11月単月のFDIは5億8,700万ユーロと前月よりも

派遣労働者が減少

派遣労働者の数が減少している。連邦雇用庁(BA)の統計によると、昨年6月時点の人数は85万2,000人で、前年同月を6%下回った。1-6月期では前年同期比の減少幅が6.4%に達している。『フランクフルター・アルゲマイネ』

トルコ中銀、大幅利上げ

トルコ中央銀行は28日、金融政策理事会の臨時会合を開き、政策金利を大幅に引き上げた。通貨リラの下落を食い止める狙い。上げ幅が市場の予測を上回ったことに加え、景気を優先して低金利政策を強く求めるエルドアン首相に中銀の独立姿

EUの温効ガス新削減目標、追加費用はGDP比0.7%以下

ポツダム環境影響研究所(PIK)、蘭ユトレヒト大学などの国際研究チームは、欧州連合(EU)がさきに提案した「温室効果ガス排出量を2030年までに1990年比で40%削減する」新たな目標の達成に必要な追加費用は域内総生産(

中東欧の倒産件数後退、大企業の破たん目立つ

フランスの信用保険会社コファスがこのほど発表した2013年の中東欧企業倒産件数は前年に比べて減少した。少し遅れて到達した金融危機の波から穏やかに回復しているもようだ。一方で倒産した企業の債務総額は80%も増加し、倒産の規

13年1-11月の平均賃金、4.1%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が21日発表した2013年1~11月の賃金統計によると、1カ月あたりの平均名目賃金は22万9,700フォリントと前年同期から3.8%上昇した。民間部門は3.9%増の24万400フォリント、公

ポーランドのインフレ率、3カ月連続で0%台に

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した12月の消費者物価上昇(インフレ)率は前年同月比0.7%となり、前月から0.1ポイント上昇したものの、3カ月連続で1%を割り込んだ。インフレ率は2013年1月以来0.2%~1

チェコ銀行協会、経済成長見通しを上方修正

チェコ銀行協会(CBA)は14日に発表した最新の経済見通しで、経済成長率予測を2014年は1.9%、15年は2.5%と、それぞれ昨年10月の前回予測から上方修正した。 \ CBAは昨年10月、14年の経済成長率は1.6%

13年GDP成長率0.4%に低下、2年連続1%未満に

ドイツ連邦統計局が15日発表した2013年の国内総生産(GDP)成長率は物価調整後の実質で0.4%(速報値)となり、前年の0.7%から低下した。1%を割り込むのは2年連続。欧州経済の低迷と世界経済減速の影響で外需(輸出-

ロシア経済見通し暗く、個人消費に影響

ロシア経済の見通しが暗くなっている。連邦統計局(ロススタット)が14日発表した2013年の消費者物価指数は6.5%の上昇となり、当局予測の5%を1.5ポイント上回った。◇資本流出の加速◇失業率悪化◇経済成長の減速◇経済見

13年は財政赤字に転落

ドイツ連邦統計局は15日、連邦(国)と州、市町村、社会保険機関を合わせた2013年の財政収支が17億ユーロの赤字になったと発表した。赤字は2年ぶり。対国内総生産(GDP)比率は0.1%だった。 \ 独連邦銀行(中銀)によ

アゼルバイジャン、1-11月貿易収支は203億ドルの黒字

アゼルバイジャン国家統計局が発表した2013年1-11月の貿易統計によると、貿易額は397億米ドルで前年同期から4.0%増加した。内訳は輸出が300億ドル、輸入が97億ドルで、貿易収支は203億ドルの黒字だった。貿易相手

生産者物価4年ぶり低下、13年は-0.1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年の生産者物価指数は前年比0.1%減となり、4年ぶりに低下した。エネルギーが0.9%減となったことが影響。エネルギーを除いたベースでは0.3%上昇した。 \ エネルギーでは石油製品

独経常黒字が昨年も世界最大に

ドイツの経常黒字は昨年およそ2,600億ドルに達し、前年に引き続き世界最大となったもようだ。Ifo経済研究所のデータをもとにロイター通信が14日、報じたもので、2位の中国(約1,950億ユーロ)を大きく上回った。米国など

卸売物価が4年ぶり低下、13年は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年の卸売物価指数(2005年=100)は前年比0.5%減の122.2へと後退した。同指数が低下したのはリーマンショックに伴う金融・経済危機がピークに達した09年以来で4年ぶり。石炭

14年の東欧成長率は2.5%=フサインIMF副専務理事

国際通貨基金(IMF)のフサイン欧州担当副専務理事は13日、ロイター通信とのインタビューで、東欧経済の成長率が今年2.5%前後にとどまるとの予測を示した。主な取引先である西欧地域の景気回復の勢いに乗れず、他の新興諸国(4

11月製造業売上が大幅増加

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、3カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車と機械産業が好調で、全体が強く押し上げられた格好。地域別で

トルコ、11月の鉱工業生産は前年同月比4.7%増

トルコ統計局が8日発表した2013年11月の鉱工業生産(稼動日調整済み)は前年同月から4.7%増となり、市場予想の4.3%増を上回った。前月比(季節・稼働日数調整後)では2.9%増となった。 \ 業種別では鉱業・採石業が

11月製造業受注2.1%増に

ドイツ連邦経済省が8日発表した2013年11月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比2.1%増となり、2カ月ぶりに拡大した。大型受注が多かったほか、2.1%減となった前月の反動も出た格好。経済省は

11月輸出1%増に、拡大は3カ月連続

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年11月の輸出高は946億ユーロで、前年同月を1.0%上回った。増加は3カ月連続。輸入高は0.4%減の765億ユーロで、4カ月連続で後退した。貿易黒字は181億ユーロ(前年同月169

ユーロ圏小売業が急回復、11月売上高1.6%増

EU統計局ユーロスタットは8日、ユーロ圏の11月の小売業売上高(速報値・数量ベース)が前年同月比で1.6%増加したと発表した。前月の0.3%減から急回復し、2008年2月以来の高い伸びを記録した。(表参照) EU28カ国

ユーロ圏労働コスト上昇率、7-9月は1%

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2013年7-9月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1%となり、前期の1.1%とほぼ同水準だった。労働コストの大部分を占め

ユーロ圏生産者物価、11月は1.2%低下

EU統計局ユーロスタットが7日発表したユーロ圏の11月の生産者物価指数(建設業を除く)上昇率は前年同期比マイナス1.2%となり、4カ月連続で低下した。前月はマイナス1.3%だった。(表参照) 分野別では資本財、耐久消費財

消費者景況感が07年8月以来の高水準に

市場調査大手のGfKが12月20日発表したドイツ消費者景況感指数の1月向け予測値は12月の7.4(確定値)から7.6へと上昇し、2007年8月以来の高水準を記録した。景気見通しの改善や高額商品の購入意欲の向上がプラスに働

生産者物価4カ月連続低下、11月は前年同月比-0.8%に

ドイツ連邦統計局が12月20日発表した2013年11月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比0.8%減の106.5となり、4カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーと中間財が大きく低下して全体が押し下げら

輸入物価11カ月連続で減少、11月は前年比-2.9%に

ドイツ連邦統計局が12月23日発表した2013年11月の輸入物価指数は前年同月比で2.9%減少した。前年同月を下回るのは11カ月連続。エネルギー価格が7.3%下がり、全体が押し下げられた格好。原油と石油製品を除いたベース

インフレ率、昨年は1.5%に低下

ドイツ連邦統計局は6日、2013年のインフレ率(CPI)が1.5%となり、12年の同2.0%から0.5ポイント低下したとの見通しを発表した。1%台に落ち込むのは3年ぶり。エネルギー価格が大きく上がった月が少なかったことが

小売売上が大幅増加、11月は前年同月比+2.6%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2013年11月の小売売上指数は前年同月を名目で2.6%上回り、物価を加味した実質でも1.6%増加した。営業日数は13年11月も12年11月もともに26日で変わらず。営業日数と季節要因を加味

電力価格上昇で産業空洞化の懸念

電力価格の上昇が原因で、独製造業の空洞化がひそかに進んでいる――。ドイツ銀行は12月18日に発表したレポートでそんな警鐘を鳴らした。 \ それによると、エネルギー集約型産業の独投資額が減価償却額を上回ったのは過去17年間

チェコ景況感、改善続く

チェコ統計局(CSU)が12月20日発表した同月の景況感指数(2005年=100、季節調整済み)は91.2となり、前月の90.4から0.8ポイント上昇した。改善は5カ月連続。消費者景況感は前月をやや下回ったものの、2カ月

トルコ労働コスト、12年は1人平均月2680トルコリラ

トルコ統計局が12月30日発表した2012年通期の労働者1人1カ月当たり労働コストは平均2,680トルコリラとなり、4年前(08年)に比べ1.46倍に上昇した。週平均労働時間は42.5時間で、時間当たりに換算すると14.

「貿易制限措置が強まる」=商工会議所

貿易制限措置のしわ寄せを受けるドイツ企業が増えているもようだ。独商工会議所連合会(DIHK)が国外事業を展開する加盟企業2,200社を対象に昨秋実施したアンケート調査によると、そうした措置が「増えている」との回答は34.

企業景況感2カ月連続で改善

Ifo経済研究所が12月18日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の109.3から0.2ポイント増の109.5となり、2カ月連続で改善した。事業の現状判断を示す指数はやや落ち込んだものの、今後6

S&PがEUを格下げ、最上級の1段階下に

大手格付け会社の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は12月20日、EUの長期信用格付けを最上級の「AAA」から1段階引き下げ、「AAプラス」にしたと発表した。予算協議の紛糾などで加盟国の結束が弱まってい

11月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.9%

EU統計局ユーロスタットが12月17日発表した11月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.9%となり、前月の0.7%から0.2ポイント上昇した。(表参照) \ インフレ率の上

ユーロ圏の貿易黒字拡大、10月は172億ユーロ

EU統計局ユーロスタットが12月16日発表した10月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は172億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の96億ユーロから急増した。輸出が1%増の1,722億ユーロ、

ユーロ圏建設業生産高、10月は2.4%減

EU統計局ユーロスタットが12月18日発表した10月のユーロ圏の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.4%減となり、8カ月連続で低迷した。下げ幅も前月の0.7%から膨らんだ。(表参照) 分野別では建築が2.

チェコ貿易収支、10月は336億コルナの黒字

チェコ統計局(CSU)が10日発表した2013年10月の貿易収支(速報値)は336億コルナの黒字となり、黒字幅は前年同月から8億コルナ拡大した。1~10月の累計では3,065億コルナの黒字だった。 \ 10月の輸出額は前

スロバキア、10月の鉱工業生産6.8%増

スロバキア統計局が10日発表した2013年10月の鉱工業生産指数(稼動日調整済み)は前年同月から6.8%の上昇となり、7.4%の伸びを示した前月からやや減速した。 \ 部門別で見ると、製造業は9%上昇した一方、電気・ガス

ルーマニアFDI、1-10月は8.2%減

ルーマニア国立銀行(BNR)が13日発表した2013年1-10月期の国外直接投資(FDI)は前年同期比8.2%減の18億1,600万ユーロに縮小した。純資本流入は13億1,000万ユーロ、企業間債務は4億8,200万ユー

トルコ、7-9月期のGDP4.4%増

トルコ統計局が10日発表した2013年7-9月期の実質国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比4.4%だった。前期(4-6月)の4.5%増からやや減速したものの、市場予想の4.2%増を上回った。 \ 支出項目別に見ると、民

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