統計

ヒートポンプ販売台数、24年には2倍強の50万台に

独ヒートポンプ業界団体BWPはこのほど、2022年の国内ヒートポンプ販売台数(設置件数ベース)が23万6,000台となり、前年を53%上回ったと発表した。天然ガス価格の高騰や政府の助成策を背景に需要は急速に増えており、2 […]

1日時点のガス備蓄率、許容下限の2倍に

ドイツ連邦ネットワーク庁は2日、国内の天然ガス備蓄率が1日時点で78.6%だったことを明らかにした。法律で定められた同日の許容下限(40%)の約2倍という高い水準で、同庁は「この冬にガス不足状況に陥ることはほぼあり得ない

22年はビール出荷量が3%増加、コロナ規制緩和で

ドイツ国内の醸造所ないし倉庫から出荷されたビールの量が2022年は約88億リットルとなり、前年を2.7%上回ったことが、連邦統計局の発表で分かった。新型コロナウイルス感染防止策が大幅に緩和され、飲食店、大型イベント向けの

22年小売売上が実質0.6%減少、物価高騰で下期に失速

ドイツ連邦統計局が1月31日に発表した2022年の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は前年比で実質0.6%減少した。名目売上は高インフレの作用で7.8%増と大きく伸びたものの、物価を加味した実質ベースでは前年水準

空港利用者が昨年は2倍以上に

ドイツ国内の主要23空港を昨年利用した乗客は約1億5,520万人となり前年を111.0%上回ったことが、連邦統計局の発表で分かった。コロナ規制の緩和・廃止が奏功。国内線は98.0%、国際線は111.9%増えた。 過去最高

チェコ中銀が5会合連続で金利据え置き、高金利を当面維持

●インフレ率は1月に20%まで上昇する見込み ●インフレ目標2%の達成に向け、当面は7%の高金利を維持 チェコ中央銀行(CNB)は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置きは5会合連続

トルコの1月インフレ率57.7%、3カ月連続で低下

●縮小は前年同月が高水準だったことによるベース効果が大きい ●同国中銀は金利を一桁台まで引き下げ トルコ統計局(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で57.68%となり、前月の64.

12月の製造業新規受注3.2%増加、21年9月以来の高い伸びに

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した昨年12月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比3.2%増となり、2021年9月以来の高い伸びを記録した。大型受注で水準が強く押し上

欧州中銀が追加利上げ、前回に続き0.5ポイント

欧州中央銀行(ECB)は2 日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは5会合連続。ユーロ圏のインフレ率は鈍化しているものの、なお高水準にあることから利上げを継続。3月の次回会合で

1月のユーロ圏インフレ率8.5%、3カ月連続で縮小

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の1月のインフレ率(速報値)は前年同月比8.5%となり、前月の9.2%から0.7ポイント縮小した。エネルギー価格の高騰に歯止めがかかったことで、インフレ率は3カ月連続で鈍化

ユーロ圏の23年予想成長率、IMFが0.7%に上方修正

国際通貨基金(IMF)は1月30日に発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2023年の予想成長率を0.7%とした。22年の3.5%(予測値)を大きく下回るものの、前回予測(10月)の0.5%から0.2ポイント上方修正

22年のEU新車販売、純電気自動車は28%増

欧州自動車工業会(ACEA)が1日に発表した2022年の新車(乗用車)販売統計によると、EU域内(マルタを除く26カ国)での純電気自動車(バッテリー式電気自動車=BEV)の販売台数は、前年比28%増の112万3,778台

12月のユーロ圏失業率6.6%、最低水準を維持

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の2022年12月の失業率は前月から横ばいの6.6%で、過去最低水準を維持した。前月は速報値で6.5%だった、6.6%に改定された。(表参照) EU27カ国ベースの失業率も

ユーロ圏景況感、3カ月連続改善

欧州委員会が1月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は99.9となり、前月の97.1から2.8ポイント上昇した。同指数はロシアがウクライナに侵攻した直後の3月から下落が続いていたが、3カ月連

ユーロ圏の10~12月期GDPは0.1%増 、物価高などで成長鈍化

EU統計局ユーロスタットが1月31日に発表した2022年10~12月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は、実質ベースで前期比0.1%増だった。予想されていたマイナス成長は避けられたものの、物価高、金融引き締めの影

燃料別:2022年1~12月 1/9

欧州自動車工業会(ACEA)によると、欧州連合(EU)における2022年通期の乗用車新車登録のうち、純粋な電気自動車(BEV)は112万3,778台となり、前年に比べ28.0%増加した。市場シェアは12.1%と、前年(9

CO2排出量当たりのGDPで独はトップ

ドイツは二酸化炭素(CO2)の排出量が多いものの、排出1トン当たりの国内総生産(GDP)は主要排出国のなかで最も高い。このため、生産コストの高さなどを理由にドイツから新興国への製造拠点の移転が進めば、世界全体で排出される

22年10-12月期はマイナス成長に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2022年10-12月期の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期比0.2%減(速報値)となり、7四半期ぶりに縮小した。エネルギー価格と物価の高騰を受けて、これまで

「独経済は今年プラス成長に」、政府が予測引き上げ

ドイツ政府は1月25日、2023年の実質国内総生産(GDP)予測を上方修正した。天然ガス・電力価格高騰の直撃を受ける企業・世帯向けに開始した政府の支援策と、危機に対する経済界の高い対応力を踏まえたもので、従来予測(22年

22年輸入物価26%上昇、48年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が1月31日に発表した2022年の輸入物価指数は前年比26.3%増となり、1974年以来48年ぶりの大幅上昇を記録した。エネルギー価格が111.2%上がったことが最大の押上要因で、エネルギーを除いた上昇率

値上げ計画の企業が4カ月連続で減少

Ifo経済研究所が1月31日に発表した同月のドイツ価格計画指数(DI)は35.4ポイントとなり、前月の40.1ポイント(修正値)から低下した。同指数の下落は4カ月連続。製造、サービス、建設、流通の4部門すべてで数値が下が

電機輸入、11月も過去最高を更新

独電気電子工業会(ZVEI)がこのほど発表した同国の昨年11月の電機製品輸入高は前年同月比19.5%増の248億ユーロとなり、ひと月の額としての過去最高を前月に引き続き更新した。輸出高も11.7%増の224億ユーロと2ケ

男女の賃金差、昨年は18%に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2022年の女性の平均時給は20.05ユーロで、男性(同24.36ユーロ)を18%下回った。統計を開始した06年時点では男女の賃金差(ジェンダー・ペイ・ギャップ=GPG)が23%に上っ

ユーロ圏建設業生産高、11月は1.3%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年11月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で1.3%増加し、11カ月連続のプラスとなった。上げ幅は前月の1.9%を下回った。(表参照) 分野別で

22年の英乗用車生産9.8%減、56年以来の低水準に

英自動車工業会(SMMT)が26日に発表した2022年の自動車生産台数は77万5,014台となり、前年から9.8%減少した。サプライチェーンの混乱による半導体不足が大きく響き、1956年以来の低水準に落ち込んだ。 生産台

宿泊・飲食業界売上、22年は1.5倍に拡大

連邦統計局は19日、宿泊・飲食業界の2022年の売上高が前年比で実質47%増(推定値)と大幅に増えたことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染者が減るとともに、感染防止策が大幅に緩和されたことで、旅行や外食需要が回復し

ドイツの人口、昨年は110万人増加

連邦統計局が19日に発表した2022年末の推定国内人口は最低でも8,430万人となり、前年末を110万人上回った。移民の流入数から流出数を引いた純流入(社会増減)が大幅に増えたためで、国内の出生数と死亡数の差である自然増

製造業受注残高11月は減少、新規受注の大幅減などで

ドイツ連邦統計局が18日発表した11月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で150.4(暫定値)となり、前月を1.2%下回った。減少は2カ月ぶり。サプライチェーンのひっ迫緩和のほか

消費者信頼感4カ月連続改善

市場調査大手GfKが24日に発表したドイツ消費者信頼感指数の2月向け予測値は1月の確定値(-37.6ポイント)を3.7ポイント上回るマイナス33.9ポイントへと上昇した。同指数の改善は4カ月連続。高騰している天然ガス・電

独電機業界の22年生産高3.7%増加

独電機電子工業会(ZVEI)は18日、同国電機業界の実質生産高が2022年は前年比3.7%増(推定)となり、2年連続で拡大したと発表した。ウクライナ戦争、エネルギー危機、高インフレ、サプライチェーンのひっ迫といった難しい

電機業界の新規受注、11月は2.5%増に

独電気電子工業会(ZVEI)がこのほど発表した同国電機業界の11月の新規受注高は前年同月を2.5%上回った。2カ月連続で拡大したものの、伸び率は鈍化傾向にある。地域別でみると、国内が3.2%増、ユーロ圏(ドイツを除く)が

バイオ業界の資金調達、昨年は前年の半分以下に

独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が2022年は9億2,000万ユーロとなり、前年(23億ユーロ)を60%下回ったことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。過去最高となった20年(30億ユーロ)に比べると

22年の粗鋼生産8%減少、下期は統一後最低に

独鉄鋼業界団体シュタールが23日発表した2022年の国内粗鋼生産高は前年比8.4%減の3,684万9,000トンとなり、コロナ禍初年度の20年を除くと09年以来の低水準へと落ち込んだ。下半期に限ると東西ドイツ統一(199

化学業界の景況感が改善、エネルギー価格の下落で

Ifo経済研究所が17日発表した独化学業界の12月の景況感指数(DI)はマイナス23.9ポイントとなり、前月(-30.9ポイント)から大幅に改善した。今後の見通しを示す期待指数がマイナス37.7ポイントからマイナス23.

希土類の66%を中国から輸入

ドイツの希土類(レアアース)輸入に占める中国の割合が昨年1~11月は65.9%に達したことが、連邦統計局の24日の発表で分かった。数量ベースで約5,300万トン、金額ベースで4,930万ユーロに上る。希土類は半導体や電池

22年のEU新車販売4.6%減、部品不足で29年ぶり低水準

欧州自動車工業会(ACEA)が18日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2022年の新車乗用車の販売(登録)台数は925万5,930台となり、前年から4.6%減少した。上半期にサプライチェーンの混乱に伴う部品不足で不

12月のユーロ圏インフレ率、確定値も9.2%

EU統計局ユーロスタットが18日に発表した2022年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ9.2%となり、前月の10.1%から0.9ポイント縮小した。インフレ率の鈍化は2カ月連続。(

JLRの10-12月世界販売5.9%増、6四半期ぶり増加

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)が9日発表した2022/23年度の第3四半期(10-12月期)の世界販売は前年同期比5.9%増の8万4,827台となり、6四半期ぶりに増加に転じた。前四半期比では3.7%

メルセデスベンツ、BEVの22年出荷台数が124%増加

独自動車大手のメルセデスベンツは10日、乗用車の2022年通期の出荷台数が前年比1%減の204万3,900台となったと発表した。地域的な新型コロナウイルスの感染防止措置や、部材不足、物流の停滞などがマイナス要因となった。

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