ティッセンクルップ、4年ぶり黒字に
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが20日発表した2014年9月通期決算の最終損益は2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字(14億3,600万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は4期ぶり。コスト削減が最大の収 […]
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが20日発表した2014年9月通期決算の最終損益は2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字(14億3,600万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は4期ぶり。コスト削減が最大の収 […]
独鉄鋼2位メーカーのザルツギターは13日の決算発表で、2014年通期の売上高予測を従来の100億ユーロから90億ユーロに下方修正した。欧州市場の供給過剰が続き製品価格がなお下落しているため。13年に赤字となった税引き前損
独鉄鋼大手ティッセンクルップは4日、中国江蘇省南部の常州にシリンダーヘッドカバーの工場を開設したと発表した。 新工場は4,000万ユーロを投資して建設された。最大で200人を雇用し、年間100万個のシリンダーヘッドカバー
鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル (ルクセンブルク)は6日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算で2,200万ドルの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億9,300万ドル)から黒字に転じた。鉄鉱石の価格は低下した
ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月連続で後退した。ただ、8月の数値は当初の同2.6%減から1.0%減へと大幅に上
炭素製品大手の独SGLカーボン(ヴィースバーデン)は4日、これまでの5事業部門体制を来年1月1日付で3部門体制に改めると発表した。コスト削減プログラムの一環で、組織のスリム化、事業効率の引き上げ、シナジー効果の拡大が狙い
印鉄鋼大手タタ・スチールの欧州部門タタ・スチール・ヨーロッパは11月3日、成形性を大幅に高めた熱延鋼板「XPF(eXtra Processing Formability)」を発表した。自動車の軽量化と燃費向上に貢献すると
ドイツ連邦統計局が10月29日発表した国内製造業のエネルギー消費量は昨年、4,056ペタジュールとなり、前年比で1.8%減少した。最も多く利用されているエネルギー源は天然ガスで、シェア27%を記録。これに電力(21%)、
スウェーデンの特殊鉄鋼大手SSABは10月22日、新世代のレーザー切断用鋼板「レーザープラス」を発表した。 レーザープラスは、デッドフラット加工による最適な平坦度と最小限の内部応力で、レーザー切断後も最大で3mm/mとい
ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年9月の輸入物価指数は前年同月比1.6%減となり、1年前の水準を21カ月連続で下回った。エネルギーが10.7%減とこれまで同様大きく下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギー
インドの鉄鋼大手タタ・スチールは15日、欧州の長尺製品事業をスイスのクレシュ・グループに売却することで覚書を締結したと発表した。不採算事業を整理し、今後は自動車などに使われる鋼帯事業に経営資源を集中させる。 欧州の長尺製
ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな
ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も
鉄鋼大手の独ティッセンクルップ(エッセン)は9日、経営不振の伊ステンレス鋼子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)で一時的に凍結していた人員削減計画を再開すると発表した。凍結期間中に進めてきた労使交渉がまとまらな
独鉄鋼中堅ヴッパーマンは、ハンガリー北西部のドナウ河畔のギョル・ギョニューに製鉄所を建設する。それに伴いハンガリー政府は65億フォリントを投じて垂直岸壁や新しい埠頭及び線路を整備する予定だ。2015年11月の完成を目指す
韓国の鉄鋼大手ポスコは、仏自動車大手のルノーがパリモーターショー(一般公開:10月4~19日)に出展したコンセプトカー「EOLAB」に軽量鋼材を供給している。2日付の自動車専門誌『ジャストオート』(電子版)が報じた。 同
ドイツ連邦統計局が9月26日発表した2014年8月の輸入物価指数は前年同月比1.9%減となり、20カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が平均11.2%低下したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー
鉄鋼プラントなど金属産業向けの設備を手がけるSMSグループ(デュッセルドルフ)が組織再編に踏み切ることが9月24日、明らかになった。需要減で業績が悪化していることに対応する狙い。事業効率を高めるとともに従業員数を減らし、
印タタ・スチールはこのほど、オランダのアムステルダム郊外のアイモイデン製鉄所に新しいフィニッシングラインを開設したと発表した。 1,200万ユーロを投じて設置されたフィニッシングライン32は、亜鉛メッキ鋼の検査、カッティ
大幅な債務超過に陥っているロシアの石炭・鉄鋼大手メチェルが倒産する公算が高まっている。政府や債権銀行が支援しない方針をほぼ固めたためだ。ロイター通信が20日付で報じた。 アレクセイ・ウリュカエフ経済相は19日メチェルにつ
印鉄鋼大手タタ・スチールは10月21~25日にドイツのハノーバーで開かれる国際板金加工見本市「ユーロブレッヒ」で幅広い分野の新製品を紹介する。 タタ・スチールの熱間圧延ストリップ鋼は加工のし易さで定評がある。同社はエンド
オーストリア建設大手のストラバグは11日、北ポーランドに全長7.6kmのバイパス道路を建設する業務を受注したと発表した。道路工事に付随して環境保護設備の構築などさまざまな土木工事も担当するため、受注規模は4,000万ユー
独鉄鋼大手ティッセンクルップは11日、マテリアルサービス事業のチェコ子会社ティッセンクルップ・フェロスタ(ThssenKrupp Ferrosta)が同国のリンホレツとフラデツ・クラーロベーで展開している倉庫4カ所をプラ
ルーマニア統計局が8日発表した鉱工業の2014年1-7月期売上高は前年同期を9.9%上回る大幅増となった。製造業が9.9%増、鉱業が8.8%増で、いずれも堅調さを示した。 製造業では特に石炭・石油精製品(31.8%)、ゴ
EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の7月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1%上昇し、3カ月ぶりのプラスとなった。前月は0.3%の低下だった。(表参照) 分野別では中間財が0.5%、資本財が
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは5日、伊ステンレス鋼子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)の経営再建に向けて従業員2,600人のうち550人を整理するとした計画の凍結方針を明らかにした。イタリア政府などの
ドイツ連邦陸運局が8月27日発表した2014年7月の輸入物価指数は前年同月比1.7%減となり、19カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が8.2%下がったことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベースでは
ドイツ連邦統計局が2日発表した2014年上半期(1~6月)の鉄道貨物輸送量は1億8,380万トンで、前年同期を1.5%上回った。第1四半期(1~3月)に4.4%増となった「貯金」効果が大きく、第2四半期(4~6月)は1.
ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年7月の生産者物価指数は前年同月比0.8%減となり、12カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.2%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは0.
独鉄鋼最大手のティッセンクルップ が14日発表した2014年4~6月期(第3四半期)決算の最終損益は4,000万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3億9,800万ユーロ)から改善した。同社は赤字が続いていたが、合理化効
ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年7月の卸売物価指数は前年同月比0.7%減となり、13カ月連続で1年前の水準を下回ったものの、下げ幅は5カ月連続で縮小した。下げ幅の直近のピークは2月の1.8%だった。 7月の卸売
ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年6月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%増となり、2カ月ぶりに拡大した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)はそれぞれ0.1%減、0.3%減と
独鉄鋼業界団体シュタールが11日発表した独業界の2014年第2四半期(4~6月)の圧延鋼新規受注高は964万4,000トンとなり、前年同期比で4.7%増加した。増加は2四半期連続。ドイツ国内からの受注が4.6%増加、ドイ
小売市場の変化に歩調を合わせる形で、欧州のショッピングカートメーカーが多品種化による生き残りの道を探っている。店内での使い勝手やデザインなどに対する買い物客の要求が高まっているうえ、欧州債務危機の影響で個人消費が冷え込む
鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル (ルクセンブルク)が1日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算は、最終損益が5,200万ドルの黒字となり、前年同期の赤字(7億8,000万ドル)から黒字に転じた。欧州、米国での
独自動車部品メーカーのヒルシュフォーゲルはこのほど、鉄鋼メーカーのゲオルクスマリーエンヒュッテ(GMH)と共同で、高機能と低コストを両立させた新たな鋼材を開発した。同鋼材は16MnCr5Mod(H2)というベーナイト鋼で
ドイツ連邦統計局が29日発表した2014年6月の輸入物価指数は前年同月比1.2%減となり、1年前の水準を18カ月連続で下回ったものの、下げ幅は12年12月以降で最低となった。前月比は0.2%増加、7カ月ぶりに上昇へと転じ
ドイツ連邦統計局が21日発表した2014年6月の生産者物価指数は前年同月比0.7%減となり、11カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.4%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは下げ
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は17日、赤字が続く伊ステンレス鋼子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)の経営再建計画をイタリア政府と労組に提示した。事業分野の絞り込みや人員・コスト削減を通して
ロシア鉄鋼大手のセベルスタリが米国から撤退する。最後に手元に残っていた2製鉄所を米国の同業2社に総額23億2500万米ドルで売却する。セベルスタリが22日明らかにした。 ミシガン州ディアボーン製鉄所をAKスチールに7億ド
ドイツ連邦統計局が11日発表した2014年6月の卸売物価指数は前年同月比0.8%減となり、12カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油製品が2.1%低下したことが最大の押し下げ要因で、このほか、穀物・葉たばこ・種苗・
印鉄鋼大手タタ・スチールの欧州部門タタ・スチール・ヨーロッパは1日、英サウス・ウェールズ地方のポート・タルボット工場で従業員の10%に相当する400人を削減すると発表した。欧州で鉄鋼需要が減少していること受け、コストを削
ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年5月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.9%減となり、2カ月ぶりに後退した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がそれぞれ3.4%、2.3%の幅で
オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネは4日、冷暖房空調設備向け部品子会社の蘭フラムコを現地メーカー、アールベルツ・インダストリーズに売却すると発表した。中核事業に属さないため。フラムコは売上高が1億2,500万ユーロ
独自動車部品大手のKSPGが商用車エンジンのスチール製ピストンの軽量化に取り組んでいる。同社が6月25日の記者会見で明らかにしたもので、現行のモノブロック構造スチールピストン(重量4,070グラム)を、アルミ素材を使った
印鉄鋼大手タタ・スチールの欧州部門タタ・スチール・ヨーロッパは6月27日、ドイツ・ルール地方のゲルゼンキルヒェンにあるサービスセンターで2本目のスリッティングラインを開設したと発表した。 950万ユーロを投じて設置された
ドイツ連邦統計局が6月27日発表した2014年5月の輸入物価指数は前年同月比2.1%減となり、1年前の水準を17カ月連続で下回ったものの、下げ幅は13年2月以降で最小となった。前月比はプラスマイナス0%で、4カ月続いた低