環境

フェデラルモーグル、商用車向け無鉛軸受ブッシュを開発

米フェデラルモーグルはこのほど、独ヴィースバーデンの工場で国際プレスカンファレンスを開き、商用車向けの新シェル型針状ころ軸受ブッシュ「Irox」を披露した。材料に鉛を使用しないで環境に配慮するとともに、従来製品より高い耐 […]

RWE AG―発電所の稼働停止規模を拡大へ―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は14日の決算発表で、一時的ないし恒久的に稼働停止する発電所の規模を従来計画の66ギガワット(GW)から74GWに拡大する方針を明らかにした。再生可能エネルギーの急増を受けて電力取引価

ポズナニ圏の自治体連合、近郊交通高速化を計画

ポズナニ市とその周辺自治体が、欧州連合(EU)の助成金を活用して近郊交通の高速化に取り組む。これらの自治体で作るメトロポリア・ポズナニ協会の計画案を各自治体で検討し、7月以降、行政当局が評価作業に入る予定だ。 計画案によ

ハンガリー政府、中国銀行の拠点設立計画を歓迎

中国大手銀行の中国銀行は11日、ブダペストに中東欧事業開発センターおよび人民元の決済センターを設置する計画であることを明らかにした。ハンガリー政府もこの計画に対する支持を表明しているという。 中国銀行の田会長は10日、再

Siemens AG―洋上風力発電で大型受注、15億ユーロ強に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は15日、オランダの洋上風力発電パーク建設プロジェクト「Gemini」向けにタービン150基を納入すると発表した。契約には15年間の保守点検サービスが含まれており、受注総額は15億

流し網漁を来年から全面禁止、欧州委が提案

欧州委員会は14日、EU水域での流し網漁を全面的に禁止する方針を打ち出した。すでに実施されている制限が順守されておらず、貴重な生物が誤って捕獲されるケースが後を絶たないことから、2015年1月から例外なく禁止し、監視しや

再可エネ助成分担金の軽減ルール改正法案閣議決定

ドイツ政府は7日の閣議で、再生可能エネルギー助成分担金の軽減ルール改正に向けた法案を了承した。4月の閣議で承認した再生可能エネルギー法(EEG)の改正案を補完するもので、欧州連合(EU)の補助金ルールを順守しながら電力集

Vaillant Group―ロシア事業を今後も拡大―

暖房機器大手の独Vaillant(レムシャイト)はロシア事業を今後も拡大する意向だ。カルステン・フォイクトレンダー社長の発言として13日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 同国売上高は今年、1億ユーロとなり

製造業で断熱強化の余地大きく

ドイツの製造業界はエネルギー効率を改善する余地が大きいようだ。再生可能エネルギー分野のコンサルティング企業Ecofysがこのほど発表した調査レポートによると、建物・設備の断熱を強化するだけで106ペタジュール(29テラワ

再可エネ電力の割合27%に上昇

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は9日、再生可能エネルギーによる国内の発電量が第1四半期に402億キロワット時(kWh、暫定値)となり、前年同期の357億kWhから13%増加したと発表した。再可エネ発電設備が助成政

渡り鳥が方向感覚喪失、エレクトロスモッグで

電子機器から発生する電磁波ノイズ(エレクトロスモッグ)が渡り鳥の方向感覚を狂わせることが、独オルデンブルク大学のヘンリク・モーリットセン教授を中心とする研究チームが実施した調査で明らかになった。これまで「生物学的プロセス

「カーボンリーケージ」、高リスク部門のリスト公表

欧州委員会は5日、温室効果ガス排出規制の緩い域外の第3国に生産拠点を移す「カーボンリーケージ」のリスクが高い産業部門を特定したリストを公表した。EU排出量取引制度(EU-ETS)の規定に基づき、対象となる産業部門には20

EUのCO2排出量、13年は2.5%減

EU統計局ユーロスタットは7日、2013年の加盟28カ国からの化石燃料の燃焼による二酸化炭素(CO2)排出量(速報値)は約33億5,000万トンで、前年から2.5%減少したと発表した。28カ国のうち22カ国で排出量が前年

ダイムラー車の新車登録拒否は不当、仏最高裁が最終決定

独自動車大手のダイムラーが欧州連合(EU)での使用が禁止されているカーエアコン冷媒を新車に用いているのはEU法に違反するとして、フランス当局が新車登録の受付を拒否していた問題で、同国の最高行政裁判所に当たる国務院は5日、

チェコのゼマン大統領、EU再可エネ目標案を拒否

チェコのゼマン大統領は4月29日、欧州連合(EU)の欧州委員会の提案する再生可能エネルギー強化目標の受け入れは難しいとの立場を表明した。同時に、二酸化炭素(CO2)排出削減目標には賛成し、原子力発電でこれを実現する姿勢を

Solarworld AG―業績改善―

太陽電池大手の独Solarworld(ボン)が6日発表した2014年1-3月期(第1四半期)暫定決算の営業損益(EBITベース)は1億2,740万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3,230万ユーロ)から大幅に改善した

独が航空会社に制裁、EU排出規制めぐり

ドイツ環境省は1日、航空部門に対するEUの温室効果ガス排出規制に基づき、二酸化炭素(CO2)排出量が排出上限枠を超えた航空会社に制裁金を科したことを明らかにした。EU加盟国が排出量取引制度(EU-ETS)に基づいて、航空

欧州議会、トラックの燃費・安全性改善策を承認

欧州議会は4月15日の本会議で、大型トラックの燃費や安全性の向上のため欧州委員会が提案していたトラックの重量とサイズに関するルールの改正を承認した。 欧州委は2013年4月、貨物トラックのデザインを空気力学的な効率性の観

ルクオイル、ブルガリア製油所の近代化工事開始へ

ロシア石油大手のルクオイルが、ブルガリアのネフトキム・ブルガス製油所における減圧残渣油水素化分解装置の設置工事に取り掛かる。重質油処理技術を整備するプロジェクトの第1段階で、投資額は15億米ドル。3年後の完工を見込む。ブ

レジ袋を19年までに80%削減、法案が議会の第1読会通過

スーパーなどで使われるプラスチック製レジ袋の利用を削減するEU指令案が16日、欧州議会本会議の第1読会を通過した。2019年までに80%以上を削減するという内容。同法案は6月にEU閣僚理事会で協議され、5月の選挙で改選さ

欧州議会、トラックの燃費・安全性改善策を承認

欧州議会は15日の本会議で、大型トラックの燃費や安全性の向上のため欧州委員会が提案していたトラックの重量とサイズに関するルールの改正を承認した。 欧州委は2013年4月、貨物トラックのデザインを空気力学的な効率性の観点か

ベントレー、初のPHVコンセプトを公開へ

英高級車メーカー、ベントレーは9日、同社初となるプラグインハイブリッドのコンセプトカーを20日に中国の北京で開幕する北京国際モーターショーに出展すると発表した。 コンセプトカーは、ベントレーのフラッグシップモデルである「

豊田通商―独スクラップ大手Scholzに約40%出資―

豊田通商は10日、金属スクラップ世界2位の独Scholzに39.9%出資することで合意したと発表した。Scholzは経営破たんの危機に直面しており、資本注入により救済する格好となる。出資額は明らかにしていない。 Scho

Enercon GmbH―再可エネ法成立後に投資凍結を解除―

独風力発電タービン大手のEnercon(アオリヒ)は再生可能エネルギー法(EEG)改正案の成立後、これまで凍結してきた1億1,000万ユーロ規模の国内投資を解除する意向だ。ハンスディター・ケットヴィヒ社長の発言として『フ

Vestas Wind Systems A/S―独再可エネ助成抑制策への対処に自信―

デンマークの風力発電タービン大手Vestas(ラナース)は、ドイツ政府が打ち出した再生可能エネルギーの助成抑制策の影響が小さいとみている。中欧事業を統括するクラウスステーン・モルテンセン氏が『ハンデルスブラット』紙に明ら

Sick AG―発電所向けセンサーを中国で受注―

センサー製造の独Sick(ヴァルトキルヒ)は8日の決算発表で、中国の石炭発電所およそ600カ所向けに脱硝装置用のセンサーを受注したことを明らかにした。同国では公害が深刻化しており、環境関連向けの需要拡大が期待されている。

超伝導ケーブルの実証実験、RWEが実施へ

電力大手の独RWEが超伝導ケーブルの実証実験を実施する。広報担当者の発言として10日付『ハンデルスブラット』紙が報じたもので、第2四半期中に開始する予定だ。 本社所在地エッセンの中心部に約1キロメートルのケーブルを敷設。

ソーラー飛行機の2号機披露、15年に世界一周へ

太陽エネルギーのみを駆動源とする有人小型飛行機を開発するソーラー・インパルス(スイス・ローザンヌ)は9日、試作第2号機「Solar Impulse 2(SI2)」を公開した。2009年に作成された1号機(HB-SIA)よ

ポーランド政府、再生エネ法案を承認

ポーランド政府は8日、再生可能エネルギー法案を承認した。再生可能エネルギー電力に対する支援として従来のグリーン証書制度に代わってオークション制度を導入するのが柱。議会と大統領の承認を経て施行する。 国内消費電力の88%を

100年ぶりのオオカミ~チェコ

北ボヘミア地方にオオカミが生息していることが100年ぶりに確認された。環境保護団体が仕掛けたカメラが撮影したもので、19世紀末に絶滅してから100年以上たって、ようやくオオカミが帰ってきたことがはっきりした。 これまでも

再可エネ助成ルールで法改正

ドイツ政府は8日の閣議で、再生可能エネルギー法(EEG)の改正案を承認した。再可エネ電力の普及促進に伴うコストの膨張を抑制することが狙い。同法案には州政府の意向が反映されており、今後、連邦議会(下院)と州の代表で構成され

英ノーサンバーランド州、日産「リーフ」を公用車に導入

英国のノーサンバーランド州はこのほど、日産の電気自動車(EV)「リーフ」2台を導入した。自治体職員用の公用車として利用する。リーフは走行距離1マイル当たりの電気代がわずか2ペンスと低額で、自治体職員や議員の旅費削減に貢献

Siemens AG―英に風力発電用設備の新工場―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は3月25日、英国に洋上風力発電用設備の新工場を開設すると発表した。1億6,000万ポンド(約274億円)を投じて、風力タービンとタービン用のローター・ブレード(翼)の工場を建設す

SMA Solar Technology AG―最終赤字に転落―

ソーラーインバーター大手の独SMA Solar(ニーステタール)が3月27日発表した2013年通期決算の最終損益は6,690万ユーロの赤字となり、前期の黒字(7,510万ユーロ)から大幅に悪化した。欧州太陽電池市場の規模

Rena

表面加工機械メーカーの独Renaは3月26日、会社更生手続きの適用をフィリンゲン・シュヴェニンゲン区裁判所に申請した。同社は太陽電池製造業界向け事業が不振で経営が悪化。2010年と13年に発行した計7,700万ユーロの社

VW

自動車大手の独Volkswagen(VW)は3月28日、中国の合弁先である同業上海汽車(SAIC)、第一汽車(FAW)の2社と共同で環境対策車を共同開発することでそれぞれ合意した。FAWとの間では環境対策車の共同生産と、

ドイツが重点輸出先国6カ国を選定

連邦経済省は3月26日、ドイツ企業の重点輸出先国として6カ国を選定したと発表した。6カ国の市場に関する包括的な情報を今後、中小・中堅企業に提供。これらの国への輸出をサポートしていく。 対象6カ国は中国、ガーナ、インドネシ

シトロエン、「C4」と「DS5」にユーロ6対応モデル

仏シトロエンは、コンパクトカー「C4」と高級レンジモデル「DS5」に最新の排出ガス規制ユーロ6に適合したエンジンを搭載する。新たに搭載するのは「C4」向けの1.2リッター3気筒ガソリンターボエンジンと「DS5」向けの2.

包装材と金属・樹脂ゴミを一括回収へ

ドイツのバルバラ・ヘンドリックス連邦環境相は『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』紙のインタビューで、包装材と金属・樹脂ゴミを同一のコンテナで回収する方式の導入方針を明らかにした。これまでは別々のコンテナで回収してきたが、同

再可エネ助成分担金、自家発電への課金方針を撤回

ドイツのガブリエル連邦経済相は24日、再生可能エネルギー助成分担金を自家発電にも課すとした方針を撤回した。経済界から強い批判が出ているためだ。自家発電への分担金課金は熱電併給システムの普及促進を目指す政府方針に合致しない

新日鉄住金エンジニアリング―独社買収―

新日鉄住金エンジニアリングは24日、独同業Fisia Babcock Environment GmbH(FBE)を伊Salini Impregilo S.p.Aから完全買収することで合意したと発表した。環境エンジニアリン

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