航空

エールフランス─KLM(仏航空)

2010年7-9月期(第2四半期)決算で2億9,000万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億4,700万ユーロ)から黒字に転換。アジア、アフリカ、中近東への路線増設による収益基盤の拡大、コスト削減が収益を押し上げ […]

A380事故原因はタービン部品=ロールスロイス

エアバスA380のエンジン事故を調査していたエンジン製造元の英ロールスロイスは12日、タービン用の特殊部品が事故を引き起こしたことを明らかにした。この部品が燃料の発火を引き起こし、エンジンカバーの剥離につながったとしてい

イエメン発民間機の着陸を解禁

ドイツ政府はイエメン発の航空機に適用していた国内空港への着陸および領空通過禁止措置を12日午後に部分解除し、民間機の乗り入れを解禁した。週刊誌『シュピーゲル』が報じ、内務省が追認した。貨物便については禁止措置を継続してい

国際航空貨物のカルテルで制裁、ルフトハンザは免除

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、日本航空を含む航空12社が国際航空貨物で価格カルテルを結んでいたとして、うち11社に総額7億9,940万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。4年間に及ぶ調査の結果、12社は燃料価格

英ロールスロイスが厳しい立場に、A380などの事故で

豪カンタス航空のエアバスA380型機とボーイング747型機でエンジントラブルなどが立て続けに起きことを受け、両エンジンを供給した英ロールスロイスが窮地に立たされている。5日には同社株が一時9%以上も下落したほか、独ルフト

航空税法案可決、日本便は45ユーロ値上がり

独連邦議会は10月28日、航空税法案を可決した。同税は財政再建の一環として来年1月1日付で導入されるもので、ドイツを飛び立つ旅客に課税される。税額はフライト距離が2,500キロメートル以下の短距離便で8ユーロ、2,500

イエメン便の着陸・通過を全面禁止

ドイツ政府は1日、イエメン発の貨物便と旅客便を対象にドイツへの着陸と領空通過を全面禁止したことを明らかにした。10月30日未明に英空港で発見されたイエメン発の爆発物が独ケルン・ボン空港を経由していたことに対応した格好。政

「政府調達の改善を」、独経済相が日本に注文

ドイツのライナー・ブリューデルレ経済相は15日、訪問先の日本で大畠章宏・経済産業相などと会談したなかで、日本が欧州連合(EU)と自由貿易協定を締結することを支持すると述べるとともに、同協定を実現するには「いくつかの障害を

ICタグで災害救助を迅速化、空港で大規模演習

フランクフルト国際空港で9日、大規模な災害救助訓練が実施された。今回の訓練では災害時の救急治療に欠かせないトリアージ(識別票)にRFID(ICタグ)を取り付けたトリアージタグ(トリアージICタグ)を初投入。従来の手書き式

一部区間の欠航でも補償金は全区間ベースで算出=最高裁

フライト欠航の結果、当初予定の便に乗り継げず目的地到着が翌日にずれ込んだことを受け、乗客が蘭航空大手KLMに全区間の運賃の返済を求めていた係争で、独最高裁の連邦司法裁判所(BGH)は14日、乗客の請求を認める判決(訴訟番

ウクライナ航空会社、日本の旅行会社とチャーター便契約

ウクライナのアエロスヴィート航空はこのほど、日本の旅行会社ジャパン・エア・トラベル・マーケティングと、チャーター便の運航に関する契約に調印したと発表した。来年7月半ばから9月後半の期間に、キエフ―東京で11便を運行する。

エアバルティック、バレンツ沿岸地域の航空網整備へ

ラトビアの国営航空エアバルティックは23日、フィンランド中部のオウル空港を拠点空港とし、バレンツ海沿岸都市を結ぶ新路線を就航する計画を明らかにした。オンライン情報サイトの『バレンツ・オブザーバー』が報じた。 \ 同空港か

Deutsche Lufthansa AG―機内ネットサービスなど再導入―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)が機内でのネットサーフィンやSMS(携帯電話のショート・メッセージ・サービス)の利用サービスを数年ぶりに再導入する。対象となるのは長距離路線で、まずは今秋から大西洋路線でス

産業界、交通インフラ予算引き上げを要求

ドイツ産業連盟(BDI)やドイツ自動車工業会(VDA)など計13の経済団体・企業は15日、政府に交通インフラ予算の拡大を求める共同声明を発表した。国内の交通インフラの質は慢性的な投資不足で劣化しているとして、具体的な戦略

オリンピック航空の補助金返納、欧州裁判決で減額

欧州司法裁判所の一般裁判所は13日、ギリシャ政府がオリンピック・エアライン(オリンピック航空)に支給した補助金は不当な公的支援に当たるとして、オリンピック航空に対して約6億ユーロの返納を命じた欧州委員会の決定について、返

ドイツの競争力5位に上昇=世界経済フォーラム

世界経済フォーラム(WEF)が9日発表した「2010年版世界競争力レポート」で、ドイツの競争力ランキングは前年の7位から5位へと上昇した。インフラの充実などが評価された。1位は2年連続でスイスが獲得。昨年初めて2位に転落

ポーランド、交通インフラの整備が課題に

欧州の中央部に位置するポーランドは、西欧と東欧を結ぶ交通の要衝として重要な役割を果たしている。しかし、その交通インフラは貧弱であり、特に道路事情の悪さは大きな問題となっている。2012年にサッカー欧州選手権(ユーロ201

キムインポルト、上期利益3%増

さまざまな産業分野で手広く事業を展開するブルガリアのキムインポルトがこのほど発表した2010年1-6月期決算は、売上高が28億7,500万レフで前年同期比19.5%の大幅な減収となった。一方、20%に上るコスト削減を達成

エールフランス、エアバス「A380」の東京便運航開始

欧州航空最大手エールフランスKLMが2日、パリ-東京路線でエアバスの超大型旅客機「A380」の運航を開始した。同社の定期便でのA380運航は、パリ-ニューヨーク(2009年11月)、ヨハネスブルク(2010年2月)に続き

ビジネスクラスの利用が増加、景気回復が追い風に

景気回復を背景に出張経費を拡大する企業が増え、ファースト・ビジネスクラスの利用も拡大してきた。国際航空運送協会(IATA)によると、6月のファースト・ビジネスクラスの利用者数は前年同月から16.6%増加、増加幅はエコノミ

トルコ航空、中東欧同業の買収に意欲

トルコ航空(THY)が、中東欧の航空会社の買収へ積極的に動いている。潜在性の高い中東欧の航空市場で勢力を拡大し、将来的にルフトハンザやエールフランスKLMと肩を並べる欧州のトップキャリアを目指す考えだ。 \ THYは20

オリンピックとエーゲ航空の合併、本格調査に着手

欧州委員会はこのほど、ギリシャのエーゲ航空とオリンピック航空の合併計画について本格調査に着手した。初期調査の結果、国内線の全路線や多くの国際線で市場シェアが極めて高くなり競争を阻害する恐れがあるため。12月7日までに結論

Air Berlin PLC & Co. Luftverkehrs KG―ワンワールド加盟へ―

ドイツ2位の航空会社Air Berlin(ベルリン)は7月27日、航空連合ワンワールド・アライアンスに加盟することで合意したと発表した。コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れを通して旅客の利便性を高め集客力を増

墜落したルフトハンザ貨物機、安全性に問題

7月24日にサウジアラビアのリヤド空港で墜落したルフトハンザの貨物機について、安全性の問題が以前から指摘されていたことが分かった。2日付『南ドイツ新聞』が報じた。 \ 事故機はマクドネル・ダグラス(現ボーイング)製の「M

バーザヴィ・エレメント、格安航空買収で交渉

ロシアの複合企業、バーザヴィ・エレメントは、格安航空会社スカイ・エクスプレスの買収で交渉を進めている。ロシア南部地域に強みを持つスカイ・エクスプレスを傘下に収めることで航空事業を強化するのが狙い。 \ 7月27日付の有力

米航空大手2社の合併、欧州委が承認

欧州委員会は7月27日、米航空大手ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併を承認すると発表した。すでに2社がEU域内で就航している路線は旅客、貨物輸送とも大きく重複していることから、「合併は域内の公正な競争を妨げるもの

ルフトハンザ(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は1億9,400万ユーロで、前年同期の8,900万ユーロから急増。旅客、貨物部門とも需要が回復し、収益が拡大した。売上高は30%増の69億ユーロ。 \

エールフランス─KLM(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第1四半期)決算で7億3,600万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(4億2,600万ユーロ)から黒字に転換。旅客便、貨物の両部門で需要が回復したほか、航空券予約システム運用会社であるアマデウス

ブリティッシュ・エアウェイズ(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の最終損益は1億2,200万ポンドの赤字。乗務員のストライキ、アイスランドの火山噴火に伴う欠航が響き、赤字幅は前年同期の1億600万ポンドから膨らんだ。売上高は2.3%減の19億4,

航空税案を政府が修正、短距離安く・長距離高く

ドイツ政府は来年1月から導入予定の航空税の原案を修正した。航空業界などから激しい批判が出たためで、当初案で2種類だった税額を3種類に細分化するほか、短距離路線の税額引き下げ、長距離の引き上げを図る意向だ。政府関係者がロイ

機内食がおいしく、フライト中の味覚変化を解明

機内食がおいしく生まれ変わる可能性が出てきた。フラウンホーファー建築物理学研究所が機内のシミュレーション装置を使って実施した試験で、地上より乾燥して気圧が低い機内では味覚が変わることが証明されたためだ。この成果を活用すれ

航空税は短距離13ユーロ、長距離26ユーロ=財務省案

財政再建の一環でドイツ政府が来年1月に導入予定の航空税は、欧州連合(EU)域内などの短距離路線で乗客1人当たり13ユーロ、日本向けなどの長距離路線で同26ユーロとなる見通しだ。連邦財務省が作成した当該法案の原案をもとにロ

ルフトハンザ、地上職員とも合意

航空大手の独ルフトハンザは7日、地上勤務職員などおよそ5万人の給与を据え置くことでサービス労組Verdiと合意したと発表した。同社はパイロット労組VCとも6月下旬に次期労使協定で合意しており、残すは客室乗務員労組UFOと

ライアンエアーの買収計画阻止は「妥当」=欧州裁判所

欧州司法裁判所の一般裁判所は6日、欧州最大の格安航空会社であるアイルランドのライアンエアーが同国の旧国営航空会社エア・リンガスを買収する計画を阻止した欧州委員会の判断を妥当とする判決を下した。 \ ライアンエアーは200

企業の出張が1割減に コスト削減は今年も

ドイツ企業の大半が昨年、経済危機を理由に出張経費を削減した。独トラベルマネジメント協会(VDR)によると、昨年の出張件数は前年比11%減の1億4,500万件に後退。出張費も12%減の411億ユーロに縮小した。VDRが企業

ハンガリー格安航空ウィズエアー、乗客数大幅増

ハンガリーの格安航空会社ウィズエアーが上昇気流に乗っている。このほど明らかにした2009年売上高は1,350億フォリントで、前年比27%の増収だった。今年4月までの12カ月間の乗客数は840万人で、前年より30%増えた。

ルフトハンザがパイロット労組と合意

ルフトハンザドイツ航空と独パイロット労組VCは24日、新しい労使協定で合意に達した。合意内容はパイロットの給与額を2011年3月まで据え置く見かえりとして、ルフトハンザは国外への雇用移転を見合わせるというもので、新協定は

EU・米が第2段階の航空自由化協定調印、過半出資が可能に

EUと米国は25日、大西洋路線の自由化促進を目指す航空自由化(オープンスカイ)協定を拡大し、航空会社に対する外資の出資規制を緩和することで合意した。米議会および欧州議会の承認と、EU加盟国の批准を経て新協定が発効する。実

国営航空マレーヴの経営再建、さらに500億フォリント必要

ハンガリー政府は、国営航空会社マレーヴの経営再建にさらに500億フォリントが必要とみているもようだ。現地有力日刊紙『Nepszabadsag』が15日、5月末に開かれた同社株主総会の出席者の言葉を引用して伝えた。マレーヴ

「爆弾持ってるのよ」は冗談で済まず

フライト前のセキュリティチェックの際に乗客が爆弾を持っていると「自己申告」する出来事がミュンヘン空港で17日、立て続けに2件起きた。国内14空港の治安を担当する連邦警察庁が18日明らかにした。 \ 人騒がせな行動をしたの

リガ国際空港で新ターミナル建設

ラトビアの国営航空エアバルティックは9日、トルコの空港運営大手TAVエアポーツ・ホールディングスと折半出資の合弁会社を設立することで合意した。合弁会社はリガ国際空港(RIX)に第4ターミナルを新設、運営する。建設には約9

Hochtief

独建設最大手Hochtiefのヘルベルト・リュトケストラートケッター社長は10日、インフラ運営子会社Hochtief Concessionsの株式公開(IPO)が早くても2011年になるとの見通しを示した。現在は経済危機

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