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2010/7/28

総合 - ドイツ経済ニュース

航空税案を政府が修正、短距離安く・長距離高く

この記事の要約

ドイツ政府は来年1月から導入予定の航空税の原案を修正した。航空業界などから激しい批判が出たためで、当初案で2種類だった税額を3種類に細分化するほか、短距離路線の税額引き下げ、長距離の引き上げを図る意向だ。政府関係者がロイ […]

ドイツ政府は来年1月から導入予定の航空税の原案を修正した。航空業界などから激しい批判が出たためで、当初案で2種類だった税額を3種類に細分化するほか、短距離路線の税額引き下げ、長距離の引き上げを図る意向だ。政府関係者がロイター通信に対し明らかにした。

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航空税はドイツの空港を利用する乗客(トランジットを除く)に課す新税で、政府原案では欧州域内などの短距離が13ユーロ、長距離が26ユーロとなっていた。

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同構想に対する批判を受けて財務、環境、交通、経済の4省の次官・局長からなる検討部会は修正案を作成。ドイツ国内と欧州(短距離)を9ユーロ、2,500~6,000キロの中距離を25ユーロ、6,000キロ超の長距離を40ユーロとすることで合意した。

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