電子、電機

ポーランド再可エネ法改正、小型発電設備の需要拡大へ

ポーランドで小型発電・給湯設備の需要拡大が見込まれている。再生可能エネルギー法改正で促進制度が採用されたためで、太陽光発電機を中心に普及に弾みがつきそうだ。 促進制度は一般世帯や住宅協同組合が設置する出力40キロワット以 […]

製造業売上、自動車けん引で1月は1.1%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2015年1月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%増となり、2カ月連続で拡大した。ユーロ圏外が4.4%増加して全体をけん引。国内(0.2%減)とユ

SAP―クラウド分野で従業員拡充―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)はクラウドコンピューティングの分野で従業員数を拡大する計画だ。同事業は将来性が高いためで、今年およそ2,200人増やす予定。シュテファン・リース取締役(人事担当)がdpa通信に

コンチネンタル

独自動車部品大手コンチネンタルのエルマー・デーゲンハルト社長は5日、アップルが自動車事業に参入するのであれば協力したいとの立場を明らかにした。アップルをめぐっては2020年にも電気自動車(EV)の生産を開始するとの観測が

企業のクラウドプロバイダー選定、EU内にあることが条件

クラウドコンピューティングの企業利用率が昨年ドイツで44%に達し、前年の40%から4ポイント増えたことが、独情報通信業界連盟(Bitkom)とコンサルティング大手KPMGが6日に共同発表したアンケート調査報告で分かった。

一人当たりのICT投資額、独はEU平均を25%上回る

独情報技術業界連盟(Bitkom)は4日、ドイツの住民一人当たりの情報通信技術(ICT)投資額が昨年は1,476ユーロとなり、前年比で約1%(21ユーロ)増加したと発表した。欧州連合(EU)平均をおよそ25%上回っている

蘭半導体大手NXPが米社買収、車載半導体で世界最大手に

オランダ半導体大手のNXPセミコンダクターズは2日、米同業フリースケールを買収することで合意したと発表した。これによって車載半導体分野で世界最大手に浮上する。今年下期の買収手続き完了を予定している。 NXPはフリースケー

補聴器最大手ソノバ、独ハンザトンを買収

補聴器世界最大手のソノバ(スイス)は2日、独同業ハンザトン・アクスティクを完全買収すると発表した。製品の種類を拡充するとともにドイツ市場での存在感を高めることが狙い。取引金額は明らかにしていない。取引の成立には独禁当局の

メルク、営業利益が過去最高更新

独製薬・化学大手のメルクが3日発表した2014年12月通期決算の営業利益(EBITDA、特別費計上前)は前期比4.1%増の33億8,770万ユーロとなり、過去最高益を記録した。電気製品向け化学材料メーカーAZエレクトロニ

蘭NXP、米フリースケール買収で最終合意

オランダの半導体大手NXPセミコンダクターズ は2日、米同業のフリースケール・セミコンダクタの買収で最終合意したと発表した。両社を合わせた売上高は100億ドルを超え、自動車用半導体と家電制御などに用いられるマイクロコント

メルク―売上・営業益記録更新―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が3日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別費計上前)は前期比4.1%増の33億8,770万ユーロとなり、過去最高を記録した。電気製品向け化学材料メーカー

ダイムラー

自動車大手の独ダイムラーは中期的に自動運転車を量産する見通しだ。自動運転車の開発を統括するラルフ・ヘルトヴィッヒ氏が『ヴェルト』紙に明らかにしたもので、高速道路を完全に自律走行できる乗用車を2020年から量産するとの見方

駐車場検索システム、シーメンスが路上試験へ

電機大手の独シーメンスは2月25日、自社開発した駐車場検索システムの路上試験を行うと発表した。年内にベルリンとドバイでそれぞれ開始。ドライバーが路上の駐車スペースを速やかに見つけられるようにする。 ドイツでは駐車スペース

薄型テレビは平均5.6年で買い替え

テレビと大型白物家電で新製品の利用期間が短くなっていることが、連邦環境庁(UBA)の1日付けの発表で明らかになった。 UBAは家電の寿命をメーカーが意図的に短くしているとの議論があるにもかかわらず、そうした主張を裏付ける

西欧電気製品市場、第4四半期は3.5%拡大

市場調査大手GfKが2月27日発表した2014年第4四半期(10~12月)の西欧電気製品市場規模は604億9,900万ユーロとなり、前年同期比で3.5%拡大した。通信機器が好調で全体が強く押し上げられた格好だ。ベルギー、

欧州特許出願、3年連続サムスンが1位に

欧州特許庁(EPO)は2月26日、2014年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスン・グループは出願件数で3年連続首位を獲得。LGグループも4位につけており、韓国企業は2社がトップ10入りを果たした。日本

NXP―米同業フリースケール合併へ―

半導体大手の蘭NXP(アイントホーフェン)は2日、米同業フリースケールを合併することで合意したと発表した。合併により車載半導体分野で世界最大手に浮上する。合併のシナジー効果は取引成立後1年で2億ドルと予想。将来的には年5

サムスンSDI―マグナの電池パック事業買収―

サムスンの電池子会社サムスンSDIは2月23日、自動車部品大手マグナ・インターナショナルの墺子会社マグナ・シュタイヤーから車載電池パック事業を買収すると発表した。電気自動車やハイブリッド車の需要拡大を見据え、車両用電池事

ソノバ―独同業ハンザトンを買収―

補聴器世界最大手のソノバ(スイス)は2日、独同業ハンザトン・アクスティクを完全買収すると発表した。製品の種類を拡充するとともにドイツ市場での存在感を高めることが狙い。取引金額は明らかにしていない。取引の成立には独禁当局の

欧州特許出願、3年連続サムスンが1位に

欧州特許庁(EPO)は2月26日、2014年の特許統計の詳細を発表した。これによると、出願件数は韓国のサムスン・グループが3年連続で首位。LGグループも4位につけており、韓国は2社がトップ10入りを果たした。日本勢は国別

GEのアルストム重電部門買収、欧州委が疑義

欧州委員会は2月23日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏アルストムの重電部門を買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。初期審査でガスタービン部門での競争上の問題が浮上したことから承認を見送り、詳細な

ロバート・ボッシュ―IoT用ソフト会社買収―

自動車部品大手の独ロバート・ボッシュ(シュツットガルト)は16日、IT子会社ボッシュ・ソフトウエア・イノベーションズが通信用ソフトウエアを開発する独プロシスト(ProSyst)を買収することで合意したと発表した。IoT(

マーレ―デルファイの熱システム部門買収―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は19日、米競合デルファイ・オートモティブの熱システム部門を買収すると発表した。自社の当該事業を強化する狙いで、デルファイの同部門が中国で展開する合弁会社の取得も目指す。取引金

サンライズ・メディカル―投資会社が売却か―

車椅子メーカーの独サンライズ・メディカルを投資会社エキストンが売却するもようだ。消息筋の情報として18日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が報じたもので、すでに売却候補先の模索を投資銀行マッコーリーに委託し

エレクトロアウト、業務用は20年までに70万台

ドイツにおける業務用エレクトロアウト(電気自動車、レンジエクステンダー、プラグインハイブリッド車)の累積登録台数は20年までに最大70万台に達する見通しだ。配達など業務で用いるとマイカーに比べて採算ラインが低いためだ。環

独電機業界輸出高、昨年は過去最高の1,655億ユーロに

独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した2014年の業界輸出高は前年比4.9%増の1,655億ユーロとなり、12年に記録した過去最高(1,599億ユーロ)を更新した。中国向けが16.1%増の149億ユーロと大きく拡大

メガソーラーの発電コスト、火力に匹敵

メガソーラーの発電コストが火力発電と同等の水準まで低下しているもようだ。フラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所(ISE)の調査レポートをもとに24日付『ハンデルスブラット』紙が報じたもので、将来的には火力発電より

GEのアルストム重電部門買収、欧州委が疑義

欧州連合(EU)の欧州委員会は23日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏アルストムの重電部門を買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。初期審査でガスタービン部門での競争上の問題が浮上したことから承認を

移動通信売上、今年はデータが通話を逆転

独情報通信業界連盟(Bitkom)は23日、国内移動通信サービス市場で今年、データ通信の売上高が前年比6.3%増の103億ユーロに拡大するとの予測を発表した。通話売上高は8.0%減の97億ユーロに縮小する見通しで、データ

金属業界でベア合意、4月に3.4%引き上げ

独バーデン・ヴュルテンベルク州の金属業界(自動車・電機・機械など)の労使は24日、新しい労使協定の内容で合意した。賃金を4月から3.4%引き上げることが柱。協定期間は1月から来年3月末までの15カ月間で、今年1~3月につ

マーレ、デルファイの熱システム部門買収

独自動車部品大手のマーレは19日、米同業デルファイ・オートモティブの熱システム部門を買収すると発表した。自社の同分野強化が狙いで、デルファイの同部門が中国で展開する合弁会社の取得も目指す。取引金額は明らかにしていない。取

明星電気、トルコで小型気象観測機器1万台受注

IHI子会社の明星電気は16日、トルコで天気予報などに使われる小型の新型気象観測機器を1万台受注したと発表した。トルコ国内10カ所に地上受信局を設置し、今年7月から出荷を開始する。 明星電気によると、トルコ森林・水資源省

1月インフレ率、-0.4%に下方修正

ドイツ連邦統計局は12日に発表した2015年1月の消費者物価統計の詳細で同物価の前年同月比の変動率(インフレ率)を当初のマイナス0.3%からマイナス0.4%に下方修正した。前月比も同マイナス1.0%からマイナス1.1%に

移動通信の周波数入札へ、地方へのブロバン普及が狙い

ドイツ政府は11日の閣議で周波数政令の改正案を承認した。ブロードバンド通信を国の隅々まで普及させることが狙いで、700メガヘルツ(MHz)の割り当て対象をこれまでの地上デジタル放送(DVB-T)から移動通信へと段階的に変

クーカ(機械)―過去最高の営業益に―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)が11日発表した2014年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は前期比17.9%増の1億4,200万ユーロとなり、過去最高を更新した。自動車、航空産業を中心にロボット、オートメーショ

シーメンス―ドレッサー・ランド買収を欧州委が本格調査―

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、独電機大手シーメンスによる米タービン、コンプレッサー大手ドレッサー・ランド買収計画について、競争法の観点から本格的な調査を開始したと発表した。両社の統合によってターボコンプレッサーお

洋上風力発電をモジュール方式で設置、ドングが計画

洋上風力発電をモジュール方式で設置することを、デンマークのエネルギー大手ドングエナジーが検討している。これまでの設置法では投資コストが高く、発電費用も低くならないためだ。同社のサムエル・ロイポルド取締役(洋上風力発電担当

金属・電機業界の協定賃金、10~14年で11%上昇

ドイツ連邦統計局は12日、金属・電機業界(電機、機械、自動車など)の協定賃金が2010年から14年までの間に計11.0%上昇したことを明らかにした。上げ幅はこの間の物価上昇率(6.6%)を大きく上回っており、実質賃金が増

台湾スマホ大手のHTC、チェコにサービス拠点設置を検討

台湾のスマートフォンメーカー宏達国際電子(HTC)が、チェコに欧州サービスセンターを設ける方向だ。今月初めに下院議員を率いて台湾を訪れたペトロ・ガズディーク下院副議長(TOP 09)が明らかにした。来週予定されるHTCの

伊ケーブル大手プリズミアン、ルーマニア工場を拡張

ケーブル大手の伊プリズミアンは先ごろ、3,000万ユーロを投じてルーマニア南部のスラティナ工場を拡張すると発表した。生産施設の新設や既存設備の刷新により、電線や光ファイバー・ケーブルの生産能力を強化する。 2020年まで

明星電気、トルコから小型気象観測機器1万台を受注

IHI子会社の明星電気は16日、トルコから天気予報などに使われる小型の新型気象観測機器を1万台受注したと発表した。トルコ国内10カ所に地上受信局を設置し、今年7月から出荷を開始する。 明星電気によると、トルコ森林・水資源

露スマホメーカー、中国に進出

ロシアのスマートフォンメーカー、ヨタデバイシズは、中国の通信機メーカー、中国普天信息産業(ポテヴィオ)を通して中国に市場参入する。ロイター通信が11日、マルティノフ社長の談話として報じたところによると、3月末までに同社の

欧州委、シーメンスのドレッサー・ランド買収を本格調査

欧州委員会は13日、独電機大手シーメンスによる米タービン、コンプレッサー大手ドレッサー・ランド買収計画について、競争法の観点から本格的な調査を開始したと発表した。両社の統合によってターボコンプレッサーおよびドライバーの市

ABB―14年営業益11%減に―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が5日発表した2014年12月期の営業利益(EBITDA)は54億米ドルとなり、前期比で11%減少した。受注残高が少なかったほか、送配電網、発電設備などを手がけるパワーシステム部門の不

乗用車の平均価格、2.7万ユーロに上昇

昨年ドイツで販売された乗用車(新車)の平均価格(カタログ価格ベース)は2万7,189ユーロで、前年を2.3%(625ユーロ)上回った。平均価格は高馬力化や装備の電子化などを背景に長期の上昇傾向が続いており、近年はセダンな

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