電子、電機

ノルデックス―売上見通し引き上げ―

風力発電タービン大手の独ノルデックス(ハンブルク)は13日の決算発表で、2014年通期の売上高を従来見通しの15億~16億ユーロから16億5,000万~17億5,000万ユーロへと上方修正した。1-9月期の業績が好調だっ […]

「インダストリー4.0」に黄信号、IoTの米標準化団体が急成長

モノのインターネット(IoT)の実現に向けて米企業が中心となって設立した標準化団体「産業インターネット・コンソーシアム(IIC)への危機感がドイツの製造業界から出ている。IICに加盟する企業が急速に増えているためで、独製

一般世帯のエネルギー消費量が8年ぶりに増加

連邦統計局が12日発表したデータによると、一般世帯のエネルギー消費量は気温調整後の実質で昨年6,780億キロワット時(kWh)となり、前年比で3.9%増加した。増加は2005年以来で8年ぶり。全体の42%を占める天然ガス

電機・自動車労組、ベア5.5%要求の方向

電機、自動車、機械業界などの労働組合であるIGメタルの執行部は11日、次期労使交渉でベースアップ5.5%を要求する方針を各地区の支部に勧告することを決定した。各支部の反応を踏まえて27日に最終決定を下し、1月から交渉を開

製造業売上、9月は減少幅が0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月連続で後退した。ただ、8月の数値は当初の同2.6%減から1.0%減へと大幅に上

シーメンス―補聴器部門売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、補聴器部門のシーメンス・オーディオロジー・ソリューションズをスウェーデンの投資会社EQTパートナーズと独ストルングマン一族の持ち株会社サント・ホールディングに売却することで合意

ヴェスタス―業績予測を再度引き上げ―

風力発電用タービンの世界最大手であるデンマークのヴェスタス(ラナース)は7日の決算発表で、2014年通期の業績予測を引き上げた。事業が好調に推移しているためで、売上高を従来見通しの60億ユーロから最大70億ユーロに上方修

勤務時間外のメール削減、化学大手のエボニックが成功

勤務時間外に社員が業務用の電子メールを送受信する件数の大幅削減に、化学大手の独エボニックが成功した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙がトーマス・ヴェッセル取締役(人事担当)への取材などをもとに報じた。 スマートフォン

三菱電機がロシアに現地法人設立

三菱電機は5日、ロシアに総合販売会社「三菱電機ロシア(LLC)」を設立し、業務を開始したと発表した。ロシアと周辺国で空調冷熱事業やファクトリーオートメーション(FA)システム事業を強化し、2015年度の売上高で100億円

独ICT市場が2年ぶりに拡大の見通し

独情報通信業界連盟(Bitkom)は10月28日、ドイツの情報通信技術(ICT)市場規模が今年は前年比1.6%増の1,534億ユーロとなり、2年ぶりに増加に転じるとの予測を発表した。ITハードとソフトがそれぞれ5.8%、

乗用車走行料金、国外車は高速道のみ課金へ

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相(キリスト教社会同盟=CSU=)は10月30日、乗用車走行料金制度の導入に向けた法原案を発表した。7月に発表した構想に対して国外や野党のほか、与党内からも批判が出たことを受けて内容

BASF―戸田工業と合弁合意、日本で電池正極材生産へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10月30日、リチウムイオン電池用正極材の合弁会社を戸田工業と共同で日本に設立することで基本合意したと発表した。同正極材のグローバル事業を強化するとともに製品ポートフォリ

ソーラーワールド―米国生産能力を大幅拡大―

太陽電池大手の独ソーラーワールド(ボン)は10月30日、米西部のヒルズボロ(オレゴン州)にある工場の生産能力を大幅に引き上げると発表した。現地需要が拡大しているためで、太陽電池モジュールの生産能力を現在の380メガワット

STマイクロ、7~9月期は減収増益

欧州半導体最大手の仏・伊系STマイクロエレクトロニクスは10月29日、2014年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は7,200万ドルの黒字だったと発表した。不振が続いていた携帯電話用半導体の合弁事業からの撤退により、

ダイムラー―米テスラから資本撤退―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は21日、戦略提携先の米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株式4%を売却し、資本を全面的に引き上げたと発表した。売却益は約7億8,000万ドルで、事業の強化に充てる方針。経済

MTU エアロ・エンジンズ―業績予測引き上げ―

航空機エンジン大手の独MTU エアロ・エンジンズ(ミュンヘン)は23日の決算発表で、2014年12月通期の売上高を従来予測の36億5,000万ユーロから37億5,000万ユーロに引き上げた。同社は民間機向け保守点検サービ

シーメンス―補聴器事業撤退、IPOから売却に方針転換か―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)が補聴器事業の売却に向けて投資会社などと協議を進めているもようだ。従来は同事業を新規株式公開(IPO)する意向だったが、市場環境の悪化を受けて売却方針に転じたという。各種メディアが消息筋

独電機業界輸出、8月は3.2%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した2014年8月の業界輸出高は124億ユーロで、前年同月を3.2%上回った。比較対象の13年8月は減少幅が7.3%と大きく、その反動が出た格好。1~8月の累計は前年同期比2.9%

鉄道業界売上、上期は18%増に

独鉄道設備業界団体VDBがこのほど発表した独業界の2014年上半期の売上高は52億ユーロで、前年同期を18%上回った。比較対象の13年上半期は売上水準が低く、その反動が出た格好。国外売上が37%増えて、全体を強く押し上げ

フィリップスが赤字転落、医療機器部門の収益悪化で

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)が20日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算で、1億300万ユーロの純損失を計上し、前年同期の黒字(2億8,100万ユーロ)から赤字に転落した。医療機器部門の収益悪化、中国

ノキアが黒字転換、米・中の受注増加で

フィンランド通信機器大手のノキアが23日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算で7億4,700万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字から黒字に転じた。売上高は33億ユーロとなり、前年同期から13%増加した。不振

フィリップス―赤字転落―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)が20日発表した2014年7-9月期(第3四半期)決算の純損益は1億300万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(2億8,100万ユーロ)から大幅に悪化した。減価償却や訴訟費用、中

独銀行業界、今後10年で就労者数2割減に

コンサルティング大手のベイン・アンド・カンパニーは20日、ドイツの銀行業界が大きな変動に見舞われるとの見方を明らかにした。競争激化と低金利、規制強化が圧力となり、コストを最大30%圧縮しなければならなくなるためで、国内の

米GE、ポーランドの銀行子会社売却を検討

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融事業縮小の一環として、ポーランド子会社BPH銀行の売却を検討している。BPH銀が15日発表した声明で明らかにした。 BPH銀は資産ベースでポーランド10位の銀行。GEは2007年、

シーメンス―人員削減へ、独の発電設備事業で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツの発電設備事業で人員削減に踏み切る意向だ。バイエルン放送が15日報じ、同社が追認した。 シーメンスは発電設備と保守点検の需要低迷に苦しんでいる。特にガス発電分野では欧州で新規受注

米GE、ポーランドの銀行子会社売却を検討

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融事業縮小の一環として、ポーランド子会社BPH銀行の売却を検討している。BPH銀が15日発表した声明で明らかにした。 BPH銀は資産ベースでポーランド10位の銀行。GEは2007年、

製造業売上5年半来の大幅下落に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も

エアバスグループ―ダッソー・アビアシオン株売却へ―

欧州航空宇宙大手のエアバスが仏航空機大手ダッソー・アビアシオンから資本を引き上げる意向だ。競合関係にあるダッソーに出資を続けることに対し投資家から批判が出ていた。広報担当者が7日明らかにしたところによると、まずは株式10

RAG財団―オートメーション機器メーカーを買収―

化学大手エボニックの過半数資本を持つRAG財団(エッセン)は7日、中堅オートメーション機器メーカーのハーン・オートメーションを買収することで合意したと発表した。出資先拡大を目指す戦略に沿った措置で、4月に設立した投資子会

独電機業界8月受注3.6%減に

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した2014年8月の業界受注高は前年同月を3.6%下回った。今年は夏休みを8月に設定する州が多かったことが響いた格好で、国内受注が7.9%減と大きく落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く

フォルクスワーゲン―ロボット利用拡大へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(ヴォルフスブルク)は産業用ロボットをこれまで以上に生産工程で活用する意向だ。ホルスト・ノイマン取締役(人事)が『南ドイツ新聞』への寄稿で明らかにしたもので、人件費の圧縮を目的としている。

Dekra

技術監査サービス大手の独DEKRAは6日、蘭同業プルーレル(Plurel)を完全買収すると発表した。プルーレルはベネルクス諸国の鉄道監査最大手で、従業員数は65人。DEKRAは同買収により、欧州での当該事業を強化する。取

4人に1人が電子書籍を利用、複数の端末で読む人は20%に

独情報技術業界連盟(Bitkom)は9月30日、電子書籍を利用するドイツ人の割合が今年24%となり、昨年の21%から3ポイント上昇したと発表した。読書をする市民が全体の4分の3にとどまることから、読書人口に占める電子書籍

パナソニック、スロバキア工場を閉鎖

パナソニックがスロバキア工場を閉鎖し、チェコ工場に生産を移管する。販売減が理由だ。 閉鎖するのはスロバキア東部のクロムパシ工場で、年末から生産を順次停止し、来年5月までに閉鎖する。 墺業界紙『インダストリーマガジン』が6

シーメンス―発電設備事業、今後は利益率低下の見通し―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は発電設備事業の収益力が今後、低下すると見込んでいる。大型ガスタービン市場が供給過多に陥っているほか、同社が投資額の引き上げを計画しているためだ。エネルギー部門を統括するリサ・デービス

スウェーデンの樹脂成形品ノラト、ハンガリー工場を拡張

スウェーデンの樹脂成形品メーカー、ノラトはこのほど、ハンガリー北西部にあるモションマジャローヴァール工場の拡張プロジェクトを完了した。投資額の41億フォリントは全額自己資金で、このうち4割を新工場の建設に、6割を機械・設

駐車や走行車線でEVなど優遇へ、政府が法案承認

ドイツ政府は9月24日の閣議でエレクトロモビリティ法(EmoG)案を承認した。環境にやさしい電気自動車(EV)や燃料電池車といった電気駆動車(Elektroauto)に優遇措置を認めることで、普及を促進する狙いだ。法案は

クーカ―同業スイスログを買収へ―

オートメーション機器大手の独クーカ(アウグスブルク)は9月25日、スイスの同業スイスログを買収することで合意したと発表した。自動車産業向け事業への依存度を引き下げる狙い。今後、株式公開買い付け(TOB)を実施し、傘下に収

フォルクスワーゲン―本社工場で生産ラインのトラブル続く―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の独ヴォルフスブルク本社工場で生産ラインが停止するトラブルが続いている。同工場はVWグループが競合に差をつける切り札と位置付ける新しいモジュール生産システム(MQB)のマザー工場であり

サムスン電子

サムスン電子がドイツ市場でノート型パソコンの販売を停止する。スマートフォンとタブレットPCに押されて需要が縮小したことを受けた措置で、ウインドウズ搭載のモバイルコンピューターとグーグル・クローム搭載のクロームブックの販売

洋上風力発電所の建設がようやく軌道に

洋上風力発電所の建設がドイツでようやく本格的に進展する見通しだ。これまでは経験がないことから思わぬトラブルが発生し、建設プロジェクトの遅延が相次いでいたが、そうした問題の解決を通してノウハウを獲得。発電大手バッテンフォー

独南部に自動車用バッテリーの研究開発センター完成

バーデン・ヴュルテンベルク太陽エネルギー・水素研究センター(ZSW)は9月26日、西南ドイツのウルムで自動車用リチウムイオン電池の研究開発を目的とする施設の竣工式を行った。世界で最も優れた車両用電池をドイツで生産できるよ

欧州初の自動無人ヘリ試験、DHLが独北部で実施へ

物流大手のドイツポストDHLは9月24日、自動飛行する小型無人ヘリコプターの研究プロジェクトを実施すると発表した。自動無人ヘリの飛行が行われるのは欧州で初めて。昨年12月に実施した無人ヘリの飛行テストを一歩、深化させるこ

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