電子、電機

9月製造業売上0.8%減少、自動車が足かせに

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに後退した。自動車・自動車部品が振るわず、足を強く引っ張った格好。地域別では国内とユ […]

Solarworld AG―Boschの太陽電池工場買収か―

経営難の太陽電池大手Solarworld(ボン)が自動車部品大手のBoschから太陽電池工場を買収するとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として6日報じたもので、交渉は近日中にもまとまる見通しという。Sol

Alstom S.A.―従業員1,300人削減へ―

重電大手の仏Alstom(パリ)は6日、人員削減計画を発表した。景気低迷を背景に受注が減少していることに対応。2016年までに1,300人を整理する。 \ 削減対象のうち700人はドイツとスイスの発電設備事業を中心に実施

Siemens AG―9月通期決算で減益に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は7日、2013年9月通期暫定決算を発表し、継続事業の利益が前期比9%減の42億1,200万ユーロに縮小したことを明らかにした。組織再編プログラム「Siemens 2014」に伴い

Siemens

電機大手の独Siemensは6日、水処理事業を英投資会社AEA Investorsに売却すると発表した。AEA Investorsへの売却観測は10月半ばの時点で出ていた。取引金額は6億4,000万ユーロ。同事業の直近の

ドイツ人のパソコン能力は欧州中位

パソコン能力が中級以上のドイツ人は53%で、欧州31カ国中14位にとどまる――。独情報通信業界連盟(Bitkom)は8日、欧州連合(EU)統計局ユーロスタットのアンケート調査をもとにこんな事実を明らかにした。Bitkom

スイスTEコネクティビティ、中国の新工場を稼働

コネクターなどを製造する電子接続部品大手のTEコネクティビティ(本社:シャフハウゼン、スイス)はこのほど、中国・蘇州市に建設していた新工場を稼働させた。現地の自動車産業に電子部品を供給する。成長が見込める市場で顧客のニー

Singulus Technologies AG―2年ぶりに営業黒字化の見通し―

半導体と光メディア、太陽電池の製造装置メーカーである独Singulus(カール・アム・マイン)が10月31日発表した2013年1-9月期暫定決算の営業損益(EBIT、特別費計上前)は140万ユーロの黒字となり、前年同期の

Repower

風力発電設備大手の独Repowerは10月31日、来年から社名をSenvionに改めると発表した。これまではRepowerという名称をスイス企業からライセンス供与を受けて利用してきたが、同スイス企業が自らもRepower

Evonik Industries AG―リチウムイオン電池事業から撤退へ―

特殊化学大手の独Evonik(エッセン)は10月31日の決算発表で、リチウムイオン電池事業からの撤退方針を明らかにした。赤字が続いているうえ、長期的にみて高い利益率を確保できる見通しも立たないためで、自動車大手Daiml

仏アルストムが大型受注、オポーレ発電所拡張で

ポーランド国営電力ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が計画するオポーレ石炭火力発電所の拡張工事で、仏アルストムが下請け業者として35億ズロチ弱の業務を受注した。同工事は昨年、ポーランドの企業連合が落札した後、不

富士フイルム―インクジェット分野で独社と提携―

富士フイルムは5日、印刷機械大手の独Heidelberger Druckmaschinenとインクジェットプリンティング分野で業務提携の基本合意を結んだと発表した。デジタル印刷分野で需要の拡大が見込めるため。両社は今年1

パナソニック、トルコの配電器具メーカーを買収

パナソニックは10月31日、トルコの配電器具メーカー、ヴィコを買収すると発表した。2018年までに住宅関連製品の売上を2兆円に引き上げる目標の一環だ。中長期的な成長が見込めるトルコと周辺諸国で電設事業の全面展開を狙う。

マイクロソフト、ノキア携帯端末事業買収の認可を申請

米マイクロソフトは10月30日、フィンランド通信機器大手ノキアの携帯端末事業を買収する計画の認可を欧州委員会に申請した。欧州委は12月4日までに買収の可否を判断する予定。その途中で競争上の問題が浮上し、マイクロソフトが是

ノキア(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は9,100万ユーロの赤字。マイクロソフト向け携帯端末の不振が響いた。ただ、赤字幅はネットワーク機器事業(NSN)の収益拡大により、前年同期の9億5,900万ユーロから大き

Tesla Motors, Inc.―独市場参入へ―

電気自動車(EV)メーカーの米Teslaがドイツ市場に参入する。イーロン・マスク社長が日曜版『ヴェルト』紙に明らかにしたもので、2014年末までに25支店を開設し、15年以降は年1万台を販売する計画だ。 \ 販売促進に向

Airbus S. A. S.―A350の大型モデル開発を検討―

欧州航空機大手のAirbus(トゥールーズ)が長距離機「A350」の大型モデル開発を検討している。座席数が少ない小型モデルの需要が減少するとともに、大型モデルを求める航空会社が増えているためだ。A350の開発を統括するデ

スマートホーム用オープンアーキテクチャを4社が共同開発へ

自動車部品大手の独ボッシュなど4社は28日、家庭内の電子機器をネットワークで結び最適な形で稼働させるスマートホームのオープンアーキテクチャを共同開発することで基本合意したと発表した。すべての機器を連携させるには共通のプラ

補聴器への健保給付額、11月から引き上げ

健康保険組合が聴覚障害者に支給する補聴器購入補助金が11月から引き上げられる。自己負担が高すぎて症状にあった機器が購入できないのは社会的不利に当たるとする連邦社会裁判所(最高裁)の判決を受けたもので、給付額はこれまでの4

中古車の走行距離データ改ざんが横行、最大30%が該当

全ドイツ自動車クラブ(ADAC)は28日、中古車の走行距離データが頻繁に改ざんされている事実を明らかにした。自動車メーカーの改ざん防止対策が不十分なことが問題だと指摘。自動車業界を批判するとともに、データ改善に用いる機器

蘭フィリップスが船井電機への事業売却取り止め

電機大手の蘭フィリップスは25日、船井電機にオーディオ・ビデオ機器事業を売却する取り決めを破棄すると発表した。船井サイドに契約違反があったためとしている。船井に対し損害賠償を請求する意向で、国際商業会議所で仲裁手続きに入

東芝、ポーランド液晶テレビ工場を仁宝電脳に売却

東芝は28日、ポーランドの液晶テレビ工場を台湾同業の仁宝電脳工業(コンパル)に売却すると発表した。映像事業を再編して黒字化を図る戦略の一環。コンパルの発表によれば、取引金額は2億2,500万米ドルに上る。競争当局の審査を

東芝、ルーマニアで太陽光発電所の建設受注

東芝がルーマニア太陽光発電所の建設を受注した。発注したのはルクセンブルグに本拠を置く投資会社エナグリーン・インベストメントで、子会社が開発するソーラーパークが対象となる。 \ プロジェクトを実施しているのはエナグリーン傘

ABB(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は8億3,500万ドルで、前年同期から10%増加。中国、ドイツでの受注が増えたほか、太陽光発電用のインバーターなどを製造する米パワーワンの買収による収益基盤の拡大が反映された

フィリップス、船井電機への事業売却取りやめ

電機大手のフィリップス(オランダ)は25日、船井電機への音響機器事業売却を取りやめると発表した。船井側に契約違反があったためとしている。船井に対し損害賠償を請求する意向で、国際商業会議所で仲裁手続きに入る。 \ フィリッ

STマイクロエレクトロニクス(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は1億4,200万ドルの赤字。アジアでの携帯端末向け半導体の需要が落ち込み、売上高が7%減の21億7,000万ドルに後退したほか、減損処理に1億2,000ドルを負担したこと

フィリップス(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は2億8,100万ユーロで、前年同期の1億500万ユーロから急増。売上高はユーロ高の影響で3.4%減の56億2,000万ユーロに後退したが、コスト削減で収益が大幅に拡大した。

サムスンが差し止め訴訟の自粛提案

スマートフォンに関連した「必須標準特許」の扱いをめぐり、欧州連合(EU)が韓国サムスン電子に対して調査を進めている問題で、欧州委員会は17日、サムスン側から米アップルなどの競合企業に対して特許侵害を理由とする差し止め訴訟

BMW―EV「i3」の需要旺盛―

自動車大手のBMW(ミュンヘン)が11月に発売する同社初の電気自動車「i3」の受注が好調なようだ。フリードリヒ・アイヒナー財務担当取締役の発言などをもとに『ハンデルスブラット(HB)』紙が報じたところによると、予約販売台

Centrosolar AG―自己管理型の経営再建を申請―

太陽電池モジュール製造の独Centrosolar(ハンブルク)は18日、自己管理型の経営再建手続きの適用をハンブルク区裁判所に申請したと発表した。同社は今春、債務の株式化や新株発行を含む経営再建計画の承認を債権者と株主か

ICT・娯楽家電市場、今年は0.1%の小幅成長に

独情報通信業界連盟(Bitkom)は22日、今年の独情報通信技術(ICT)・娯楽家電市場の成長率を従来予測の1.4%から0.1%に下方修正した。娯楽家電とITハードウエアの低迷が響く。市場規模自体は1,520億ユーロとな

サムスンが差し止め訴訟の自粛を提案

スマートフォンに関連した「必須標準特許」の扱いをめぐり、EUが韓国サムスン電子に対して調査を進めている問題で、欧州委員会は17日、サムスン側から米アップルなどの競合企業に対して特許侵害を理由とする差し止め訴訟を向こう5年

独鉄道設備業界、上期受注が過去最高に

独鉄道設備業界団体VDBが15日発表した独業界の2013年上半期の新規受注高は前年同期比47%強増の87億ユーロとなり、過去最高を記録した。車両部門で大型受注が2件あり、水準が押し上げられた格好だ。 \ 車両の新規受注は

太陽光パネルの故障、保証請求権は2年で失効

太陽光パネルが故障した際の保証請求権をめぐる係争で、最高裁の連邦司法裁判所(BGH)は9日、請求権は2年で失効するとの判断を下し、同5年とする原告の主張を退けた(訴訟番号:VIII ZR 318/12)。民法典438条1

独インフィニオン、ハンガリー工場拡張で助成獲得

独半導体大手のインフィニオン・テクノロジーズが、ハンガリー中部のツェグレード工場拡張プロジェクトに関連し、同国政府から助成を受けることが決まった。規模については明らかにされていない。 \ 同プロジェクトの投資総額は推定6

製造業売上4カ月ぶり増加、自動車けん引で8月+2.3%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年8月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.3%増(暫定値)となり、4カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車が大きく伸びて全体が強く押し上げられた格好。 \

Siemens AG―サウジで地下鉄受注、総額15億ユーロ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は10日、サウジアラビアで無人地下鉄を共同受注したと発表した。首都リヤドに2路線を敷設。同社は車両と電気系統、信号・通信技術を引き受ける。受注総額は約75億ユーロ(100億ドル)で

Siemens AG―タービン整備子会社を英Woodと合弁化―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)がタービン整備サービス子会社Turbo Careを英Woodとの合弁会社に移管する。ロイター通信がSiemensの広報担当の発言として9日報じたもので、Woodは合弁会社に51%出

Siemens AG―水処理事業、投資会社に売却か―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は水処理事業を英投資会社AEA Investorsに売却するもようだ。ロイター通信が関係者2人の情報として15日、報じたもので、売却交渉は進展した段階にあるという。Siemensは

カドミウム電池の使用禁止、電動工具にも適用へ

欧州議会は10日に開いた本会議で、EUのバッテリー指令を改正し、コードレス電動工具についてもカドミウム含有率が0.002%を超える小型電池と蓄電池の使用を禁止する案を賛成多数で可決した。同法案はEU加盟国が承認済み。欧州

Robert Bosch GmbH―太陽電池子会社を下期中にも売却―

自動車部品大手Bosch(シュツットガルト)は放出予定の太陽電池子会社Aleo Solarを下半期中にも売却できる見通しだ。広報担当者が8日、明らかにしたもので、売却交渉は進展した段階にあるという。 \ Boschは3月

Solutronic AG―印など国外市場の開拓強化へ―

ソーラーインバーターの開発・販売を手がける独Solutronic(ケンゲン)が国外市場の開拓を強化する。これまで強く依存してきたドイツ市場は太陽電池メーカーの相次ぐ経営破たんを受けて事業の拡大が見込めなくなっているためだ

Loewe AG―会社更生手続きが適用に―

経営難の民生家電メーカーLoewe(クローナハ)は1日、自己管理型会社更生手続きの適用申請がコーブルク区裁判所に承認されたと発表した。同社は債権者の制約を受けずに経営再建を進める手続きを7月に同裁判所から承認されていたが

日立国際電気、イスタンブールに工場設置

日立国際電気が1,000万米ドルを投じてイスタンブールに放送設備工場を設置する。トルコおよび中東における事業拡大が狙い。来年2~3月の稼働開始を見込む。トルコ投資庁が4日発表した。 \ イスタンブールのトゥズラ工業団地に

太陽電池機械・部品業界、上期売上半減

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は7日、太陽電池産業向けに製造装置・部品を供給する独企業の上半期売上高が前年同期比でほぼ半減したと発表した(売上高は非公開)。太陽電池の供給過剰と価格急落を背景に製造装置の需要は2011年半

ロスアトム、バングラデシュ初の原発に着工

バングラデシュ初の原子力発電所の建設が始まった。首都ダッカの北西160キロに位置するルプールに、出力1,000メガワットのロシア製原子炉を設置する。2017年の稼動を目指す。20年までに同型の2号機の操業を開始し、発電能

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