総合 - ドイツ経済ニュース

トラック走行料金の課金対象を拡大へ、法案を閣議了承

ドイツ政府は5日の閣議で、トラック走行料金に関する法改正案を了承した。課金対象とする国道とトラックをともに増やすことで歳入を拡大し、道路整備財源に充てる意向だ。法案は連邦議会(下院)の決議を経て施行される。 ドイツの道路 […]

独政府が歳出拡大へ、国内外の批判受け

ドイツのヴォルフガング・ショイブレ財務相は6日、2016~18年の国(連邦)の歳出額を従来計画よりも100億ユーロ拡大する方針を明らかにした。景気減速を受けた措置としている。同国に対しては公共投資の引き上げを通して内需を

製造業受注、9月はやや改善

ドイツ連邦経済省が6日発表した2014年9月の製造業受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%増となり、2カ月ぶりに上昇した。夏休みを遅めに設定する州が多かったことが前月に引き続きマイナス要

製造業売上、9月は減少幅が0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月連続で後退した。ただ、8月の数値は当初の同2.6%減から1.0%減へと大幅に上

9月輸出高が過去最高に、景気後退懸念やや和らぐ

ドイツ連邦統計局が7日発表した2014年9月の輸出高(暫定値)は前年同月比8.5%増の1,025億ユーロとなり、7月に記録した過去最高(1,011億ユーロ)を更新した。9月は小売売上が大きく落ち込んだことから、第3四半期

景気後退入り懸念高まる、9月の小売売上大幅減で

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した2014年9月の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を3.2%下回り、7年強ぶりの大幅下落となった。小売売上は7月も同0.9%減となっており

低インフレ続く、4カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは4カ月連続。エネルギーが2.3%減となり、全体が強

10月失業者数が大幅減少、経済減速の影響なし

ドイツ連邦雇用庁(BA)が10月30日発表した同月の失業者数は前月を7万5,000人下回る273万3,000人に縮小し、2011年11月以来の低水準となった。季節要因を加味した実質でも2万2,000人減少しており、BAの

ロシア向け輸出、8月は26%減に

ドイツ連邦統計局が10月29日発表した2014年8月の対ロシア輸出高は23億ユーロで、前年同月を26.3%下回った。8月は欧州連合(EU)の対ロ制裁が強化されており、その影響が出た格好だ。1~8月の累計は前年同期比16.

乗用車走行料金、国外車は高速道のみ課金へ

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相(キリスト教社会同盟=CSU=)は10月30日、乗用車走行料金制度の導入に向けた法原案を発表した。7月に発表した構想に対して国外や野党のほか、与党内からも批判が出たことを受けて内容

石炭発電所の強制停止も、CO2削減目標達成に向け政府が検討

バーバラ・ヘンドリックス連邦環境相は3日、ドイツの二酸化炭素(CO2)排出削減目標を達成するには国内の石炭・褐炭発電能力を引き下げざるを得ないとの見方を示した。現状では削減目標を実現できないとみており、石炭・褐炭発電所の

消費者景況感が3カ月ぶりに改善

市場調査大手のGfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は8.5となり、10月の確定値(8.4)を0.1ポイント上回った。同指数の改善は3カ月ぶり。景気の見通しに関する指数がほぼ下げ止まったことが大き

輸入物価21カ月連続で低下、9月-1.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年9月の輸入物価指数は前年同月比1.6%減となり、1年前の水準を21カ月連続で下回った。エネルギーが10.7%減とこれまで同様大きく下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギー

独銀は資本積み増しの必要なし=健全性検査

欧州中央銀行(ECB)は26日、ユーロ圏の主要130銀行を対象に実施した包括的な健全性検査の結果を公表した。資本不足で「不合格」となったのは25行で、ドイツの銀行でもミュンヒェナー・ヒポテーケンバンクが該当したものの、同

介護休暇に手当支給へ、政府が法案了承 職業との両立支援

ドイツ政府が介護政策の拡充に取り組んでいる。社会の高齢化の進展を受けて要介護者数が増加していくうえ、両親など家族を介護する被用者数も拡大していくためで、改正介護保険法案を10月第3週に連邦議会(下院)で可決。介護と職業の

生産者物価3カ月連続上昇、エネルギーを除いたベースで

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな

「均衡財政達成よりも景気促進策を」、秋季予測が提言

Ifoなど有力経済研究所は9日に公表した共同作成の秋季経済予測で、今年と来年の独国内総生産(GDP)予測を下方修正した。4月に発表した春季予測では内需主導の経済回復が加速するとしていたが、景気がその後、大幅に冷え込んだと

製造業売上5年半来の大幅下落に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も

8月輸出高、前月比で5年半ぶりの大幅下落に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年8月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で前月比5.8%減の926億ユーロに縮小し、5年半ぶりの大幅下落となった。今年は夏休みを8月に設定する州が多かったほか、欧州連

卸売物価、10月以降は上昇に転じる可能性も

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年9月の卸売物価指数(2010年=100)は106.4となり前年同月比で0.9%低下した。1年前の水準を下回るのは15カ月連続。これまでに引き続き石炭・石油製品が5.2%減と大きく

「欧州企業に平等待遇を」、独政府が中国に要求

ドイツと中国の第3回政府間協議と経済フォーラムが10日、ベルリンでそれぞれ開催された。メルケル首相は両国関係を「包括的なイノベーションパートナーシップ」に発展させることを取り決めた今年7月の合意に触れたうえで、独中企業が

EVなどの補給インフラ整備促進法案がEUで成立

環境負荷の少ないエネルギー源の補給インフラ整備を狙った欧州連合(EU)指令案が9月末、EU閣僚理事会で採択され、正式に成立した。これにより電気自動車(EV)の充電スタンドなど補給設備の規格がEU全域で統一され、加盟国は最

家賃の上限ルール導入へ、政府が法案承認

ドイツ政府は1日の閣議で、改正借家法(MietNovG)案を了承した。人口密集地域で家賃が急上昇していることを受けたもので、家賃を非高額所得者の手の届く水準にとどめる狙いがある。来年半ばの施行を目指している。 賃貸契約時

製造業の不振が鮮明に、受注・生産指数がともに大幅減

独製造業の減速が鮮明になってきた。8月の製造業受注指数と第二次産業生産指数はともに5年7カ月ぶりの大幅減少を記録。夏休みの設定という特殊要因が影響したという事情はあるものの、それだけでは説明できないとの見方が有力だ。エコ

独での褐炭採掘拡大をバッテンフォールが中止か

スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォールが独東部で計画している褐炭採掘事業の拡大を中止する公算が高まっている。3日に成立したスウェーデンの新政権が環境重視のエネルギー政策方針を打ち出し、中道右派の前政権が進めてき

駐車や走行車線でEVなど優遇へ、政府が法案承認

ドイツ政府は9月24日の閣議でエレクトロモビリティ法(EmoG)案を承認した。環境にやさしい電気自動車(EV)や燃料電池車といった電気駆動車(Elektroauto)に優遇措置を認めることで、普及を促進する狙いだ。法案は

建機などの排ガス規制強化へ、欧州委が法案発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は9月25日、建設機械などの非道路移動式機械(NRMM)の排ガス規制案を発表した。NRMMからの大気汚染物質排出が増加していることを受け、排出基準を厳格化するとともに規制の対象範囲を拡大する。

独企業景況感5カ月連続悪化、13年4月以来の低水準に

Ifo経済研究所が9月24日発表した2014年9月のドイツ企業景況感指数(2010年=100)は前月の106.3から104.7へと1.6ポイント低下し、13年4月以来の低水準に落ち込んだ。同指数は5カ月連続で悪化しており

消費者景況感2カ月連続で悪化、景気低迷響く

市場調査大手のGfKが9月26日発表したドイツ消費者景況感指数の10月向け予測値は8.3となり、前月(9月)の確定値(8.6)から0.3ポイント低下した。同指数の悪化は2カ月連続。ウクライナ問題などの地政学リスクとユーロ

独インフレ率、3カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは3カ月連続。エネルギーが2.2%減となり、全体が強く

輸入物価20カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が9月26日発表した2014年8月の輸入物価指数は前年同月比1.9%減となり、20カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が平均11.2%低下したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー

9月失業者数が実質増に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月30日発表した同月の失業者数は前月を9万4,000人下回る280万8,000人となり、3カ月ぶりに減少した。夏季休暇シーズンの終了がプラスに働いた格好で、季節要因を加味した実質では1万2,0

シーメンスが米ドレッサー・ランド買収、BSH持ち分は売却

電機大手の独シーメンスは22日、タービン、コンプレッサー大手の米ドレッサー・ランドを買収することで合意したと発表した。買収資金の一部を白物家電合弁会社ボッシュ・シーメンス・ハウスゲレーテ(BSH)の持ち分売却でねん出。こ

鉄道車両の認可は民間認証機関が実施へ、政府が法改正

ドイツ政府はこれまで連邦鉄道局(EBA)が担ってきた鉄道車両の認可手続きをDekraやテュフズードなど民間の認証機関に委ねる意向だ。技術監査の時間を短縮化し、鉄道会社への車両納入が遅れないようにすることが狙いで、11月に

「60歳から週3~4日勤務を」、化学労組が要求

独化学労組IG BCEは17日、高齢労働者の勤務体制柔軟化を来年の労使交渉で雇用者サイドに要求する方針を固めた。60歳以上の労働者が週当たりの労働時間を短縮できるようにする考え。要求内容を今後、具体化し11月に正式決定す

生産者物価、エネルギーを除いたベースで2カ月連続上昇

ドイツ連邦統計局が19日発表した2014年8月の生産者物価指数は前年同月比0.8%減となり、13カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが3.1%減となり、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは0

過激組織「イスラム国」を政府が禁止に、当局はテロを警戒

ドイツ政府は12日、イラクやシリアで残虐な殺りく行為を続けるイスラム過激組織「イスラム国(IS)」の国内での活動を即日付けで全面禁止にすると発表した。ISはインターネットや集会、街頭宣伝を通して欧州各国で戦闘員を獲得して

8月卸売物価-0.6%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2014年8月の卸売物価指数は前年同期を0.6%下回ったものの、下げ幅は過去13カ月間で最低となった。前月比の変動率はマイナス0.2%で、2カ月ぶりに落ち込んだ。 前年同月比で最大の押し下

左翼党初の州首相が誕生も

ドイツ東部のテューリンゲン、ブランデンブルク両州で14日、州議会選挙が実施され、即日開票の結果、ユーロ批判の新政党「ドイツのための選択肢(AfD)」がザクセン州に続いて議会進出を果たした。また、テューリンゲン州では急進左

保険会社の支払い能力強化へ、法案を閣議決定

ドイツ政府は3日の閣議で、保険会社の監督に関する法案を承認した。運用資産のリスクの度合いに応じた資本の積み立てを保険会社に義務付けることで、運用が大幅に悪化しても保険金を支払えるようにする考え。経営破たんの危機に陥った保

輸出高が千億ユーロを初突破

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年7月の輸出高は前年同月比8.5%増の1,010億ユーロ(暫定値)となり、12年10月以来の高い伸びを記録した。1,000億ユーロの大台に乗ったのは他の月も含めて初めて。夏季休暇のス

製造業受注、7月は大幅増に

ドイツ連邦経済省が4日発表した2014年7月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比4.6%増(暫定値)となり、13年6月以来の大きな伸びを記録した。増加は3カ月ぶり。大型受注が平均水準を大幅に上回

製造業売上2カ月連続増加、7月+1%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年7月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増となり、2カ月連続で上昇した。ユーロ圏外は0.7%減となったものの、ユーロ圏(国内を除く)と国

第2四半期人件費+1.7%、5四半期ぶりの大きな上昇に

ドイツ連邦統計局が8日発表した製造業とサービス業の第2四半期の人件費指数(営業日数調整値)は前年同期比の伸び率が1.7%となり、前期(第1四半期)の同0.5%を大幅に上回った。増加幅は5四半期ぶりの高水準。同指数を構成す

ECBが追加利下げ決定、ABSなどの購入開始も

欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、追加金融緩和を決めた。ユーロ圏の景気停滞、デフレ懸念に対応するもので、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を現行の0.15%から0.1ポイント引き下げ、過去最低

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