東欧市場における自動車工業界の動き

米オフ車メーカーポラリス、ポーランドに欧州初の工場

米国のオフロード向け車両メーカーポラリスが欧州初の生産拠点となる工場をポーランドに開設した。投資額は2,400万ユーロ。独語情報サイト『Polen Today』によると、同社はこれまで代理店を通して欧州に輸出してきたが、 […]

フィアットのセルビア子会社が操業停止

伊フィアットのセルビア子会社フィアット・オートモーティブ・セルビア(FAS)がクラグイェヴァツ工場の操業停止に踏み切った。欧州・世界市場における需要低調を理由に挙げている。 現地メディアは8日、FASが5日から9日まで操

VW、ロシアで生産調整

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はこのほど、ロシアのカルーガ工場の生産を9月8日から2週間にわたって休止すると発表した。景気減速やルーブル安、ウクライナ情勢をめぐる欧米諸国のロシアに対する制裁措置の影響で自動車販

ロシア新車販売、8月は25.8%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年8月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は17万2,015台となり、前年同月に比べ25.8%減少した。7月(前年同月比22.9%減)に続き落ち込み幅は20%を超え

シュコダ自、8月販売は14.3%増

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8日、2014年8月の世界販売が前年同月比14.3%増の7万3,200台となり、同社の8月の販売では過去最高を記録したと発表した。西欧、中国、中欧

ハンガリー、アウディの重要生産拠点に成長

独自動車大手アウディにとってハンガリーが本国ドイツに次ぐ重要な生産拠点となりつつある。昨年夏に9億ユーロを投じて西部ジェールの拠点に新設した自動車組み立て工場が完成。同工場はプレス・溶接・塗装の各ラインを備え、年間12万

ハンガリーの新車登録台数、8月は14%増

自動車専門調査会社のデータハウスによると、ハンガリーの8月の乗用車新車登録台数は4,766台となり、前年同月から14.4%増加した。うち小型商用車が22.4%増の1,229台、大型商用車が26.3%増の336台だった。1

シュコダ自がエンジン試験センター開設

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は4日、本社所在地ムラダー・ボレスラフの技術開発拠点内にエンジンの試験センターを開設した。総額4,500万ユーロを投じて設置された同センターには計21

独VW、ロシア現地生産を縮小

独フォルクスワーゲン(VW)が今年のロシア現地生産計画を下方修正したもようだ。ルーブル安を受けた実質賃金低下による同国自動車市場の縮小が背景にある。独オペルのサンクト・ペテルブルク工場も先月から週4日生産体制に入っており

ロシア、スクラップインセンティブを再び実施

ロシアのマントゥロフ産業貿易大臣は8月28日、9月1日から自動車買い替え奨励制度(スクラップインセンティブ)を再び実施すると発表した。景気減速で低迷が続いている新車販売を下支えするのが狙い。 スクラップインセンティブは、

シュコダ自、中国代表団が本社訪問

中国の代表団が8月29日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車の本社(ムラダー・ボレスラフ)を訪問した。張高麗・副首相、楊傳堂・交通運輸相および約65人の政府高官・メディア代表から成る

長城汽車、ロシア工場を着工

中国自動車大手の長城汽車は8月25日、ロシアのトゥーラ州に建設する新工場の着工式を行った。生産能力はフル稼働体制で年15万台とする計画。現地生産により、生産コストを抑え、価格競争力を強化する。 新工場はトゥーラ州東部のウ

力帆実業、ロシアに新工場建設

中国の自動二輪・自動車メーカーの力帆実業(集団)はロシアのカルーガに新工場を建設する。シンガポール子会社の力帆国際(貿易)有限公司(Lifan International(Trading)Pte. Ltd.)を通して1億

日産、ロシアでハイブリッド車を現地生産

日産自動車は8月27日モスクワ国際モーターショーで、ロシアで現地生産するSUV「パスファインダー」のハイブリッド車やセダン「セントラ」の新モデルなどを披露した。「パスファインダー」は日産がロシアで生産する初めてのハイブリ

Skoda auto<自動車短信>

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン は8月20日、8速自動変速機「8HP」の第2世代の量産を開始しており、7月初めから独高級車大手BMWが「5シリーズ」に搭載していると発表した。ZFは現在、最大トルク500N

タトラ・トラック、新戦略で業績好調

チェコのトラックメーカー大手タトラ(Tatra a.s.)は昨年に破産申請し、タトラ・トラックス(Tatra Trucks)として再スタートを切ったが、新会社になってからは業績が着実に回復しているもようだ。同社は8月初め

フォード・ソレルス、「フィエスタ」をロシアで現地生産

米自動車大手フォードのロシア合弁会社、フォード・ソレルスは18日夕、新型「フィエスタ」のロシア現地生産に向けて1億5,000万米ドル(1億1,200万ユーロ)を投資すると発表した。 タタルスタン共和国ナーベレジヌイェ・チ

米GMがロシアで減産、自動車販売低迷で

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)はこのほど、ロシアでの生産を縮小することを明らかにした。ロシア自動車市場の低迷を受けたもので、サンクトペテルブルク近郊にある工場の操業を22日から9月12日まで停止する。 同工場

フォード、「フィエスタ」をロシアで生産

米自動車大手フォードがロシアで展開する合弁会社フォード・ソレルスは18日、新型「フィエスタ」を現地生産すると発表した。1億5,000万米ドルを投じて、タタルスタン共和国ナーベレジヌイェ・チェルヌイの工場での生産体制を整え

ロシア新車市場低迷、7月は22.9%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年7月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は前年同月比22.9%減の18万767台と大幅に落ち込んだ。1~7月の累計でも前年同期比9.9%減の141万606台に低迷

シュコダ自の販売好調、7月は18.8%増

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、2014年7月の世界販売が前年同月比18.8%増の8万2,800台となり、同社の7月の販売台数で過去最高を記録したと発表した。新型「オクタ

Ford

米自動車大手のフォード・モーター とロシア同業ソレルス(Sollers) の合弁会社フォード・ソレルスは18日、ロシア市場向けに開発した「フィエスタ」の新モデルをタタルスタン共和国の工場で生産すると発表した。1億5,00

ロシア政府、自動車禁輸も検討

ロシア政府は、欧米諸国が対ロシア制裁を改めて強化した場合の報復措置として、自動車禁輸の可能性を検討しているもようだ。現地紙『ヴェドモスチ』が18日付で報じた。メドベージェフ首相が今月7日の青果禁輸に当たり、造船、航空機・

AAA Auto

チェコの中古車販売大手AAAオート は1日、2014年1~7月の販売が3万6,893台となり、前年同期に比べ12.82%増加したと発表した。7月単月の販売は5,631台。通期では6.2万台をやや上回ると予想している。国別

シュコダ自、本社工場で8月末から新型「ファビア」生産

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8月末から、ムラダー・ボレスラフの本社工場で小型車「ファビア」の新モデルの生産を開始する。チェコにある3工場では8 月4~15日まで夏季休暇で生産

ルーマニア新車販売、上期は32.4%増

ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)がこのほど発表した2014年上期(1~6月)の新車販売台数(乗用車および商用車)は4万7,037台となり、前年同期から32.4%増加した。 乗用車の販売台数は前年同期比

ベラルーシMTZ、南スーダンにトラクター800台出荷

ベラルーシのトラクター大手ミンスクトラクター工場(MTZ)はこのほど、南スーダンでトラクター「Belarus 80.1」を800台受注した。6月に最初の400台を、7月末までに残り400台を出荷した。7月28日付けのベラ

ベラルーシMTZ、南スーダンにトラクター800台出荷

ベラルーシのトラクター大手、ミンスクトラクター工場(MTZ)は南スーダンからトラクター「Belarus 80.1」を800台受注した。6月に最初の400台を、7月末までに残り400台を出荷した。7月28日付けのベラルーシ

アウディ、ハンガリー工場を3シフト制に

高級車大手の独アウディは、ハンガリー北西部のジェール工場の生産体制を強化する。現在の2シフト制を8月半ばに3シフト制へ変更する計画だ。現地情報サイト「Portfolio.hu」が15日報じた。スポーツカー「TT」の第3世

チェコ乗用車生産台数、上半期は10.3%増

チェコの自動車工業会(SAP)がこのほど発表した2014年1-6月の乗用車生産台数は63万4,913台となり、欧州市場の販売低迷で13%落ち込んだ前年同期を10.3%上回った。SAPは通年では生産台数が118万台に達し、

欧州復興開発銀、フォード・オトサンに1.4億ユーロ融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、トルコの商用車最大手であるフォード・オトサンに対し、総額1億4,000万ユーロを融資すると発表した。高性能エンジン部品の開発、生産力強化に加え、女性の社会参加を支援するのが狙い。 融

オペル、ハンガリーで小型エンジン生産開始

独自動車大手オペルはハンガリーのセントゴットハルト工場で小型ガソリンエンジンの生産を開始した。生産ラインへの投資総額は7億ユーロに上る。2017年からはオペルモデルの大半に同工場のエンジンを搭載する計画だ。 セントゴット

シュコダ自、上半期販売で50万台突破

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9日、2014年上期(1-6月期)の世界販売が前年同期比12.5%増の52万2,500台となり、上半期の販売で初めて50万台を超えたと発表した。西

独ダイムラー、ジルとも交渉

独ダイムラーが、ロシアにおける乗用車現地生産の提携候補としてモスクワのジルを検討に加えたもようだ。現地ニュースサイト「RCBデイリー」の報道として複数メディアが伝えた。 ダイムラーはロシア官公庁による輸入車購入禁止の動き

ロシア新車販売、6月は17.3%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年6月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は19万9,398台となり、前年同月に比べ17.3%減少した。1~6月の累計は前年同期比7.6%減の122万9,839台だ

シュコダ自、上半期販売で50万台突破

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9日、2014年上半期(1~6月)の世界販売が前年同期比12.5%増の52万2,500台となり、上半期の販売で初めて50万台を超えたと発表した。

フォードのトルコ合弁子会社、エンジンの試験設備を稼働

米自動車大手フォードのトルコ合弁子会社、フォード・オトサンはこのほど、トルコ中西部のエスキシェヒル県にあるイノニュ工場で新しいエンジン試験設備を稼働させた。13リットルを超える大型エンジンに対応した試験設備はトルコでは初

チェコ中古車大手、上半期の販売14%増

チェコの中古車販売大手AAAオートは1日、2014年1~6月の販売が3万1,274台となり、前年同期に比べ13.9%増加したと発表した。中古車市場が全体的に回復基調にあることや、同社のウェブサイトおよびモバイルアプリケー

ベラルーシのBZTDiA、ペルーで受注

ベラルーシのトラクターメーカー、バブルイスク工場(BZTDiA)は6月24日、ペルーの企業Avem EIRLから多目的トラクター「Belarus 320.4」および掘削機アームを受注したと発表した。6月末にも出荷する予定

ベラルーシのBZTDiA、セルビアからトラクター350台受注

ベラルーシのトラクターメーカー、バブルイスク工場(BZTDiA)は6月20日、セルビアに軽量トラクターを計350台供給する契約を獲得したと発表した。取引規模は約350万ユーロ。セルビア北部のノヴィ・サドにこのほど開設した

Mahle GmbH―スロベニア国営企業買収―

自動車部品大手の独Mahle(シュツットガルト)は23日、スロベニアの国営電子部品メーカー、Letrikaの資本54%を取得し傘下に収めることで合意したと発表した。電気自動車(EV)の需要が将来的に高まる見通しを踏まえ、

TPCA、13%の減収減益に

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社であるTPCAは17日、13年決算で売上高と利益がともに13%減少したと発表した。販売台数の低下と、新モデルの開発・発売に向けた投資拡大が響いた。 売上高は298

独マーレ、スロベニア国営企業買収

独自動車部品大手のマーレ(シュツットガルト)は23日、スロベニアの国営電子部品メーカー、レトリカの資本54%を取得し傘下に収めることで合意したと発表した。電気自動車(EV)の需要が将来的に高まる見通しを踏まえ、エレクトロ

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