東欧市場における電機電子工業界の動き

トルコの科学者、安価な高性能ソーラーセルを開発

●シリコン基板にGaAs半導体を積層する方法で材料費を抑える ●航空宇宙、防衛産業での利用に期待 トルコでこのほど、高品質が求められる航空宇宙分野や防衛産業向けの安価な薄型ソーラーセルが開発された。一般に同製品にはエネル […]

韓国SKIの電池部品子会社、ポーランド第1工場が始動

●EV用リチウム電池セパレータの年産能力は3.4億平方メートル ●24年第2四半期までに第4工場まで開設の予定 韓国SKイノベーション(SKI)の系列企業であるSKアイイーテクノロジー(SKIET)が6日、ポーランド南部

コンピュータービジョン技術開発 トルコ

人工知能(AI)を用いた労災防止ソリューションを開発している。コンピュータービジョン技術を使って職場における違反行為を監視・検出し、事故を未然に防ぐことで、企業や組織の労働安全衛生(HSE)業務をサポートする。9月に実施

EDCサービスの印ビューナウ、ブルガリアに進出

●通信遅延が生じにくいEDCは迅速なデータ処理分野に向く ●受け入れ地のプロブディフ・テックパークはでは人材開発も エッジデータセンター(EDC)開発で急成長するインドのビューナウ・インフォテック(VueNow Info

ロシア、国産アプリのプリインストールを義務化

●ヤンデックス、カスペルスキー両社のアプリが義務化 ●オペレーションシステムを有する機器も対象 ロシアで販売されるコンピューターに、来年初めからIT大手ヤンデックスの検索アプリと、カスペルスキーのウイルス対策アプリをあら

リトアニア、中国製スマホの使用中止を勧告

●「チベット、台湾、民主」といった言葉の検閲機能を発見 ●調査対象の中ではファーウェイとシャオミのモデルに問題 リトアニア防衛省は21日、消費者に対し、中国製スマートフォンを買わないよう呼びかけた。政府による調査の結果、

トルコ初の国産通信衛星、米スペースXに打ち上げを委託

●23年に「テュルクサット6A」を「ファルコン9」ロケットで発射 ●「自前の通信衛星を生産できる国の仲間入り」=トルコ運輸相 トルコのアディル・カライスマイルオール運輸インフラ相は17日、初の国産通信衛星「テュルクサット

トルコ中銀、デジタル通貨の実証試験で提携

●現行の決済インフラの補完的システムという観点から調査 ●試験結果は来年発表の予定 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発プロジェクトに取り組むトルコ中央銀行(CBRT)は15日、実証試験に向けて、国内の情報通信技術

中国のバッテリー部品メーカー、ハンガリー工場が着工

●投資額は約1.8億ユーロ、稼働開始は2023年の予定 ●リチウムイオン電池用のセパレータフィルムを生産 中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技:Semcorp)はこのほど、ハンガリー東部デブレツ

シュコダ自が9月末に生産を一時停止、半導体部品不足を受け

●同社は8月にも1週間の生産調整を実施 ●トヨタ自動車は21日に生産再開 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が9月末、国内工場での生産を1週間停止する。長引く車載電子機器向け半導体部品の不足が

半導体のメレキシス、ブルガリア拠点を拡張

●成長戦略の一環、世界的な半導体不足に対応する狙いも ●7500万ユーロを投じ、ソフィア拠点の面積を3倍に拡大 半導体の開発製造を手がけるベルギーのメレキシスが、ブルガリアのソフィアにある生産・研究開発(R&D

露ズベル、デジタル技術関連子会社の上場を検討

●ヤンデックス、メール・ル、オゾンなどは国外で上場済み ●ズベルのデジタル事業の上期最終損益は192億ルーブルの赤字 ロシアの国営金融・テクノロジー大手ズベルはこのほど、デジタル技術関連子会社の一部を上場させる方針を明ら

エドテックサービス開発 トルコ

2017年設立のエドテック企業。7歳~14歳の子供向けに、自作を通じて先端技術に触れられる学習キットを開発提供している。ロボットや自動運転車などを自分で組み立てることで技術への理解を深めるとともに、オンライン学習プラット

ヤンデックス、年内にモスクワで完全自動運転車の試験開始

●無人タクシー実用化に向けた最初のステップ ●年内の法改正を経て、公道走行の規制が解除される見通し ロシアIT大手のヤンデックスは8日、完全自動運転車の公道走行試験を年内にモスクワ市内で開始すると発表した。同社が事業化を

ロスアトム、風力発電設備の国産化を推進

●国産化比率を現在の80%から85%まで引き上げ ●23年までに最大4.5MWの発電容量を持つ設備の量産を開始 ロシア原子力公社(ロスアトム)は7日、風力発電設備の国産化を進める計画を発表した。風力発電事業子会社ノバウィ

露新興企業エルチャージ、移動式充電車のサービス開始

●ミニバンを改造した「自走式充電器」による出前サービス ●英BPなど国際大手が運用を検討 ロシアの新興企業エルチャージ(L-Charge)がこの夏からモスクワで、「電動車(EV)充電の出前」サービスを始めた。独自開発の移

ポーランドの医療系スタートアップ、320万ドル調達

●カーディオマティクスは心電図の測定システムを開発 ●AIを活用し、短時間の分析を可能に 心電図の測定システムを開発するポーランドのスタートアップ企業カーディオマティクス(Cardiomatics)はこのほど実施したシー

チェコCEZ、大型EV用電池工場めぐる企業連合設立へ

●シュコダ自やアジア企業4社と交渉中 ●ギガファクトリーの建設費は20億ドルに上る見込み チェコ電力大手の国営CEZは25日、電気自動車(EV)用電池を大量生産する「ギガファクトリー」設置に向けた企業連合の設立について、

中東欧のEU加盟国、投資を通じた中国の影響力拡大を警戒

●「浸食資本」がEU全体に影響を及ぼす可能性 ●対外投資に秘めた中国の狙い、欧州で理解進む 中国が対外投資を通して中東欧諸国での影響力拡大を図るようになり久しい。同地域の国々の中国への対応は様々だが、同国への依存は投資受

ノキア、南東欧3カ国のコアネットワーク更新事業に参加

●蘭ユナイテッドの5G整備事業に関連して参加 ●両社は光通信および無線メッシュネットワークを地域に導入 フィンランドの通信機器大手ノキアはこのほど、ブルガリア、クロアチア及びスロベニアの通信ネットワーク向けの通信システム

ルーマニアのクラスターパワー、HSDCに着工

●投資額1.7億レウ(3,500万ユーロ)の半分弱を政府が助成 ●自家発電設備は日立ABBパワーグリッドなどが供給 ルーマニアの新興企業クラスターパワーはこのほど、クラヨバ近郊のミスキーでハイパースケールデータセンター(

露コグニティブパイロット、農業用ドローンで米国進出

●同社は国営金融・デジタルサービス大手ズベルの合弁 ●コンピュータービジョンやAI分野でのプロジェクトを開発 人工知能(AI)を使った自動運転技術でロシア大手のコグニティブバイロット(Cognitive Pilot)が、

チェコCEZ、ポーランド企業と提携でEV用充電スタンド設置

●スイス重電大手ABBの急速充電設備を導入 ●CEZは今後5年で充電ステーションを800カ所まで増やす計画 チェコ電力大手の国営CEZは3日、ポーランド石油大手PKNオルレンのチェコ子会社オルレン・ウニペトロルと提携し、

極東のシリコンバレー~ロシア

プーチン大統領の肝いりで進められているロシア版シリコンバレー計画。モスクワ郊外のスコルコボ・センターはよく知られているが、実は日本に近いところにもその拠点が整備されつつある。ウラジオストクと橋で結ばれるルースキー島がその

ウクライナ議会、eモビリティ産業振興の新法案可決

●新法はEVおよび関連製品の国内生産の後押しに向けたもの ●企業に対する減免措置などを導入 ウクライナ議会はこのほど、eモビリティ製品の生産促進に向けた法案を採択した。一連の法案にはeモビリティ産業の振興法案のほか、税法

米仮想通貨ソフト企業、セルビアにデータ保存を検討

●中部クラグエバツの国営データセンターに保存 ●米IBMも同センターの利用を表明 セルビア政府は20日、米国の仮想通貨用会計ソフトウエア開発企業のギルディッド(Gilded)が国営データセンターにデータの保存を検討してい

IoTソリューション開発 ハンガリー

主に製造業の中小企業向けに、IoT(モノのインターネット)に対応した生産監視ツールを開発提供している。工作機械など製造機器の挙動をセンサーで常時監視し、動作状況の分析やトラブルの検知を通じて生産効率の向上と改善を図る。中

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

米仮想通貨ソフト企業、セルビアにデータ保存を検討

●中部クラグエバツの国営データセンターに保存 ●米IBMも同センターの利用を表明 セルビア政府は20日、米国の仮想通貨用会計ソフトウエア開発企業のギルディッド(Gilded)が国営データセンターにデータの保存を検討してい

IoTソリューション開発 ハンガリー

主に製造業の中小企業向けに、IoT(モノのインターネット)に対応した生産監視ツールを開発提供している。工作機械など製造機器の挙動をセンサーで常時監視し、動作状況の分析やトラブルの検知を通じて生産効率の向上と改善を図る。中

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

米仮想通貨ソフト企業、セルビアにデータ保存を検討

●中部クラグエバツの国営データセンターに保存 ●米IBMも同センターの利用を表明 セルビア政府は20日、米国の仮想通貨用会計ソフトウエア開発企業のギルディッド(Gilded)が国営データセンターにデータの保存を検討してい

IoTソリューション開発 ハンガリー

主に製造業の中小企業向けに、IoT(モノのインターネット)に対応した生産監視ツールを開発提供している。工作機械など製造機器の挙動をセンサーで常時監視し、動作状況の分析やトラブルの検知を通じて生産効率の向上と改善を図る。中

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

ロシア、AI活用の人工眼プロトタイプを開発

●カメラ画像を脳の理解できる信号に変換し、物体の輪郭を提示 ●2024年の臨床試験を予定、価格は10万米ドルの見込み ロシアのハイテクパーク「スコルコボ」に入居する新興企業センサー・テック(Sensor-Tech)はこの

韓国水力原子力、ポーランド原発計画への参加に意欲

●最新式の「改良型加圧水型炉」を売り込み ●同国初の原発は2033年に稼働の予定 韓国国営の韓国水力原子力発電(KHNP)が、ポーランドの原子力発電計画への参加に強い意欲を示している。現地情報サイト「エネルゲティカ24」

ウルトラキャパシタのスケルトン、新たに2,900万ユーロを獲得

●総資本は1.2億ユーロ超に ●現在、ウルトラキャパシタの弱点をカバーする新製品を開発中 ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手掛けるエストニアのスケルトン・テクノロジーズは1日、シリーズDの追加ラウン

露ズベル・グループ、6人乗りの無人ロボタクシーを開発

●乗用車と同サイズの「フリップ」、貨物輸送や宅配にも利用可 ●価格などは不明、公道走行試験は今後実施 ロシア金融・テクノロジー大手ズベルのモビリティ技術部門ズベルオートテック(SberAutoTech)はこのほど、6人乗

自律型ロボット開発 エストニア

駐車場の白線表示(ライン塗装)を行う自律型ロボットを開発している。欧州独自の衛星測位システム「ガリレオ」を活用し、誤差1~2センチメートル内の測定精度で塗装作業を行える。一般的な方法の7倍速く作業できるほか、2~4人必要

遠隔医療ソリューション開発 ポーランド

人工知能(AI)と無線通信機能に基づく遠隔医療ソリューションを提供する。主力製品の「ステトミー電子聴診器」は肺や心臓の異常を検出するシステムで、特に子供の喘息を親が容易に監視できることを目的に開発された。AIによる聴診音