中東欧マクロ経済

チェコのインフレ率が3カ月ぶり上昇、9月0.4%に

チェコ統計局(CSU)が9日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.4%上昇し、上げ幅は市場予想平均の0.3%を上回った。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。燃料価格が大きく下落したものの、嗜好品や余暇商品が値 […]

世銀、ロシア経済見通しを下方修正

世界銀行は9月30日、ロシアの今年の予想成長率をマイナス3.8%とし、従来の同2.7%から下方修正した。来年についてもプラス0.7%からマイナス0.6%に引き下げ、中長期的な景気後退のリスクを指摘した。 下方修正の理由と

ハンガリー失業率、6-8月期は6.7%

ハンガリー中央統計局が9月29日発表した2015年6-8月期の失業率は6.7%となり、前年同期から1ポイント低下した。15~64歳の失業者数は30万2,900人で、3万9,000人減少した。 年齢別では、15~24歳の若

ルーマニア14年平均給与、7.6%上昇

ルーマニア統計局はこのほど、2014年の平均給与は月額2,328レウ(約530ユーロ)となり、前年比で7.6%上昇したと発表した。女性の平均給与は男性を178レウ下回った。平均給与が最も高かった業種は金融・保険サービスだ

7月の対トルコFDI、33.9億ドルに

トルコ経済省は9月30日、7月期の外国直接投資額(FDI)は33億9,000万米ドルに上ったと発表した。1-7月期では97億1,000万ドルとなり、前年同期から22%増加した。1-7月期の純資本流入額は74億ドルだった。

トルコのインフレ加速、9月物価は7.95%上昇

トルコ統計局(TUIK)が5日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.95%上昇した。政府目標の5%はおろか、過去12カ月の移動平均値(7.8%)も超えるもので、来月1日の議会選挙を前に経済の見通しが一段

EBRD、ウクライナのナフトガスに3億ドル融資へ

欧州復興開発銀行(EBRD)の理事会は9月30日、ウクライナの国営ガス会社ナフトガスへの融資枠を3億米ドルまで拡大することを承認した。この冬の需要が見込まれる天然ガスを欧州市場で調達する資金に充てられる。 EBRDは昨年

8月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が15日発表した8月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(2万3,559台、前年同月比17.8%増)が最も多く、チェコ(1万8,278台、31.1%増)、ルーマニア(7,3

8月のスロバキア失業率11.3%、09年6月以来で最低に

スロバキアの失業率が改善を続けている。8月は11.32%と、前月の11.46%から0.14ポイント低下し、2009年6月以来で最低の水準となった。リヒター労働相は、政府による雇用政策が奏功したとみている。 労働相は、「雇

ブルガリア、道路通行料徴収に電子システム導入へ

ブルガリアのパヴロワ地方開発相は先ごろ、トラックの道路通行料電子徴収システムを2017年から導入する方向で関係各省と協議していることを明らかにした。また、乗用車の通行料徴収方法を18年を目途に、現行のヴィネット(料金一括

ウクライナ、政策金利を22%に利下げ

ウクライナ中央銀行は24日、政策金利を5ポイント引き下げて22%とすることを決め、25日に新金利を適用した。利下げは先月末の3ポイント引き下げに続くもの。通貨フリブナの対米ドル為替相場の安定と、インフレリスクの後退を受け

ユーロ圏建設業生産高、7月は1.8%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の7月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で1.8%増となり、2カ月ぶりに伸びを記録した。前月は1.3%減だった。(表参照) 分野別では建築が1.3%増、土

チェコ生産者物価、8月は3.7%低下

チェコ統計局(CSU)が16日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比で3.7%減となり、下げ幅は前月の3%より拡大した。 下落幅が大きかったのは「薬品・化学製品」の11.1%で、「乳製品」(10.4%)、「エネルギー」

ハンガリー鉱工業生産、7月は3.4%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した7月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比3.4%増だった。上げ幅は6月の6.0%から2.6ポイント縮小し、昨年10月以来、最低の水準となった。前月比(稼働日、

ハンガリー、8月のインフレ率がゼロに

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した8月のインフレ率は前年同月比0%となり、前月の0.4%から縮小した。エネルギー価格の下落が主因。 食品価格は前年同月比で0.9%上昇した。サービスは1.7%、耐久消費財は1.3

セルビア中銀が利下げ、史上最低の5%に

セルビア中央銀行の国立銀行は11日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の5%とした。利下げは2カ月連続。インフレ率がなおも目標値を下回っていることから追加利下げに踏み切った。 同国の8月のインフレ率は2.1%

トルコのQ2成長率、予想を上回る3.8%

トルコ統計局(TUIK)が10日発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで3.8%増加し、ロイター通信集計のアナリスト予想を0.35ポイント上回った。自動車、家電、住宅などの需要好調で民間消

トルコ鉱工業生産、7月は0.3%増

トルコ統計局(TUIK)が8日発表した7月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で0.3%の増加にとどまり、過去6カ月間で最低となった。上げ幅は6月の4.9%から4.6ポイント縮小した。前月比(季節・稼働日調整済み

セルビア中銀が利下げ、史上最低の5%に

セルビア中央銀行の国立銀行は11日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の5%とした。利下げは2カ月連続。インフレ率がなおも目標値を下回っていることから追加利下げに踏み切った。 同国の8月のインフレ率は2.1%

中東欧の大手企業、14年売上高は2.1%増

企業信用力調査会社のコファスが1日発表したリポートによると、中東欧大手500社の昨年の売上高は前年比で2.1%増加した。同地域の平均経済成長率2.5%に沿った数値で、経済が好調な様子がうかがえる。 失業率の低下、賃金上昇

トルコとロシアが行動計画に調印、貿易拡大に向け

トルコ商工会議所連合(TOBB)とロシア産業家企業家連盟(RSPP)は6日、両国間取引の拡大に向けた行動計画に調印した。2020年までに貿易高を1,000億米ドルに引き上げる両国の共同目標に沿うもので、自由貿易協定(FT

トルコのインフレ加速、8月物価は7.14%上昇

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した8月のインフレ率は前年同月比7.14%となり、前月の6.81%から0.33ポイント上昇した。生鮮食品の値上がりが物価を押し上げた。 構成品目の中でも大きい比重を占める「食品・ノンアル

ベラルーシ石油化学大手、ルーブル下落で為替差損

ベラルーシの石油化学大手ベルネフチキム(Belneftekhim)のパブロフ社長は2日、国営通信社ベルタに対し、ロシアから輸入する石油の支払い通貨であるルーブルの下落により為替損失が発生していることへの懸念を示した。ただ

EBRD、アルメニアの事業環境向上に官民政策対話を活用

欧州復興開発銀行(EBRD)は1日のプレスリリースで、アルメニアにおける事業環境改善のために官民の政策対話を活用し成果を上げていると発表した。同行は2007年以来、産業界と政策担当者の間の対話を促進するプラットフォームを

トルコ、繊維輸出で世界6位

トルコ統計局(TUIK)が8月25日発表した最新のレポートによると、同国は2014年の繊維・衣料の輸出で世界第6位となった。輸出額は295億米ドルで、同国の輸出全体の18.7%を占めたほか、世界全体の輸出額の4%を占めた

露経済相、GDP予測マイナス3.3%に下方修正

ロシアのウリュカエフ経済相は8月25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済閣僚会合などに参加するため訪問中のマレーシアで、ロシアの今年の経済成長率がマイナス3.3%になるとの予測を明らかにした。原油価格の低迷が続いて

ウクライナがデフォルト回避、債務削減で民間債権団と合意

ウクライナのヤツェニュク首相は8月27日、債務削減に向けた交渉で欧米の民間債権団と合意したと発表した。同国はこれによりデフォルト(債務不履行)を回避。今後は国際通貨基金(IMF)などからの金融支援を仰ぎ、親ロシア派勢力と

ポーランドの4-6月期成長率3.6%、内需が貢献

ポーランド中央統計局が8月28日発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP、名目ベース、季節調整値)の第2速報値は、前年同期比で3.6%の増加となり、14日発表の第1速報値と同じ水準となった。前期比では0.9%増加

ポーランド失業率、5カ月連続で改善

ポーランド中央統計局が8月25日発表した今年7月の失業率は10.1%となり、前月の10.3%から0.2ポイント改善した。失業率の低下は5カ月連続。前年同月は11.8%だった。 総失業者数は159万人と先月の162万人から

ハンガリー失業率の改善続く、5-7月期は6.8%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が8月28日発表した2015年5-7月期の失業率は6.8%となり、前年同期から1.2ポイント低下した。15~64歳の就業者数は過去23年で最高の422万4,000人に増加した。4-6月期比で

クロアチア、スイスフラン建てローンの切り替え検討

クロアチア政府がスイスフラン建て債務のユーロ建てへの切り替えを検討している。スイスフランの高騰で同通貨建てローンの返済負担が増大化している問題を受けた措置。ロイター通信などが8月25日報じたところでは、9月中に関連法案を

カザフが変動相場制に移行、原油安・中露の通貨安に対応

カザフスタンのカリム・マシモフ首相は20日、外国為替制度の変更を発表した。同日付で通貨テンゲの変動に許容幅を設定する仕組みを廃止し、完全変動相場制に移行する。原油価格の低迷や、ロシアと中国の通貨安に対応することが狙いで、

ルーブル安、ロシア自動車メーカーを圧迫

ロシアの自動車産業がルーブル安に苦しんでいる。輸入部品価格の高騰を受け国内販売価格の引き上げを強いられると共に海外での価格競争力を失いつつあるためだ。 ロシアの国内市場は最近の原油安とウクライナ危機を受けた欧米の制裁措置

ハンガリー鉱工業生産、6月は6%増

ハンガリー中央統計局(KSH)がこのほど発表した6月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で6.0%増加し、6カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は5月の6.2%から0.2ポイント縮小した。前月比(稼働日

チェコ最低賃金、来年は7.6%引き上げ

チェコ政府は20日、最低賃金を来年1月1日付で7.6%引き上げることを閣議決定した。月額最低賃金は昨年に続き700コルナ引き上げられ、9,900コルナ(360ユーロ)となる。 チェコの最低賃金は、EUではリトアニア、ブル

ルーマニア、4-6月期GDPは3.7%増

ルーマニア統計局がこのほど発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP、季節調整後)は前年同期比で3.7%増となり、伸び率は前期を0.1ポイント下回った。前期比では0.1%の増加にとどまった。 上半期(1-6月)のG

トルコ消費者信頼感指数、6年来で最低に

トルコ統計局(TUIK)が21日発表した8月の消費者信頼感指数は62.35となり、前月の64.66から3.6%低下した。政情不安や国内の治安悪化、通貨リラ下落など、先行きの不透明感が広がる中、2009年4月以来で最低の水

ウクライナ、最低賃金を全額非課税に―財務省が検討

ウクライナのマケイエヴァ副財務相は19日、地元ニューステレビ局『Channel 24』とのインタビューで、法定最低賃金に課す所得税を2016年1月から全額非課税とする方針であることを明らかにした。現在、最低賃金は609フ

カザフが変動相場制に移行、原油安・中露の通貨安に対応

カザフスタンのカリム・マシモフ首相は20日、外国為替制度の変更を発表した。同日付で通貨テンゲの変動に許容幅を設定する仕組みを廃止し、完全変動相場制に移行する。原油価格の低迷や、ロシアと中国の通貨安に対応することが狙いで、

ハンガリーQ2成長率、2.7%に減速

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値、暦調整後)は前年同期比で2.7%増となり、前期伸び率を0.8ポイント下回った。エコノミスト予想(3.0~3.2%)にも届かず

チェコ経済加速、7年来で最高の伸び

チェコ統計局(CSU)が14日発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比で実質4.4%拡大した。2007年10-12月期以来で最大の伸び率となり、成長の加速が鮮明となった。前期比では0.9%拡

トルコ失業率、実質で上昇

トルコ統計局(TUIK)が17日発表した2015年4-6月期の失業率は9.3%となり、3-5月期の9.6%から0.3ポイント改善した。失業率の低下は2期連続。ただ、季節調整値で9.9%から10.2%へ悪化したほか、前年同

ロシアが景気後退入り、4-6月GDPは4.6%減

ロシア統計局は10日、2015年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比4.6%減だったと発表した。前期の2.2%減に続く2四半期連続のマイナス成長となり、景気後退に陥った。 ロシアでは4-6月期の鉱工業生産

ロシア経済、制裁による影響はGDPの9%に相当=IMF

国際通貨基金(IMF)は3日、ウクライナ紛争をめぐる欧米諸国の対ロ制裁とロシアによる報復措置が続いた場合、ロシア経済が受ける影響は合計で国内総生産(GDP)の9%に相当するとの見解を示した。中期的な経済成長見通しは年1.

ハンガリー失業率、4-6月期は6.9%

ハンガリー中央統計局が7月29日発表した2015年4-6月期の失業率は6.9%で、前年同期から1.2ポイント改善した。失業者数は31万400人で4万8,900人減少した。 年齢別では、15~24歳の若年層の失業率が2.9

トルコの7月インフレ率、過去26カ月で最低に

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した2015年7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.81%の上昇にとどまり、2013年5月以来で最低を記録した。CPIは今年5月の8.09%をピークに、2カ月連続で下落した。 品

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