東欧市場における自動車工業界の動き

ハンガリーで「ラーダ」再発売、11月から

ロシア自動車最大手アフトワズ(AvtoVAZ)は14日、ハンガリーで「ラーダ」ブランド車を再発売すると発表した。年内に3モデルを投入し、来年に3モデルを追加する。他の欧州諸国での販売も視野に入れる。 アフトワズは今月1日 […]

スズキ、ハンガリー販売台数10%増を予測

スズキのハンガリー子会社マジャール・スズキはこのほど、今年の国内販売台数が前年比で約10%増加するとの予測を明らかにした。輸入モデルがけん引する見通しだ。 マジャール・スズキは昨年、ハンガリーで4,735台を販売した。こ

露自動車市場、下半期は回復見通し=フォードロシアCEO

米自動車大手フォードのロシア合弁会社フォード・ソレルスのカニス最高経営責任者(CEO)は14日、現地紙『ヴェードモスチ』とのインタビューで、今年の同国の自動車市場は下半期に復調するとの見方を示した。販売数の下落傾向は8月

ベラルーシ、日本企業の投資拡大に期待

ベラルーシのマトゥシェフスキ副首相は14日、首都ミンスクで開かれた同国と日本のビジネス会合で、ハイテク、製造、農業、物流などの分野での日本企業による投資拡大への期待を表明した。同副首相は両国の提携が不十分だとも指摘し、ベ

6月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が16日発表した6月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(3万390台、前年同月比18%増)が最も多く、チェコ(2万1,315台、17.3%増)、ルーマニア(8,630台、

シュコダ自の世界出荷台数、上半期は4.2%増

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は13日、チェコ子会社であるシュコダ自動車の2015年上半期(1~6月)の出荷台数が前年同期比4.2%増の55万4,300台となり、上半期として過去最高を更新したと発表した。欧州市

GAZ、新型「PAZ」の量産開始

ロシアの商用車最大手GAZは13日、外観を刷新した小型・中型バス「PAZ」シリーズの新モデルの量産を開始した。これまでは通常モデルより高い価格でオプション販売してきたが、従来モデルの量産を停止し、新モデルを通常価格で販売

コンチテック、セルビア工場を大幅に拡張

独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテックは8日、セルビア北部のスボティツァ工場に新しい生産棟を建設する計画について、セルビア政府と相互協力協定の趣意書に署名した。同工場の受注好調を受け、

ハンガリー新車登録、6月は17%増

英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが先ごろまとめたハンガリーの6月の新車登録台数は8,828台となった。伸び率は前年同月比17%で、5月の2%から大幅に拡大した。内訳は乗用車が7,371台、3.5トン以下の小型商

トヨタ・プジョーのチェコ合弁会社、上期は38%増産

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社であるTPCAは7日、今年上半期の生産台数が11万4,694台となり、前年同期から38%増加したと発表した。全3ブランドでモデルチェンジを実施したことが増産につな

シュコダ自、低排出技術の研究施設を整備

チェコのシュコダ自動車は10日、本社のある北部ムラダー・ボレスラフで、エンジンの低排出ガス技術の開発拠点となる新研究開発(R&D)センターの定礎式を行った。親会社であるフォルクスワーゲン(VW)と共同で約1,1

シュコダ自快走、上半期販売台数4.3%増加

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が快走を続けている。13日発表の2015年上半期販売台数は54万4,300台となり、前年同期を4.3%上回った。モデルチェンジの成功で西欧・中欧の実績が伸び、

トヨタのトルコ子会社、ロシア市場の不振で輸出30%減

トヨタ自動車のトルコ子会社は9日、2015年上半期の輸出台数が4万2,433台となり、前年同期から30%減少したことを明らかにした。主な出荷先であるロシア市場の不振が響いた。今後、トルコ国内や欧州諸国で販売を強化し、落ち

露GAZ、スルグトネフチェガスから「ウラル‐M」116台受注

ロシア商用車最大手のGAZは3日、同国石油・ガス大手のスルグトネフチェガスに「ウラル‐M」シリーズのトラック116台を納入すると発表した。トラックや作業員の送迎バスのほか、クレーンやドリル、コンクリートミキサーなどを設置

ソルベイ、ポーランドにシリカ工場を開所

ベルギー化学大手のソルベイは1日、ポーランド中部のブウォツワベクに建設した高分散シリカ(HDS)工場の開所式を行った。シリカはタイヤの補強材に使われており、車両の燃費を改善する効果がある。ソルベイはポーランド工場の開設に

ベルリンで電気バス4台が試験運行開始

ドイツのベルリンで7月1日、ポーランドのバス製造大手ソラリスの電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」4台が試験運転を開始した。ベルリンの路線バス204番線(走行距離6.1km、停留所18カ所)を走行する。今夏中ごろから

露ガスプロム、蘭ガスユニーとLNGプロジェクトで協力

ロシア国営ガス会社のガスプロムは2日、オランダのガスユニー(Gasunie)と小規模な液化天然ガス(LNG)事業に関する枠組み合意書に署名した。LNGの受入基地や充填スタンドの建設、その他のインフラ整備に関する共同プロジ

アルセロールミタル、クラクフ鉄鋼所を改修・近代化

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル (ルクセンブルク)は7日、ポーランドのクラクフ鉄鋼所の改修・近代化工事に総額5 億ズロチ(1億3,000万ユーロ超)を投資すると発表した。アルセロールミタル・ヨーロッパが中東欧事業のコ

ロシア新車販売、通期予想を下方修正・36%減の155万台に

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は8日、2015年通期の国内新車(乗用車・小型商用車)販売が前年比36%減の155万台にとどまる見通しと発表、年初予想(前年比24%減の189万台)を大幅に下方修正した。残り6カ月も消極

GAZ、「PAZ」で特別割引セール実施

ロシアの商用車最大手GAZは3日、同社の小型・中型バス「PAZ」を対象に特別割引セールを実施すると発表した。3つのプログラムを合わせると1台当たり最大31万ルーブルの割引を受けることができる。7~9月までロシア全土で実施

フォードのロシア合弁、新型「フォーカス」の生産開始

米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルスの合弁会社フォード・ソレルスは7日、サンクトペテルブルグ近郊のフセヴォロシスク工場で新型「フォーカス」の生産を開始した。ロシア市場向けにセダン、ハッチバック、ワゴンの3

ブダペスト空港、構内サービス車にEV採用

独空港運営大手アヴィ・アライアンスのハンガリー子会社で、ブダペスト国際空港を運営するブダペスト・エアポートは3日、空港内を走行する専用車両を電気自動車(EV)に切り替えると発表した。5年間で100台を購入する計画だ。車種

アウディ、ハンガリー物流拠点を拡張

独高級車大手アウディはこのほど、ハンガリー北西部ジェールにある物流拠点を拡張すると発表した。物流プロセスの改善と部品の需要増大への対応が目的。倉庫棟やターミナルを新設するほか、周辺の物流インフラも整備する。床面積は今年中

スロバキア政府、「空飛ぶ車」開発を支援

スロバキア政府は1日、同国のエアロモービル社が進める「空飛ぶ車」の開発プロジェクト(834万ユーロ規模)に約600万ユーロを拠出する計画を承認した。同社は2017年から空飛ぶ車の一般販売を予定しており、実用化へ向けた研究

自動車産業支援を拡大、1.5倍の150億ルーブルに

ロシア政府は3日、自動車メーカーに対する支援枠を150億ルーブル(2億6,900万米ドル)に拡大すると発表した。景気冷え込みによる自動車販売の激減に対応するもので、今年3月発表の予算を50%引き上げた。 ロシア経済は今年

ポーランドのソラリス、「トロリーノ」シリーズが1000台に

オーストリアのザルツブルク市で6月23日、ポーランドのバス製造大手ソラリスが納車したトローリーバス「トロリーノ18」が運行を開始した。同車両は「トロリーノ」シリーズの1,000台目になるという。 ザルツブルク市の公共事業

GAZのLIAZバス、国連協定規則の認証取得

ロシア商用車大手のGAZは6月25日、同社の低床式バス「LIAZ‐529222」が国連欧州経済委員会(UNECE)の自動車の構造および装置に関する規定のうち第107号の認証を取得したと発表した。国際規定の取得により、輸出

VW、スロバキア工場でチェアレス・チェアを試験導入

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、スロバキアのブラチスラバ工場で作業員の足の負担を軽減し、姿勢を良くする効果がある「チェアレス・チェア」のプロトタイプを試験導入している。炭素繊維複合材(CFRP)を材料にした外

GAZ

ロシア商用車大手のGAZは6月19日、「LIAZ」シリーズの圧縮天然ガス(CNG)バス144台をニジニ・ノヴゴロドに供給すると発表した。「LIAZ‐5256」90台と「LIAZ‐5293」54台を今秋までに納車する。リー

現代自動車チェコ、SUV「ツーソン」の新モデル生産を開始

韓国の現代自動車は先ごろ、SUV「ツーソン」の新モデルの生産をチェコ北東部のノショヴィツェ工場で開始した。当初の年産台数は10万6,000台。16年には20万台に引き上げ、同社のチェコでの総生産台数の6割を占めることにな

リトアニアのミニバスメーカー、新工場を開所

リトアニアのミニバス・特殊車両メーカーのアルタス・コメルツィニス・トランスポルタスは先ごろ、ヴィリニュス近郊に新工場を開設した。投資額は約300万ユーロで、ミニバスの月産能力を従来の8台から30台に拡大する。 アルタスは

ロシア自動車市場は引き続き縮小、国産ブランドも苦戦

ロシアで自動車販売の低迷が続いている。欧州ビジネス協会(AEB)が先ごろ発表した5月の新車販売台数は前年同月比約37.6%減となり、4月の41.5%減に続く大幅な落ち込みとなった。全てのメーカーが販売台数を大きく落とす中

伊フィアット、小型モデル「Aegea」をトルコで生産

トルコ投資庁は6月22日、米伊資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)がトルコのコチ・ホールディングと設立した合弁会社トファシュのブルサ工場で、新モデル「Aegea」を生産すると発表した。第1

シュコダ、チェコで「スペルブ」新モデルの生産開始

チェコ自動車メーカーのシュコダは6月22日、同国北部のクヴァシニ工場で中型車「スペルブ」のステーションワゴンモデル、「スペルブ・コンビ2.0TDI」の生産を開始したと発表した。新モデルは同クラスで最大級の車内スペースを確

ロシア新車市場、前年比25~50%縮小も=産業貿易大臣

ロシアのデニス・マンツロフ産業貿易大臣はこのほど開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(6月18~20日)で、今年は国内の新車販売市場が前年に比べ25~50%縮小するとの予測を明らかにした。これまでは最大で25

ソラリス、オルシュティン市にトラム15台を供給

ポーランドのバス製造大手ソラリスは19日、ポーランド北部のオルシュティン市から受注した路面電車(トラム)「トラミノ」を披露した。2012年に受注契約を締結しており、今年末までに計15台を納車する。 オルシュティンに供給す

GAZ、国外自動車メーカーと受託生産について協議

ロシア商用車大手のGAZは国外自動車メーカー6~7社と受託生産向けて協議しているもようだ。米ゼネラル・モーターズ(GM)がロシア事業を大幅に見直し、GAZに委託していたシボレーモデルの生産中止を決めたため、他のメーカーか

GAZ、ズベルバンクと国外事業で協力

ロシア商用車大手のGAZはこのほど開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(6月18~20日)で、同国最大手銀行の国営ズベルバンクと国外市場における協力関係についての一般協定を締結した。車両の輸出販売やリース事業

ロシアン・マシーンズ、グロナスと提携合意

ロシア複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズはこのほど開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(6月18~20日)で、ロシアの衛星測位システム「グロナス(GLON

シュコダ自、新型スペルブSWの生産開始

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は6月22日、チェコのクバシニ工場で新型「スペルブ」のステーションワゴンモデルの生産を開始した。同モデルは9月から市場投入する予定。 スペルブ・ステーションワ

SsangYong

韓国・双竜自動車 のロシア販売代理店サンヨン・カーディーラーシップは6月30日までの期間限定で双竜「アクティオン」(2014~2015年式モデル)を大幅ディスカウントするキャンペンを実施している。2014年式モデルで最大

5月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が16日発表した5月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(2万7,186台、前年同月比11%増)が最も多く、チェコ(1万8,113台、17.6%増)、スロバキア(6,596

マジャールスズキ、新モデル導入で大幅増産見通し

スズキ自動車のハンガリー工場は今年、生産台数が大幅に拡大する見通しだ。現地通信社MTIが17日、現地子会社マジャールスズキの工場長の談話として報じたもので、今年の目標生産台数である16万5,000台を1万~1万5,000

オペル、ハンガリーでのエンジン生産拡大へ

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルが、ハンガリーでのエンジン生産を拡大する。オペルのキュスパート副社長がこのほど、ハンガリー西部のセントゴットハールド工場でエンジン生産の累計800万台達成を記念して開

ロシア自動車大手GAZ、米GMに代わる提携先を模索

ロシア商用車最大手のGAZが米ゼネラルモーターズ(GM)に代わる新たな提携先を模索している。GMがニジニ・ノヴゴロドのGAZ工場におけるシボレー生産を販売台数の激減を受けて中止したためで、中国メーカーなど6~7社と交渉中

上部へスクロール