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2010/5/7

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタル、ドイツのトラック用タイヤ工場を閉鎖

この記事の要約

独自動車大手のコンティネンタルは4日、ハノーバーのシュテッケン地区にあるトラック用タイヤ工場を閉鎖すると発表した。同工場は2009年夏に閉鎖する方針を固めていたが、需要の回復状況を見て最終的な判断を下すとしていた。同社で […]

独自動車大手のコンティネンタルは4日、ハノーバーのシュテッケン地区にあるトラック用タイヤ工場を閉鎖すると発表した。同工場は2009年夏に閉鎖する方針を固めていたが、需要の回復状況を見て最終的な判断を下すとしていた。同社では、需要は回復基調にあるものの、同工場の稼働率を改善することはできないと説明している。

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閉鎖の方針を決めた1年前は783人の従業員がいたが、早期退職や配置転換、受け皿会社への移籍などで、現在は約210人まで減っている。同210人は工場閉鎖の決定を受けて受け皿会社に移る。

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コンティネンタルは中東欧諸国など低賃金国への生産移管を進めており、シュテッケン工場は国内では同社にとって最後のトラック用タイヤ工場だった。今回の決定により、国内工場はアーヘンとコルバッハにある乗用車タイヤ工場のみとなる。

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■ 2010年1-3月期決算、最終利益は2億2,800万ユーロ

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同日発表した2010年1-3月期決算の最終利益は2億2,800万ユーロとなり、前年の2億6,800万ユーロの赤字から黒字に転換した。売上高は前年同期比39.4%増の約6億ユーロに拡大。営業利益(EBIT)も4億9,440万ユーロの黒字を確保した(前年同期:1億6,500万ユーロの赤字)。

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同社は通期の売上高で前年比5%以上の増収を見込む。最大で10%の増収を達成できる可能性もあるとしている。一方、天然ゴムの価格上昇を背景に4-6月期はコスト負担が約2億5,000万ユーロ増える見通しも示した。

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